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【日本ハム】首位から3位へ…今シーズン3度目の3連敗でオリックスとソフトバンクに先を越される

日本ハムは4月25日以来、今シーズン3度目の3連敗を喫し、首位から3位に後退しました。先発の金村尚真投手(24歳)は4回3失点と厳しい状況を乗り切れず、打線もソフトバンクの先発松本晴投手を攻略することができませんでした。結果、3回に敵失で1点を取るのが精一杯で、14三振を喫するなど元気がありませんでした。4月29日からのみずほペイペイドームでの3連戦ではソフトバンクに3連勝していたものの、東京ドームでのこのカードでは逆に3タテを食らってしまいました。その結果、5月11日から守ってきた単独首位の座を失いました。この日試合がなかったオリックスには勝率で5厘差をつけられ首位を明け渡し、ソフトバンクにも勝率で2厘差を許し2位に上昇され、日本ハムは4月28日以来の3位に順位を落としました。◆パ・リーグ上位3チームの6月3日時点の順位は以下の通り。首位オリックス 40勝29敗3分け 勝率5割8分0厘2位ソフトバンク 41勝30敗3分け 勝率5割7分7厘3位日本ハム 42勝31敗2分け 勝率5割7分5厘※上位3チームのゲーム差はありません

【球宴】選手間投票で中日上林、巨人吉川、DeNAオースティンが新たに選出/セ投票結果一覧

日本野球機構(NPB)は3日に、「マイナビオールスターゲーム2025」(23日=京セラドーム大阪、24日=横浜)の選手間投票の結果を発表しました。巨人と阪神からは、それぞれ3名が選出され、新たに巨人の山崎伊織、巨人の吉川尚輝、DeNAのオースティン、そして中日の上林誠知が選ばれました。セ・リーグの選出選手は以下に示されています。   ◇   ◇   ◇【投手】巨人 山崎伊織 156票【捕手】◎巨人 甲斐拓也 302票【一塁手】DeNA オースティン 235票【二塁手】巨人 吉川尚輝 284票【三塁手】◎阪神 佐藤輝明 388票【遊撃手】◎広島 矢野雅哉 329票【外野手】◎阪神 森下翔太 388票◎阪神 近本光司 313票中日 上林誠知 250票 ◎はファン投票でも選出された選手

【巨人】阿部慎之助監督に厳重注意と制裁金10万円 2日、球審に抗議とみなされ退場を宣告

日本野球機構(NPB)は3日、2日に行われた阪神-巨人の試合(甲子園)で退場処分を受けた巨人の阿部慎之助監督(46)に対し、厳重注意と制裁金10万円を課したと発表しました。試合は0-0の8回、2アウト1、2塁の場面。阪神の大山選手が放った打球がショートに直撃し、ボールはイレギュラーで二塁側へ転がりました。二塁走者の森下選手が三塁を回って本塁に突入し、一度はアウトと判定されたものの、阪神の藤川監督がリクエストを行い、リプレー検証の結果セーフに覆りました。阿部監督は投手交代の際に、球審にリクエスト結果についての説明を求めたことが抗議と見なされ、退場を宣告されました。試合後、阿部監督は「見た限りではアウトだと思った。抗議してはいけなかったが、思わずしてしまったことは申し訳ないと思う。退場によって最後まで指揮を取れなかったことは監督としてよくないことであり、選手たちにも申し訳ないと感じています」と述べました。 榊原定征コミッショナー名義での発表によれば、状況は次の通りです。8回裏2死走者1、2塁、阪神大山選手の遊ゴロを読売の泉口遊撃手がはじき、カバーに入った吉川二塁手が本塁へ送球、山本球審はアウトを宣告しました。この判定に対して阪神藤川監督がリクエストを行使し、映像検証の結果、判定がセーフに変更されました。直後、投手交代を告げるために出た阿部監督は、山本球審に判定に対する異議を申し立てました。その後、吉本責任審判員がリクエストに対する異議申し立ては認められず退場する旨を伝えましたが、阿部監督が応じず退場を宣告されました。

【球宴】選手間投票で初選出の楽天ドラ1宗山塁「せっかくなのでホームラン」私服は「今から準備」

楽天ドラフト1位の宗山塁内野手(22)が、初の球宴で本塁打を狙うと宣言しました。7月3日、マイナビオールスターゲーム2025(23日に京セラドーム大阪、24日に横浜で開催)の選手間投票結果が発表されました。ファン投票では遊撃部門2位で惜しくも選ばれませんでしたが、選手間投票で初選出。「シーズンの中で一つ目指していたところなので、1年目からそういう機会をいただけるのはありがたいですし、いい経験にしたい」と意気込みを語りました。 昨秋のドラフト会議では5球団が競合した注目の選手である宗山は、1年目から遊撃のレギュラーに定着しました。今季、67試合に出場し、打率は2割5分、本塁打2本、打点18と活躍しています。決して長打力のあるバッターではないものの、「狙ってなかなか自分は打つタイプじゃないというのもあるんですけど、せっかくなのでホームランを打てればいい」と語り、年に2回のお祭りだからこそ大きな目標を掲げました。 24日の試合前には、出場全選手が私服で登場するスペシャルステージイベントがあります。「私服、全然持ってないんで。確か去年、ショーみたいなのをやってたなっていうのをさっき思い出したんで、ちょっと今から準備しようと思う」とコメントしました。 昨年の球宴では、チームメートの辰己涼介外野手(28)が上下真っ赤な衣装で派手に登場しました。宗山は「面白いことやれって言われたんですけど、ちょっと辰己さんにはかなわないので、今回は普通かな」と自然体で臨むことを予告しました。

【球宴】巨人山崎伊織が選手間投票で2年連続選出 甲斐拓也はセでは初、吉川尚輝は初選出

巨人の3選手が3日、「マイナビオールスターゲーム2025」(7月23日=京セラドーム大阪、同24日=横浜スタジアム)に選手間投票で選出された。山崎伊織投手(26)は2年連続の舞台。今季は開幕から36イニング連続無失点のセ・リーグ記録を樹立するなど、投手陣の軸として活躍を続ける。「普段敵のチームの方と一緒に試合をしますし、すごい選手たちが来ると思うので、いろんなことを吸収したい」と抱負を語った。昨年は登板時の写真が、同い年で当時育成の巨人山崎友輔投手に間違えられる出来事があった。「ビジョンの写真が僕じゃなかったので。まあ、今年も自分でなくてもいいかなと思いますけど」とうそぶきながら、しっかりと投球でも存在感をみせる。捕手部門でも選出された甲斐拓也捕手(32)は「普段交流のない選手と交流できる時間だと思いますし、シンプルに野球を楽しめる試合になるかなと思う」と胸を躍らせた。ソフトバンク時代に3度のオールスター出場経験があるが、セ・リーグの選手として出場するのは初めてになる。吉川尚輝内野手(30)は初の舞台に「伊織とかに聞いて楽しみ方とか聞きたいと思います」とまずは情報収集から。昨季ゴールデングラブ賞受賞の守備、さらに今季は4番も任される好調な打撃でのプレーも期待される。「ファンの人たちに楽しんでもらえるようなプレーが出来るように頑張りたいなと思います」と心待ちにした。甲斐はファン投票で選出されており、山崎、吉川は新たに出場が決まった。

ネビン氏と大谷翔平が再会 西武でプレーする息子の思い出で盛り上がる「特別な体験だった」

ドジャースで活躍する大谷翔平投手(30)が、2022年シーズン途中から2023年までエンゼルスの監督を務めたフィル・ネビン氏(54)と再会を果たしました。試合前にキャッチボールでウォームアップを終えた後、三塁線付近でネビン氏に挨拶し、笑顔でハグを交わす姿が印象的でした。現在、ネビン氏はホワイトソックスの選手育成特別補佐として勤務しており、話題は息子のタイラー・ネビン外野手(28)が活動する日本の西武にも及びました。今シーズンの開幕シリーズの観戦のため来日したネビン氏は、息子について「とても充実しています。契約を2年延長し、海外でのプレーを心から楽しんでいるようです」と満足げに語りました。また、日本滞在については「1週間、家族と日本で過ごした時間は特別で、また9月に戻るのが楽しみです。寿司をたくさん食べましたが、あまりに美味しくて、アメリカで食べる寿司とは全く違いますね」と笑顔で振り返りました。

侍ジャパン大学日本代表-DeNA2軍とのオープン戦の速報

日米大学野球大会に出場する侍ジャパン大学日本代表が、横浜DeNAベイスターズの2軍とオープン戦を行います。 大学代表対DeNA2軍 試合前にDeNAの篠木(左)と明治大学の小島が会話(撮影・柴田隆二) チーム123456789計 大学001 1 De200 2 【D】投手:吉野 【大】投手:中西 試合経過 1回表 大学代表 DeNAの投手は右腕の吉野 1番松下:118キロの変化球を打ち三ゴロ 2番榊原:148キロを中飛 3番谷端:141キロのカットボールを打ち上げ二飛 吉野の最速は150キロ 1回裏 DeNA 大学代表の投手は右腕の中西...

カーショー、3000奪三振達成 本拠地大興奮のスタンディングオベーション 左腕4人目の快挙

ドジャースのクレイトン・カーショー投手(37)が、メジャーリーグ史上20人目の通算3000奪三振を達成した。本拠地でのホワイトソックス戦に先発。3回無死からカーブで空振り三振、5回2死から再びカーブで空振り三振を奪い王手をかけた。5回まで92球で4失点だったがスタンディングオベーションに迎えられて6回も続投。6回2死、100球目のスライダーでキャプラを見逃し三振に仕留め、この試合3個目の三振を奪い、大台に到達。本拠地は大興奮に包まれた。デーブ・ロバーツ監督やチームメートたちに迎えられ、ベンチに戻った。メジャー18年目、通算441試合目の登板で大記録に到達した。サイ・ヤング賞3度で、既に殿堂入り確実な左腕が、新たな勲章を築いた。2000奪三振はメジャー20人目で、左腕ではスティーブ・カールトン、C・C・サバシア、ランディ・ジョンソンに次いで4人目。1つの球団で記録に到達したのは、ウォルター・ジョンソン(セネタース)、ボブ・ギブソン(カージナルス)に次いで3人目となった。現役ではマックス・シャーザー(ブルージェイズ)とジャスティン・バーランダーに次いで3人目。そうそうたる面々に名を連ねた。年を追うごとに先発投手の登板イニングが減少している現代野球では、カーショーが最後の3000奪三振投手になる可能性もある。現役で最も大台に近いのは、24年から登板がないグリンキーを除くと、36歳のクリス・セール(ブレーブス)で2528三振。次いで34歳で2251三振のゲリット・コール(ヤンキース)となっている。カーショーはMLB公式サイトに以前「これは単に、選手起用やゲーム戦略の変化によるもの。先発投手の価値をもっと見直すべきだと思う。だけど今のブルペンのレベルがあまりにも高くて、3巡目に入った先発を下げて、リリーフを出す方が理にかなってしまう。リリーフの球速もすごいし、質も高いからね。でも3000奪三振ができるだけの力を持った投手はたくさんいる。あとは、チャンスがあるかどうかだ」と話していた。今季は試合前まで8試合に登板し、4勝0敗、防御率3・03の成績を残している。通算では試合前までに440試合で216勝94敗、防御率2・51。【偉業達成の動画はこちら】――>>【動画】カーショー3000奪三振達成 本拠地大興奮のスタンディングオベーション◆クレイトン・カーショー(Clayton Kershaw)1988年3月19日、米テキサス州生まれ。ハイランドパーク高から06年ドラフト1巡目(全体7位)でドジャース入団。08年にメジャーデビュー。14年にMVP。サイ・ヤング賞3度、最多勝3度、最優秀防御率5度、ゴールドグラブ賞1度。オールスターに10度選出されている。193センチ、102キロ。左投げ左打ち。

大谷翔平と再会した恩師ネビン氏、伝説の二刀流回想「みんな彼に休ませろと言ったが…」

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平投手(30歳)は、かつてエンゼルスで監督を務めたフィル・ネビン氏(54歳)と再会しました。彼とは2022年シーズン途中から2023年にかけて共に過ごした恩師です。試合前、大谷はキャッチボールを終えた後、ネビン氏との懐かしい時間を楽しみました。 現在、シカゴ・ホワイトソックスで選手育成特別補佐の役職を務めるネビン氏は、メディアの取材に応じ、エンゼルス時代の大谷のパフォーマンスで特に印象に残っている出来事について語りました。「デトロイトでの完封勝利の日を覚えているかい?その日、彼はダブルヘッダーの2試合目で2本のホームランを打った。あの日は、関係者なら絶対に忘れないでしょう。」と述べ、23年7月27日のタイガース戦が大谷の二刀流としての伝説の日であったと即答しました。 さらに驚くべき出来事がありました。「その後カナダのトロントに移動して、みんなが彼を休ませるべきだと言いましたが、彼は初打席で本塁打を打ちました。その24時間は私がこれまで見てきた中で、最も素晴らしいプレーでした。」大谷はデトロイトでのダブルヘッダーで足にけいれんを起こし、一時交代しました。その後、ブルージェイズ戦のためにトロントへ向かい、「2番DH」として出場し、初球で本塁打を放ちました。 この伝説的な二刀流の活躍を目の当たりにしたネビン氏は、大谷の今後のワールドシリーズ制覇や前人未到の「50-50(50本塁打&50盗塁)」達成について「彼のフィールドでの活躍には驚かないが、当然のことだとは思わない。彼が野球界、さらに世界にとってどれほど大きな存在かを私は理解している。」と最大の賛辞を送りました。

ロバーツ監督、大谷翔平を忘れ「ウィルとフレディ、他に誰だっけ?」ドジャース球宴スタメン3人

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(53)が、チームからオールスター戦スタメンに3人が選出されたことを喜んだ。試合前の会見で選出発表を聞いたか問われ「つい5分前、ブルペンで投球練習を見ているときに聞いたよ。ウィルとフレディでしょ。あと他に誰だっけ?」と、ファンによる1次投票でリーグ最多票を獲得し一足先にDHスタメンに決まった大谷翔平投手(30)を失念。記者から「ショウヘイだよ」と言われると「ああ、そうだった。ショウヘイだ」と答えてその場の笑いを誘った。自身はオールスター戦でナ・リーグを指揮するが「あと数人は選ばれてほしいね。選手たちは素晴らしい前半戦を送った。3選手がスタメンに選ばれたのは素晴らしい。あと2、3人は選ばれてくれれば」と話した。【関連記事】大谷翔平に加えてフリーマン、スミスも球宴スタメン選出 ドジャース最多3人/ナ・スタメン一覧>>