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ドジャース戦で前代未聞の出来事「何十年も野球やってますけど知らないルール」NHK解説者も驚愕

ドジャースの外野手、マイケル・コンフォート(32)が、危うくアウトになるところから立ち直るという珍しい出来事が発生しました。試合に「8番左翼」として出場し、3回に無死で右前打を放って出塁しました。その後、大谷翔平投手(30)の四球で二進し、ムーキー・ベッツ内野手(32)の右中間への飛球でタッチアップを狙い、二塁ベースへ戻りました。メッツの右翼手ソトが捕球体勢に入ろうとしたものの、中堅手テーラーが全力で打球を追い、偶然の交錯が発生。ボールは宙に浮き、「お手玉」のような状況に。捕球した瞬間よりも明らかにコンフォートのスタートが早かったのです。審判団がビデオ判定を行い、コンフォートのタッチアップが認められました。メッツ側には不満の様子がありましたが、試合は再開しました。NHK BSの中継では当初、コンフォートのスタートが早かったと指摘されていたため、判定に驚きの声が上がりました。元日本ハムの田中賢介氏は解説で「こんなことは年に1回あるかないかですよ。何十年も野球やってますが、知らないルールが2~3年に1回は出てくるんです。これはまさにそんな事例ですね」とコメントしました。その後の中継で「メッツのベンチがチャレンジをして、そのチャレンジが退けられました。ボールをキャッチしたのではなく、手の中にある時点で捕球と判断されたということです」と説明。これは公認野球規則にも明記されていると伝えられました。

【動画】解説者も知らんルールで大谷翔平らのタッチアップで珍事発生? 

MLB Japan公式Xから 一度こぼれるもノーバウンドで捕球。2塁走者の離塁を巡ってチャレンジとなるも、判定通りセーフとなりました。 #大谷翔平 も含めて好走塁です👏 👉タッチアップは最初の野手に触れた時点から離塁可能です。 これにより、例えば外野手がお手玉しながらボールを運んで進塁を阻むプレーなどが防止されます pic.twitter.com/iWqRT2be1y— MLB Japan (@MLBJapan) May 24, 2025

大谷翔平が関わった珍事の直後に豪雨…ドジャースが先制チャンスに雨で試合中断

ロサンゼルス・ドジャースとニューヨーク・メッツの試合は、珍しい判定が下された直後に悪天候で中断されました。試合開始直前から強い雨が降るなど、天候が不安定な状態でした。一時的に雨は弱まったものの、3回のドジャースの攻撃中に再び大粒の雨が降り始めました。2アウトで二塁と三塁にランナーを置いた場面で試合は中断され、内野のグラウンドにシートがかけられました。試合中断直前には、珍しい出来事がありました。1アウト一塁二塁という場面で、ドジャースの2番打者ムーキー・ベッツ選手(32)が右中間にフライを打ち上げました。二塁走者のマイケル・コンフォート選手(32)はタッチアップに備えて二塁ベースに戻りました。メッツの右翼手であるソト選手が捕球体勢に入ったものの、中堅手のテーラー選手が急いで飛球を追い、結果として両選手が交錯する形になりました。最終的にはテーラー選手が球を捕球しましたが、その際にボールが一度宙に浮いたこともあり、コンフォートのタッチアップのタイミングは早いと認められました。審判団によるビデオ判定の結果、コンフォートのタッチアップは有効と判断されました。これに対してメッツ側は納得がいかない様子を見せましたが、試合は再開されました。NHKBSの中継では「メッツのベンチがチャレンジを行いましたが、そのチャレンジは退けられました。キャッチとは、ボールが手の中にある時点で成立すると判断されたとのことです」と説明がありました。

宮本慎也氏、巨人坂本勇人に「もう1回やり直した方がいい」2軍調整続く不調の要因分析

元ヤクルトの宮本慎也氏(54=日刊スポーツ評論家)が、公式YouTube「解体慎書」を更新し、ファーム調整中の巨人坂本勇人内野手(36)について語った。「神宮での試合を何打席か見ましたけど、『頑張れ』というしかないですね。あまりいい状態ではないですね。もう1回、やり直した方がいいと思います」と話した。宮本氏は「バッティングフォームが、全然悪いです。ちょっと今のままでは厳しいです。もう1回、(2軍で)調整というのも仕方ないです。本当は上げたくなかったと思うんですよ。岡本が離脱したので、何とか坂本っていうのはあったと思うんですけど」と話した。4月15日に自らの意思で登録抹消になった坂本は、岡本の負傷離脱により7日に1軍昇格したものの、12日に再度登録抹消となった。復活のカギについて宮本氏は「バッティングフォームのメカニック的な部分を直さないと厳しいと思います。昔より、ピッチャーのボールも速くなってますし、レベルも上がってるんで、余計にそんな感じはあります」と打撃フォームの修正を挙げた。修正のポイントについて「1つではないですね。まずは思い切っていこうっていうところで、勢いをつけて振るんですけど、振る時に前にいっちゃうし、速い球を打ち返したというところで、右肩が出ちゃうんですよね。右肩は最後まで出たらダメなんですよ。最初に(右肩が)バンッと出るから、体から手が離れていくんですよ。バットが内側からも出ないし、インパクトする距離も少ないんですよ。若い時に打ってたままはできないんですけど、あのスイング軌道ができないと僕は打てないと思います」と指摘した。

伝説の左腕カーショー、コーヒー片手に威風堂々と敵地へ向かう! 278日ぶりの勝利へ挑む

ロサンゼルス・ドジャースの公式インスタグラムが、先発登板を迎えるクレイトン・カーショー投手(37)の球場入りの様子を紹介しました。カーショーは黒いジャケットに身を包み、左手にはコーヒーを持ち、敵地シティーフィールドに登場しました。両耳にヘッドホンを着用し、ベテランらしい落ち着いた佇まいを見せています。通算212勝を誇るカーショーは、昨シーズンオフに左足のつま先を手術した後、5月17日(日本時間18日)の本拠地エンゼルス戦で260日ぶりにマウンドに立ちました。その時は4イニングで5安打3四球、5失点と苦しい内容でしたが、「ドジャースタジアムで投球できて、結果はどうあれ特別な経験となった。今後より良い投球を目指す」と語りました。メジャー史上20人目となる通算3000奪三振まであと「30」と迫っており、今日の試合で勝利を収めることができれば、2022年8月18日(19日)のカージナルス戦以来、278日ぶりの白星となります。

大谷翔平 山本由伸 千賀滉大の侍トリオが集結 大谷は「ボケ」て笑顔で合流

メジャーでもタイトル争いの有力候補の侍トリオが集結した。試合前の練習中、ブルペン投球を終えたメッツ千賀滉大投手(32)を、ドジャース山本由伸投手(26)が待ち構えて再会した。その後、キャッチボールのためにド軍大谷翔平投手(30)がグラウンドに登場。当初は千賀に気が付かないで通り過ぎる「ボケ」を見せるなど、笑顔で合流した。現在、ナ・リーグの本塁打数トップタイの大谷と、防御率1位の千賀、同2位の山本が顔をそろえる豪華なスリーショットが実現した。その後、大谷はキャッチボールを開始。千賀と山本は小雨が振る中、約40分間にわたって談笑した。【ライブ速報】メッツ-ドジャース

大谷翔平、ニューヨークの球場にホワイトコーデで颯爽と登場—自信に満ちた表情と完璧なヘアセットで堂々と!

ドジャースの公式インスタグラムが、大谷翔平投手(30)が球場に向かう様子を公開しました。ニューヨークの地に、全身ホワイトで登場。白いTシャツに白のジャケットを羽織り、パンツもホワイトに近いベージュ色でまとめています。髪型も完璧にセットされ、左肩にはショルダーバッグを掛け、自信に満ちた姿勢で敵地に乗り込みました。ドジャースとメッツの対戦は、昨シーズンのナショナルリーグ・チャンピオンシップシリーズ以来となります。ドジャースはその際、4勝2敗でメッツを下し、ワールドシリーズへと駒を進めました。

大谷翔平、25日に手術後初の実戦形式での対打者投球へ ロバーツ監督「大きな進展」

「二刀流」としての完全復活を目指すロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平投手(30)が、24日(日本時間25日)に打者を相手にした実戦形式での投球練習を行うことが決まりました。この情報は、ロバーツ監督が試合前に明らかにしたもので、予定されている投球数や対戦する打者は未定です。これが大谷にとって、2023年の右肘手術後初めての実戦的な投球となります。大谷はすでにブルペンでスライダーを投げ始めており、ほぼ全ての球種を投げられる状態です。この日もキャッチボールなどで念入りに調整しました。ロバーツ監督は「翔平にとって大きな進展だ。次のステップについてはまだ未定」と語りました。

【中日】井上一樹監督「オレの采配ミスだわ。すべて」好機に1本出ない責任を背負う/一問一答

中日ドラゴンズが延長11回の末、阪神タイガースに競り負け、今シーズン初めて借金が5に膨らんだ。この試合では再三のチャンスを生かせず、2試合連続で今季11度目の完封負けを喫した。山本泰寛内野手(31)が5回1死一、三塁の場面で初球、セーフティースクイズの構えからボール球を見逃すと、三塁走者オルランド・カリステ内野手(33)が戻れずタッチアウトとなる痛恨のミスもあった。最終的に0-0の均衡は延長11回、5番手の藤嶋が3失点し、崩れた。井上一樹監督(53)の試合後のコメントは以下の通り。   ◇   ◇   ◇-5回1死一、三塁でカリステが刺されたのが痛かった。「今日は、そういう一つ一つを振り返ればいろいろとあったけど、総じてオレの采配ミス。いろんなチャンスがあっても点を取れなかった。それはオレの采配ができていなかったということ。どうしたら良かったのか、それぞれの動きがもう少しきちんとできていれば。今日はすべて、バントにしても走塁にしても、『こういうケースでは』と考える時に、信頼を置いて自分で采配を振ろうと思ったけど、結果的にこうなったのはオレの采配ミスだと思います。」-好投の先発涌井を援護したかった。「いや、それも含めて、やはりなんとか1点を取りたかったけど、結局取れなかった。今日、延長11回でいろんなチャンスがあったのに、その1点が奪えなかった。涌井(先発涌井選手)のピッチングは素晴らしかった。さらに付け加えるなら、涌井に申し訳ないことをしたかなと思います。」

【阪神】藤川監督 997日ぶり勝利投手の湯浅に「投手陣全員で勝ちを拾ってきた」/一問一答

阪神タイガースは、延長戦の末に連敗を食い止め、首位の地位を守り続けました。延長11回、代打の糸原健斗選手(32)が中日5番手の藤嶋投手から中前打を放ち、1死二塁から近本光司選手(30)が決勝打を放ちました。さらに、二、三塁の好機に森下翔太選手(24)が2点の二塁打を打ち、勝利を決定づけました。森下選手は先日の試合で左膝にボールを当てて心配されていましたが、スタメンで出場しマルチ安打を記録。投手陣は7回まで無失点で継投リレーを続け、3番手の湯浅京己投手(25)が1回無失点の好投で、難病を克服して初勝利を挙げました。レギュラーシーズンの勝利としては2022年8月30日の広島戦以来997日ぶりとなりました。阪神は4月29日からの中日3連戦では3連敗しましたが、敵地での連敗を止めました。試合後の藤川球児監督(44)のコメントは以下の通りです。    ◇   ◇   ◇ -厳しい展開で試合を制しましたね 「全員がゲームの中で全力を尽くしました。昨日、一昨日も試合の展開は非常に似ていて、その中で総力戦で耐えつつ、この1勝は非常に大きなものです」 -延長11回には大事な追加点を取りましたね 「全体を見て、どのチームも我慢の勝負ですが、ここで粘りを見せました」 -投手陣の粘り強さが光りました 「昔から変わりません。ナゴヤドームでドラゴンズと試合をするときは、選手たちの粘り強さを称えるべきです。素晴らしいです」 -先発の村上投手も良く頑張りましたね 「ウチの大黒柱の一人です。彼の姿は監督としても心強く、今の成績を見ても当然です。素晴らしい姿だと思います」 -湯浅投手が久々に勝利投手となりましたね 「彼自身にとってもチームにとっても重要な勝利です。リリーフ陣全員、投手陣全員で勝ちを掴み取った成果です」