【動画】大谷翔平、3戦連発20号! 逆方向へ滞空時間の長い1発
MLB公式Xから Shohei Ohtani CLOBBERS one the other way for his 20th homer of the season 💥 pic.twitter.com/8hyB94tpd8— MLB (@MLB) May...
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ドジャース大谷翔平投手(30)が3試合連続の20号本塁打を放った。敵地クリーブランドのプログレッシブフィールドでのガーディアンズ戦に「1番DH」で出場し、4回の第3打席で2ランを放った。20本到達は18、21~24年に次いで5年連続6度目。6度は、松井秀喜の5度(04、05、07、09、10年)を抜いて、日本人では単独トップに立った。大谷がまた打った。25日にメッツ千賀滉大から、26日にウィリアムズから、2試合連続の先頭打者アーチをかけたばかりだった。3試合連発は5月14~16日以来、今季2度目、通算では10度目の最長タイ記録だ。4月末のマーリンズ戦から9カード連続で本塁打を放っている。5月はこれで13本目。例年6月から大爆発するスロースターターの大谷は、5月までに月間13発はメジャーで初めて。昨年まで5月の最多は23年の8本。大谷の月間最多本塁打は23年6月の15本で、13本は21年6月と並んで2番目に多い。これで今季はチーム55試合目で20本塁打。シーズントータルでは自己新となる58本ペースとなる。自己最多54本で本塁打王を獲得した昨季は、チーム75試合目(6月18日)に20号を記録しており、今季は20試合も早い到達となった。5月での20本到達は初めて。6月に例年通りの活躍を見せれば、日本人、ドジャースでは球団初となる、60本の大台も現実味を帯びてくる。ガーディアンズ戦での本塁打は公式戦通算11本目。プログレッシブフィールドでは、通算4本目となった。【実際の動画はこちら】ーー>>【動画】大谷翔平、3戦連発20号! 逆方向へ滞空時間の長い1発◆大谷の年度別本塁打18年=22本19年=18本20年=7本21年=46本22年=34本23年=★44本24年=★54本【★は本塁打王。23年まではエンゼルス】
日本ハムの新庄剛志監督(53)は、戦略的な采配でソフトバンクの有原を攻略し、シリーズ初戦を制しました。2−2で迎えた8回、1死二、三塁の場面で五十幡が2度のセーフティースクイズを試みましたが失敗。それでも最終的に二ゴロの間に三塁走者の矢沢がトップスピードで本塁に生還し、勝ち越しに成功。その後、石井が再び1死二、三塁の場面でスクイズを決め、貴重な1点を追加。5月はここまで12勝7敗2分けで、2位西武との差を1.5ゲームに広げました。 ◇ ◇ ◇失敗してもあきらめない新庄監督は、小技を巧みに駆使して勝利を引き寄せました。2−2の8回、先頭の伏見が二塁打で出塁し、代走に矢沢を送ると、犠打で相手のミスを引き出して無死一、三塁の好機を作りました。浅間の初球から新庄監督は「セーフティースクイズ」を指示。しかし、ボール球を見逃し、さらにソフトバンクの海野が三塁送球するも、ボールが矢沢のヘルメットに当たり、その間に一塁走者の山県が二塁に進塁しました。浅間が空振りで三振し1死二、三塁となると、新庄監督は五十幡の初球と3球目に再び「セーフティースクイズ」を試みましたが、いずれもファウルで失敗。それでも新庄監督は「今日は6回ぐらいセーフティースクイズのサインを出したね(笑)」と振り返りました。五十幡の次の打球が二ゴロとなるも、三塁走者矢沢が「ギャンブルスタート」で本塁に突っ込み、貴重な1点を追加しました。この攻防を制してリードを広げると、石井の初球で五十幡が二盗に成功し再び1死二、三塁の状況を作りました。ここで新庄監督は「2ランスクイズ」を選択。「石井くん、よく決めてくれた。難しいボールだったね」と振り返り、三塁走者の山県が生還し追加点を獲得。五十幡は遅れて出発し、本塁でタッチアウトとなったが、「次は3ランスクイズを試そうかな(笑)」と新庄監督の独特のユーモアが光りました。前回の楽天戦では1点にとどまっていたものの、諦めない新庄監督は「打った方が点が取れない時はこれが確率がいいんだ。失敗してもやる。そして点を取るんだ」とコメント。防がれても再び挑戦し、結果として単独首位を守り抜きました。【永野高輔】
中日ドラゴンズの井上一樹監督(53歳)は、ヤクルト戦での厳しい戦いに敗れ、今季最多の6連敗を記録しました。1点差で迎えた8回、1アウト1塁の場面で川越選手が放った大飛球は右翼のポール付近へ。ホームランであれば逆転の2ランとなるはずが、ファウルと判定され、監督はリクエストを求めましたが判定は覆らず、ベンチを飛び出す場面も見られました。井上監督は「間違いなくポールを巻いていると確信していた。審判からの明確な説明が欲しかった。これが敗因だとは言いませんが、スポーツマンシップに欠けると思われたくない」と述べ、苦々しい表情を浮かべました。球団はこの判定について、日本プロ野球機構(NPB)へ意見書の提出を検討しています。
DeNAベイスターズの監督である三浦大輔氏(51)は、先発ピッチャーのトレバー・バウアー選手(34)に謝罪しました。バウアー投手は、中5日での登板において自己最多タイの12奪三振を記録し、素晴らしい投球を見せました。118球で8回を無失点に抑え、4安打と4四死球のみの内容でしたが、打線の援護がなく3勝目はお預けとなりました。延長11回まで両チーム無得点のまま進んだ試合は、4番手の山崎康晃投手(32)が連打と申告敬遠で無死満塁のピンチを招き、続く5番手の投手颯が押し出し四球を与えサヨナラ負けを喫しました。5月に入って初の連敗で、地方球場では8連敗となりました。三浦監督は「勝たせることができず申し訳なく思います。それに尽きます。前回から組み立ても変え、(松尾)汐恩とバッテリーで良い投球をしてくれました。素晴らしい投球をしてくれただけに本当に残念です」と、勝ち星をつけられなかったことを深く詫びました。
中日ドラゴンズの井上一樹監督(53)は、試合後も8回の川越誠司外野手(31)の2ランが幻となった判定に納得がいかなかった様子を見せました。8回の1点差を追う場面で、1死一塁の状況でヤクルトの矢崎投手が投じたフォークボールを川越選手が右翼ポール付近に大飛球。しかし、ファウルと判定され、井上監督のリクエストも認められませんでした。監督は球審の山路氏へ抗議に動きました。試合後のインタビューでは、「私が(三塁ベンチから)見ていた位置と、ポール付近の真正面での判定が違っていた感がある。右翼ポールを確実に巻いていると思ったから、これはね」と述べました。リクエスト後に再度審判に抗議した理由について、「NPBでは、リクエストに関する判定への抗議自体が許されていないんでしょう。でも、オレがね、判定は変わらないよと分かっていても、言わない監督なんていないでしょう? 退場が怖くて、言わない監督もいないんですよ。」と切実に語りました。また、「ロースコアの試合での一打だったから、必死にやらなければならない場面だった」と続けました。 さらに、スポーツマンシップに欠けていると思われたくないため、その点については口をつぐみましたが、「ジャッジのあり方について、もっといろいろ提案してもらいたいですね。アメリカのように、ジャッジマンがビデオを見に行くわけではなく、専用のスタッフがいるわけで、そういう体制も必要ではないかと思う」と米国のメジャーリーグに似たビデオ判定専門の人員の導入を提案しました。この考えを球団と共有し、NPBに意見書を提出する予定です。▽敷田責任審判(8回川越のファウルに中日がリクエストするも判定が変わらず)「ホームランの映像がありませんでした」▽中日川越(8回入れば逆転2ランの大飛球もファウル)「自分ではポールを巻いたと思ったので、正直ショックです。自分のミス(4回に左翼で適時失策)で1点入ったので何とかしたかったので、なおさら悔しいです。」
帰路に就く西武の高橋光成投手(28)は、約1000人の地元ファンに迎えられました。「光成くーん!!」「光成さーん!!」といった声援が飛び交う中、彼はまるで英雄のように帰宅しました。結果は勝てませんでしたが、群馬での登板自体が特別な経験でした。「群馬での試合は非常に特別です」と彼は述べ、多くの応援に感謝の意を表しました。7回を投げて1点を許しましたが、自責点はなし。ピンチの場面では空振り三振に仕留める力投を見せました。「この粘りは次の試合にも生きると思います」。地元開催は年に一度あるかないかの貴重な機会で、彼は群馬の声援を背に121球を投げ抜きました。彼の投球には「群馬で試合をする機会は貴重だからこそ、勝利を届けたかった」という強い思いが込められていました。高橋投手は、前橋市より600メートルも海抜の高い沼田市利根町で生まれ育ちました。小学校は1学年1クラスで男子が8人だけ。彼はその頃の同級生の名前を今でもほぼ全員覚えているそうです。「カモシカやタヌキ、キツネなどがいる自然豊かな環境でした」。試合の前日には町の入り口に小熊が現れるほどの自然あふれる地で成長しました。前橋育英高校時代に甲子園で優勝し、その際は大フィーバーを巻き起こしました。その時抱っこした知人の息子「ぶんた君」は、現在中学生となり、6月1日に同じ利根中学校の野球部員としてデビューします。多くの地元の子どもたちが背番号13の彼の雄姿に触れ、「田舎からでもプロになれる」と実感したことでしょう。チームは敗北しましたが、上州の夜空に輝く花火以上に彼の活躍は人々の心に残りました。【金子真仁】
読売ジャイアンツのトレイ・キャベッジ選手(28歳)と若林楽人選手(27歳)の両外野手が、27日に富山で行われた広島との10回戦で負傷により交代しました。キャベッジ選手は4回の打席で自打球が右足甲に当たり、自ら交代を申し出ました。一方、代わって出場した若林選手は8回に広島のハーン選手の投球を左脇腹に受け、ベンチに退きました。阿部監督はキャベッジ選手について「大丈夫だと思うが、明日の状態を見て判断する」とコメントし、若林選手に関しても「明日次第で、大事には至っていない様子。骨には問題なさそう」と説明しています。
ヤクルト石山泰稚投手(36)がプロ野球史上9人目、球団初となる通算100セーブ&100ホールドを達成した。1点リードの9回に登板し、今季10セーブ目をマークした。これで史上38人目の通算100セーブの節目となった。これまで通算125ホールドを含めダブル大台となった。今季はオープン戦から結果を出し続け、守護神の座に返り咲いた。年齢を重ねる中でキャンプからスロー調整を心がけ、肩に疲労を残さないことを意識。好調を維持する。「打たれて当たり前。打たれないことなんて、めったにないと思っている」と割り切った思考でマウンドに立つ。13年目で価値ある節目にたどり着いた。▼通算100セーブ=石山(ヤクルト) 27日の中日9回戦(神宮)で今季10セーブ目を挙げて達成。プロ野球38人目。初セーブは13年8月21日の巨人15回戦(神宮)。36歳8カ月で達成は93年大野(広島)37歳7カ月、93年郭源治(中日)36歳10カ月に次いで3番目の年長記録。また、石山は125ホールドを記録しており、「100セーブ+100ホールド」は9人目(ヤクルトでは初)で、こちらは22年増田(西武)の34歳3カ月を上回る最年長達成。【プロ野球スコア速報】はこちら>>
阪神タイガースが今季初のサヨナラ勝ちを果たし、リーグ首位の座を守りました。これで3試合連続で初戦を勝利で飾りました。試合は0-0のまま延長11回へ。代打の糸原健斗選手(32)がセンター前ヒットで出塁し、続く近本光司選手(30)が右中間を破る二塁打でつなぎました。申告敬遠により無死満塁の場面、DeNAは投手を山崎から中川颯に交代。フルカウントから森下翔太選手(24)が押し出し四球を選び、劇的なサヨナラ勝ちを収めました。阪神打線はこの日、DeNA先発のバウアー投手を相手に奮闘。8回を4安打無失点に抑えられ、12三振を奪われる苦戦を強いられました。それでも、実数発表後最多となる3万434名の観客が集まった倉敷で、劇的な勝利を決めました。先発の才木浩人投手(26)は7回途中まで6安打無失点と力投。援護はなかったものの、チームの勝利に大きく貢献しました。4四球を与えるなど毎回ランナーを出しながらも得点は許さず、7回にバウアーから連続四球を許した後、牧選手をセンターフライに打ち取り、及川投手につなぎました。続く左腕の及川投手は、3番佐野選手と4番オースティン選手を連続三振に抑えピンチを脱しました。その後も石井、岩崎、湯浅、岩貞とパーフェクトリレーでつなぎ、劇的な勝利を呼び込みました。この日は森下翔太選手(24)が、2シーズンぶりに左翼で先発出場し、佐藤輝明選手(26)が2022年以来となる右翼に入り、近本選手とともに「ドラ1トリオ」が外野に並びました。