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ドジャース5時間46分、延長13回勝利 大谷翔平絡む珍事、さらに珍事…有名タレント観戦/詳細

ドジャース大谷翔平投手は「1番DH」で先発出場。第1打席から投ゴロ、四球、空振り三振、一塁ゴロ、右前安打、右飛。5打数1安打1四球で、2試合ぶりのヒットを記録した。打率3割2厘。 試合はタッチアップを巡りまさかの珍事が連発。さらに雨で1時間38分、試合が中断するなどした。 延長戦タイブレークに突入。13回にテオスカー・ヘルナンデスの適時二塁打などで勝ち越し、ドジャースが3連勝した。計5時間46分の死闘を制した。 メッツ対ドジャース 観戦する松本伊代(左)と浅野ゆう子(撮影・滝沢徹郎) メッツ対ドジャース 観戦する松本伊代(中左)と浅野ゆう子(同右)=2025年5月23日  メッツ対ドジャース 延長13回の熱戦を制し笑顔でチームメートとタッチをかわすドジャース大谷(手前右)(撮影・滝沢徹郎) 2025年全本塁打写真特集 チーム12345678910111213計 ド00302000000027 メ00110000300005 大谷翔平第6打席 延長タイブレーク11回無死二塁 メッツ投手は右腕ギャレット 右飛に倒れたが、タッチアップで走者を三塁に進めた 大谷翔平第5打席 9回1死 メッツ投手は左腕カブレーラ カウント2-1から直球を打って右前打。この日初ヒット。盗塁はタッチアウトに メッツ対ドジャース 9回表ドジャース1死、大谷は右前打を放つ(撮影・滝沢徹郎) 大谷翔平第4打席...

菊池雄星、今季初勝利を遂げる 6回途中無失点で110球の熱投

エンゼルスの菊池雄星投手(33)がマーリンズ戦に先発し、5回2/3を無失点で今季初勝利を飾りました(4敗)。この試合での110球は今季最多で、彼の粘り強い投球を示しました。 試合開始直後、菊池選手は打者ラミレスを外角低めのフォーシームで空振り三振に仕留め、良いペースでスタートを切りました。2回では、5番ストワーズに左前打を許したものの、その後の打者を一邪飛、空振り三振、見逃し三振に抑え、安心感のあるピッチングを見せました。1点リードの3回も、1死から単打を許したものの、後続打者を右飛、左飛に打ち取り、走者を進めさせませんでした。 4回では四球と連打で二死一、二塁のピンチに陥りましたが、8番サンチェスをスライダーで一ゴロに打ち取り、3-0のリードを守りました。5回でも単打を許しましたが、無失点で切り抜けました。 6回、先頭から2連打を浴び、97球で無死一、二塁のピンチになりましたが、ロン・ワシントン監督の信頼を得て続投しました。次の打者である7番フォーテスをカーブで遊ゴロ併殺打にし、力強いガッツポーズを見せました。 その後、四球と暴投で二死満塁となり、110球に達した時点で5回2/3で降板しました。成績は7安打無失点、4四球4奪三振で、今季11試合目の先発で1勝4敗、防御率は3.17です。 チームは8連勝し、25勝25敗の4月24日以来の勝率5割に復帰しました。

浅村栄斗2000本安打を渡辺久信氏が祝福「仲間を応援していなかったら…」4番誕生秘話明かす

楽天の浅村栄斗内野手(34)がプロ野球通算2000本安打を達成しました。平成生まれの選手としては初めての快挙です。 2008年のドラフト3位で西武に入団した浅村選手。入団時の監督であった渡辺久信氏(現・日刊スポーツ客員評論家)が、祝福の言葉とともに「4番打者・浅村」の誕生秘話を語りました。   ◇  ◇  ◇ 浅村選手、2000本安打達成おめでとう。プロ入り時、私は監督として君を見ていました。甲子園での輝かしい姿も記憶に残っています。当時、西武のスカウトは一度君の名前を候補リストから外していましたが、その後の甲子園での活躍で再び注目を集めたことを思い出します。 1年目から君の実力は1軍で通用すると思っていました。しかし当時、ショートには中島宏之選手がいて、彼は簡単には交代しない選手でした。そのため、浅村が試合に出る機会が限られていました。だからこそ2年目までは少しずつ1軍の経験を積ませ、またファームでも打席を増やして成長を促しました。 君の強みは広角に大きな打球が打てることでした。一度、オフシーズンに体を大きくし過ぎて失敗した年もありましたが、そこから学びとなった試合があります。 打点王を獲得した年の横浜スタジアムでのDeNAとの交流戦(2013年5月28日)だったと記憶しています。相手は(三浦)大輔選手で、私たちは彼のようなタイプの投手には苦戦していました。守りを固めた際、ショートの浅村が送球ミスをし、2回に1点を取られることになりました。この時、私は他のコーチと話し合い、ゲームプランを再考しました。その試合では浅村を3回表だけで交代させたのです。 懲罰交代ではなく守備を固めたかっただけですが、浅村としては懲罰交代と感じたかもしれません。普段はおとなしい彼が、ベンチの最前列で大声を出し続けていたのは驚きでした。それが彼の一面でした。 次の日、打順の決定について考えました。その年の外国人選手は期待に応えられていなかったため、4番を誰にするか議論しました。他のコーチたちと、「浅村があそこまで声を出しているし、彼に任せてみるのもありではないか」と話し、前日に7番ショートだった彼をあえて4番ファーストで起用しました。結果、しっかりと2安打を放ち、4番に定着し、110打点を記録して打点王を獲得しました。 あの試合で彼が仲間を大声で応援していなかったら、翌日に彼を4番で使わなかったでしょう。あの試合、あの年が本当に浅村の転換点でした。なぜ大声を出したのか、彼には聞いたことがありません。 あの試合はプロ何年目だったのだろう? おそらく3年目だったかと。スマホで「浅村栄斗」と声検索したら一発で出てしまいます。普通「栄」は「ひで」と読みませんが、浅村選手のおかげで誰もが認識するようになりました。プロ4年目のことだったと気づきました。あれから12年が経ちます。浅村、本当におめでとうございます。(日刊スポーツ客員評論家)

センバツ王者横浜、専大松戸に敗れ公式戦連勝27でストップ

センバツで優勝した横浜高校(神奈川県)が専大松戸(千葉県)に敗北し、昨秋からの公式戦連勝記録「27」が途絶えました。横浜高校にとって、公式戦での敗北は昨年7月24日の夏季神奈川大会準決勝で東海大相模に敗れて以来、実に304日ぶりのことです。試合は3-3で迎えた7回1死二塁の場面で、3番手のピッチャーとして登板した最速152キロの右腕、織田翔希投手(2年生)が、専大松戸の土田悠翔外野手(3年生)に右越えの適時二塁打を打たれ、勝ち越しを許しました。織田投手はその後、打たせて取る投球で流れを作り出しましたが、専大松戸のエース、黒田隼投手(3年生)の緩急を活かした投球にあと1本が出ず、競り負けました。

ドジャース戦で驚きの珍事の連続 NHK解説者「野球規則の重要性を再認識」と苦笑い

タッチアップに関する珍しい出来事が、なんと2回連続で発生しました。スコア3-1の4回1死三塁のドジャースの守備の場面です。メッツのアロンソ選手が右飛を打ち上げると、三塁走者のマルテはタッチアップを試みましたが、本塁でタッチアウトの判定となりました。しかし、審判団は三塁手のマックス・マンシー選手(34)が走塁を妨害したとして得点を認めました。マンシー選手は飛球が上がった際、右翼手のT・ヘルナンデス選手が捕球するのを確認しようとしたマルテの視界を遮る形を取っていました。その前の3回には、1死一、二塁からタッチアップでまたもや珍事が起きています。2番打者のムーキー・ベッツ選手(32)が右中間に飛球を放ち、二塁走者のマイケル・コンフォート選手(32)はタッチアップに備えて二塁ベースに戻りました。飛球を追っていたメッツの右翼手と中堅手が交錯し、一度グラブに触れたボールが再び宙に浮く「お手玉状態」になり、最終的に捕球されたタイミングよりもコンフォートのスタートが早かったように見えました。当初はアウトとされましたが、ビデオ判定によりセーフとなりました。NHKBSでこの試合を解説していた元日本ハムの田中賢介氏は「ずっと野球をやってきたが、知らなかったルール」と困惑し、中継の中でそのルールが公認野球規則に明記されていることが紹介されました。その直後に、マンシー選手の珍しい守備妨害も発生しました。田中氏は「今日は様々なタッチアップが見られましたね。もう一度ルールを確認したいところです。野球規則がこんなに注目を浴びる日が来るとは」と苦笑いを浮かべていました。

鈴木誠也、13号3ラン含む5打数3安打で逆転勝利に貢献 打点46ナ・リーグ単独トップ再浮上

カブス鈴木誠也外野手(30)が今季13号3ランを含む3安打猛打賞で4試合連続安打をマークした。打点はこれで今季46となり、試合終了時点でナ・リーグ単独トップに再浮上した。敵地でのレッズ戦に「3番右翼」で出場。8-6の8回2死一、三塁の第5打席で、救援左腕スーターのフォーシームを左翼スタンドへ運び、2試合ぶりとなる13号3ラン。0-4の4回1死走者なしの第2打席では右の豪腕グリーンに対しスライダーを右二塁打とし、4番クローアームストロングの13号本塁打で生還。4-6の7回1死一、二塁の第4打席は、救援右腕サンティランに対しスライダーを左前打し、再びピートアームストロングの逆転14号満塁弾でホームインした。1回2死走者なしの第1打席は約163キロの速球を中飛、6回先頭の第3打席は見逃し三振で、5打数3安打、3打点3得点。マルチ安打は今季16度目で、3安打以上は5度目となり、打率は2割6分2厘となった。チームはクローアームストロングが2本塁打を含む3安打6打点と活躍するなど打線が爆発し、逆転勝ちで3連勝とした。【動画はこちら】鈴木誠也13号3ラン、左翼スタンドへライナーが突き刺さる――>>

水原一平被告の違法賭博モデルのドラマ「すべてが興奮ものの内容」で放映権が契約合意と制作会社

ドジャース大谷翔平投手(30)の元通訳、水原一平被告の違法賭博スキャンダルをモデルにしたドラマが、放映に向けて前進していると、複数の米メディアが23日(日本時間24日)に伝えた。制作を手がける米番組制作会社「ライオンズゲート」のケビン・ベッグス会長がインタビューで明かしたもので「ドラマの放映権はすでに契約合意している。詳細を詰める交渉の最中であるため、どこと契約を決めたかは言えない。しかし大きな進展があり、先行きは明るい」と話したという。同社は約1年前にこのドラマの制作を発表していたが、その後の進展については情報が出ていなかった。同会長は「正式に発表できる時期がきたら発表する。我々は制作するために、数多くのリサーチを行った。すべてが興奮ものの内容だ。制作を始めることを非常に楽しみにしている。契約パートナーが決まって喜んでいる」と話した。

春季関東大会準決勝 横浜-専大松戸、健大高崎-山梨学院/速報中

春季関東大会は決勝への切符をかけた準決勝が行われます。第1試合では、センバツ優勝で公式戦27連勝を誇る横浜高校(神奈川)と専修大学松戸高校(千葉)が対決します。そして第2試合は、群馬の強豪、健大高崎高校と山梨学院が激突します。 横浜-専大松戸 チーム123456789計 横浜200 2 専松200 2 【専】伊藤 【横】福井、片山 【試合経過】 横浜は1回表、1番の奥村凌選手が左前にヒット。続く2番小野選手も右前ヒットで無死一、二塁とチャンスを作り、3番の江坂選手が送りバントで1死二、三塁。4番為永選手が三邪飛で2死になるも、5番今村選手が右中間を破るタイムリースリーベースヒットを放ち、2点を先制 専大松戸は1回裏、1死から2番高見選手が左中間に二塁打を放ち、3番土田選手の右翼線へのタイムリー二塁打で1-2。4番牧野選手の左前ヒットで一三塁とし、5番吉岡選手が左犠飛で2-2の同点に追いつく 横浜は2回表、四球と送りバントで1死二塁とするも、9番福井選手は三振、1番奥村凌選手が左飛で無得点 専大松戸は2回裏、2死から1番長谷川選手が左安打。2番高見選手も左安打で続き、一、二塁のチャンスを迎える。しかし、横浜はここで2人目の片山選手を投入し、3番土田選手を三振に抑え無得点 横浜は3回表、3者凡退 専大松戸は3回裏、1死から5番吉岡選手が四球で出塁。送りバントで2死二塁とするが、7番森岡選手が右飛で無得点 横浜対専大松戸 専大松戸先発の伊藤(撮影・清水貴仁) 横浜対専大松戸 横浜先発の福井(撮影・清水貴仁) 横浜対専大松戸 1回表横浜2死2二、三塁、右中間へ先制の2点適時三塁打を放つ今村(撮影・清水貴仁) 横浜対専大松戸 1回裏専大松戸1死一、三塁、吉岡の左犠飛で生還する三走土田(撮影・清水貴仁)...

ドジャース戦で前代未聞の出来事「何十年も野球やってますけど知らないルール」NHK解説者も驚愕

ドジャースの外野手、マイケル・コンフォート(32)が、危うくアウトになるところから立ち直るという珍しい出来事が発生しました。試合に「8番左翼」として出場し、3回に無死で右前打を放って出塁しました。その後、大谷翔平投手(30)の四球で二進し、ムーキー・ベッツ内野手(32)の右中間への飛球でタッチアップを狙い、二塁ベースへ戻りました。メッツの右翼手ソトが捕球体勢に入ろうとしたものの、中堅手テーラーが全力で打球を追い、偶然の交錯が発生。ボールは宙に浮き、「お手玉」のような状況に。捕球した瞬間よりも明らかにコンフォートのスタートが早かったのです。審判団がビデオ判定を行い、コンフォートのタッチアップが認められました。メッツ側には不満の様子がありましたが、試合は再開しました。NHK BSの中継では当初、コンフォートのスタートが早かったと指摘されていたため、判定に驚きの声が上がりました。元日本ハムの田中賢介氏は解説で「こんなことは年に1回あるかないかですよ。何十年も野球やってますが、知らないルールが2~3年に1回は出てくるんです。これはまさにそんな事例ですね」とコメントしました。その後の中継で「メッツのベンチがチャレンジをして、そのチャレンジが退けられました。ボールをキャッチしたのではなく、手の中にある時点で捕球と判断されたということです」と説明。これは公認野球規則にも明記されていると伝えられました。

【動画】解説者も知らんルールで大谷翔平らのタッチアップで珍事発生? 

MLB Japan公式Xから 一度こぼれるもノーバウンドで捕球。2塁走者の離塁を巡ってチャレンジとなるも、判定通りセーフとなりました。 #大谷翔平 も含めて好走塁です👏 👉タッチアップは最初の野手に触れた時点から離塁可能です。 これにより、例えば外野手がお手玉しながらボールを運んで進塁を阻むプレーなどが防止されます pic.twitter.com/iWqRT2be1y— MLB Japan (@MLBJapan) May 24, 2025