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【阪神】佐藤輝明、外野からのランニングスローで本塁ワンバウンドの好返球 強肩が魅せる場内の驚き

阪神タイガースの佐藤輝明選手(26歳)が外野からの素晴らしいランニングスローでファンを驚かせました。3回の1アウト、二、三塁のピンチの場面。横浜DeNAベイスターズのタイラー・オースティン選手(33歳)が打ったボールが右翼方向に高く上がり、風の影響で右中間に向かいました。佐藤選手はこの日も「右翼」として先発しており、全力で追いかけてキャッチングしました。三塁ランナーのタッチアップを警戒しながら、本塁へと横に走りながらのランニングスローを披露。ワンバウンドでの見事な返球が決まり、その強肩に場内は大いに湧きました。結局、三塁ランナーは進塁せず、この回は無失点で切り抜けました。

【球宴】巨人の選手が4部門でトップ 捕手部門で甲斐、中継ぎ部門で大勢が独走中 中間発表セ・リーグの得票数一覧

日本野球機構(NPB)は28日、「マイナビオールスターゲーム2025」(7月23日=京セラドーム大阪、24日=横浜スタジアム)のファン投票第6回中間発表を行いました。 巨人の選手たちは第1回中間発表以来、4つの部門ですべて1位をキープしています。 捕手部門で1位の甲斐拓也選手(32歳)は、2位の阪神の坂本誠志郎選手(31歳)に7万票以上の差をつけており、中継ぎ投手部門で1位の大勢投手(25歳)も、2位の阪神石井大智選手(27歳)に5万票以上の差をつけて独走中です。 一方で、先発投手部門1位の巨人・山崎伊織投手(26歳)は、2位の阪神の村上頌樹投手(26歳)とわずか1017票差、抑え投手部門1位のライデル・マルティネス選手(28歳)は、2位の中日松山晋也投手(24歳)と6101票差という接戦になっています。 初日から阪神の森下翔太外野手(24歳)が最多の得票数を維持しており、この日、12球団で初めて20万票を獲得しました。セ・リーグのノミネート選手一覧は以下の通りです。    ◇   ◇   ◇ 【先発投手部門】 1位 巨人山崎 6万5123票 2位 阪神村上 6万4106票 3位 阪神才木 4万2486票 4位 中日高橋宏 3万7200票 5位 DeNAバウアー 3万387票 6位 中日松葉 2万1650票 7位 DeNA東 1万5966票 8位 広島森下 1万4670票 9位 広島床田 1万289票 10位 巨人井上 9299票 【中継ぎ投手部門】 1位 巨人大勢 11万4630票 2位 阪神石井 6万2048票...

【中日】NPBに抗議文提出へ 27日ヤクルト戦でファウル判定、幻の逆転2ラン

中日ドラゴンズは28日、前日開催されたヤクルトとの9回戦において、8回に起きた川越誠司外野手(31)の打球に関するファウル判定について抗議文を提出することを決定しました。1点ビハインドで迎えた8回、1アウト1塁の場面で、川越選手の打球は右翼ポール際に飛んで行きました。ファウルと判定されたため、ポールを打球が巻いたとリクエストしましたが、判定は覆りませんでした。中日の朝田憲祐球団本部長は、東京都内のNPBを訪れ、森健次郎審判長から判定の経緯について説明を受けました。リクエストに対する公式な意見書の提出は認められていないものの、形として抗議文書を提出します。朝田球団本部長は「森審判長もこの件を重大に捉えており、今日試合が行われる6球場において様々な角度からカメラを用いて検討するように通達があるとのことでした」と述べました。今回の抗議文書は、特定の打球判定に焦点を当てたものであり、井上一樹監督(53)からのMLBのような専門部署を設けるという要望は含まれていません。

20号到達、大谷翔平の新たな境地示す「美しい放物線」「低空弾丸」「超高弾道」3試合連続のホームランは三者三様

【クリーブランド(米オハイオ州)27日(日本時間28日)=四竈衛】大谷翔平選手(30)が、新たな本塁打の境地を開拓しました。彼はドジャースの選手としてガーディアンズ戦で「1番DH」としてフル出場し、3試合連続で20号の2ランを放ち、チームの勝利に貢献しました。この本塁打は5月では13本目であり、彼は日本人メジャーリーガーとして最長の5年連続で20本塁打を達成しました。また、本塁打のキング争いでもリードしています。    ◇   ◇   ◇    打球が放たれた瞬間、大谷は打球の行方を確かめつつ、一塁を目指してスピードを上げました。左翼フェンス(約5.8メートル)の上を越えるかどうかの興奮の中、打球は最高132フィート(約40メートル)に到達しました。滞空時間が約6秒2秒のこの打球は、本塁打の境界線を示す黄色いラインを越え、外野コンコースに跳ね返りました。試合が一旦停止したことを確認した大谷は、速度を落としながらダイヤモンドを1周しました。 4回2死一塁の状況で、大谷が打ち返したのは、外角のボールゾーンから縦に入る時速135キロのカットボールでした。左翼手のクワンが打球を追う様子を見せましたが、打球は恐れずにスタンドへ消えました。ガーディアンズの先発バイビー投手は驚きの表情を浮かべました。風に乗ったのではなく、大谷の打球はまるで「ヘリウムガスボール」のように高く飛んでいきましたとロバーツ監督がユーモアを交えて語りました。 この日の3試合連続ホームランは今季2度目であり、第1打席、第2打席ともに第1ストライクを捉えました。しかし、打球の質は3つすべて異なります。千賀選手から放った18号は美しい放物線を描きました。前日の19号は低く鋭いライナー。そして、この日は反対方向への超高弾道アーチを見せました。まるでゴルフ界のスター、タイガー・ウッズが風やコースに合わせてドライバーを操るように、大谷は世界トップクラスの投手を相手に多彩な打撃を披露しました。 大谷自身は打球の軌道や打ち分けを意識しているわけではないでしょう。投げられたボールに対して強い力を伝えることで、打球が多少ずれてもホームランラインを越えるだけの威力があります。このような姿勢は、彼を究極のバッターへと導いています。 5月にして13本目のホームランで、過去最速で20号に到達しました。ロバーツ監督がいうように、力だけでなく四球も多く選んでおり、ただ単にパワーだけが注目されるわけではありません。20代の強打者から、30代の成熟期へと進化していますが、大谷の目指す「二刀流」は依然として力強い投手の姿も忘れていません。 ▼大谷は両リーグで最初に20号に到達しました。エンゼルス時代にもアメリカンリーグでトップだったことはありますが、両リーグを通じての最速は日本選手初の記録です。5月までに20号を達成したのも初めてです。シーズンペースは58.9本に達します。20号到達は松井秀喜選手の5度を上回り、日本選手最多。3試合連続ホームランは12度目であり、松井秀喜に続く記録です。

菅野智之「よく粘れたなと思う」ヌートバーの本塁打も含む3失点、初のコンビ捕手と立て直し

オリオールズの菅野智之投手(35)は、本拠地で行われたカージナルス戦で先発を務めました。5回1/3を投げて3失点し、一時は勝利投手の権利を得ましたが、チームは逆転され、彼のメジャー5勝目はなりませんでした。彼は91球を投げ6回1死三塁の状況で降板、5回1/3を8安打3失点、奪三振3、無四球で終え、勝敗は付きませんでした。これまでに11試合に登板し、4勝3敗、防御率3.23を記録しています。試合後、報道陣に対し「初回を1点で切り抜けることができたことが、今日の投球の最終的な結果だと思いますし、よく粘れたなと感じています」とコメントしました。「立て直せた要因はいくつかありますが、キャッチャーのトロンプと初めて組んで話し合いながら進めたことが大きかったと思います」と振り返り、「雨の中での登板でしたが、相手も同じ条件ですので、それはあまり気にせず、目の前のバッターに集中しました」と語りました。

カブスの鈴木誠也がメジャーリーグで最初に今季50打点達成、一挙に8試合連続安打を記録

カブスの外野手、鈴木誠也(30)が2度目の週間MVPを受賞し、試合開始から連続安打を8試合に伸ばし、メジャーリーグで最初に今季の50打点を達成しました。この快挙は、試合をリードする適時打によって成し遂げられました。 本拠地で行われたロッキーズ戦に「3番DH」として出場。試合は0-0で迎えた3回、1死満塁の場面で、先発マルケスの初球ナックルカーブをとらえ、左方向に適時打を放って1打点を挙げました。 初回1死一塁の第1打席では初球シンカーを中飛、2-1とリードする5回1死二塁の第3打席はもう一度シンカーを中飛に、2-2で迎えた7回2死一塁の第4打席はスライダーに空振り三振としました。延長10回1死一、二塁の第5打席でも空振り三振に終わり、5打数1安打1打点で試合を終了。シーズン50打点に到達し、両リーグで単独トップに立ちました。打率は.272を記録しています。 試合は2-2の同点で延長11回を迎え、1死一、二塁の場面で期待の新人内野手ショーが自身初のサヨナラ安打を放ち、チームは3連勝を飾りました。

ロバーツ監督「ヘリウムガスボールのようだ」大谷翔平の3戦連発&5年連続20号に驚嘆

ドジャース大谷翔平投手(30)が「1番DH」で出場し、3試合連続となる20号2ランを放つなど、3打数1安打1打点2四球だった。2-0と2点リードで迎えた4回2死一塁。先発バイビーの初球、外角から入る135キロのカットボールを高々と打ち上げ、左翼席最前列へ運んだ。5月13本目のアーチで5年連続20本塁打を達成。その他の打席は、見逃し三振、申告敬遠、空振り三振、四球。ドジャースは、小刻みに得点を重ねて快勝した。試合後のデーブ・ロバーツ監督(52)は、大谷の好調ぶりについて「彼はストライクを打っているし、ヒッティングゾーンではないところはボールを選んでいる。この期間は、いい四球も多い」と、選球眼の良さを要因に挙げた。また、大谷の滞空時間の長い1発について「彼の打球は、ヘリウムガスボールのように飛んでいく」と表現した。

大谷翔平、逆方向へ20号2ラン 5月で初の20本到達&日本人単独トップの6度目20本

ドジャースの大谷翔平選手(30)が「1番指名打者」で試合に出場し、第3打席で3試合連続となる20号2ランを放ちました。2-0で迎えた4回、2アウト一塁の場面で、右投手バイビーと3度目の対戦。初球、外角へのカットボールを打ち、左翼スタンドへ飛び込む20号2ランを記録しました。打球速度は104.5マイル(約168キロ)、飛距離は362フィート(約110メートル)、角度は39度でした。第1打席、無死で右投手バイビーと対戦し、カウント2-2から外角寄りの速球に手こずり、見逃し三振。第2打席では2-0の2回2死三塁で、申告敬遠によって出塁。その後、ベッツの四球で二塁に進んだものの、フリーマンが空振り三振に倒れました。第4打席は5-3の7回無死の場面で、左投手ヘリンと対戦。カウント1-2から外角のカーブにバットが回り、空振り三振となりました。今季はここまでの試合で、打率.295、メジャーリーグ単独トップの19本塁打、33打点、11盗塁を記録中。OPS(出塁率+長打率)は1.040となっています。5月25日(現地26日)のメッツ戦から、2試合連続で先頭打者本塁打を達成。5月中に20本に到達したのは初めてで、シーズン全体では自己記録を更新する58本ペースです。20本到達は18年、21~24年に続き5年連続で6度目。松井秀喜の5度(04、05、07、09、10年)を上回り、日本人選手として単独トップに立ちました。◆大谷翔平の年度別本塁打数18年=22本19年=18本20年=7本21年=46本22年=34本23年=★44本24年=★54本【★は本塁打王。23年まではエンゼルス】

大谷翔平、驚異の逆方向ホームラン「これは見事だ。バッテリーも衝撃的」NHK解説者が語る20号

ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手(30歳)は「1番指名打者」として先発出場し、第3打席で3試合連続となる20号2ランホームランを放ちました。 試合は2-0の4回2アウト1塁の場面。相手は右腕投手バイビーで、3度目の対戦。初球の外角カットボールを逆方向に打ち込み、左翼席に飛び込む20号2ランとしました。打球速度は104.5マイル(約168キロ)、飛距離362フィート(約110メートル)、打球角度は39度でした。 高さ5.8メートルの左翼フェンスを越えるこの逆方向への一発に、NHK BSで解説を務めた元広島の小早川毅彦氏(53歳)は、「これは本当にすごいホームランですね」と驚きを示しました。 「最近、レフト方向へのホームランは少しご無沙汰だったのではないでしょうか。打たれたバイビー投手も驚いていたことでしょう。アウトコースの球を慎重に攻めて、ホームランを避けようとしたところ、それを見事に逆方向へ。長打警戒で外角を攻めればと思ったのでしょうが、初球で一振りして仕留めましたから、バッテリーも相当ショックを受けたと思います。」と解説しました。

大谷翔平、3戦連発20号! 第3打席で左越え2ラン ドジャース快勝で2連勝/詳細

ドジャース大谷翔平投手は「1番DH」で先発出場。3打数1安打2四球2打点だった。4回の第3打席で左越えへ3試合連発となる20号2ランを放った。両リーグ一番乗りで20本に到達。20号は5年連続6度目となった。ドジャースはコンフォート、マンシーにも本塁打を放ち9-5で快勝し2連勝とした。 2025年全本塁打写真特集 ガーディアンズ対ドジャース 球場入りするドジャース大谷(撮影・滝沢徹郎) ガーディアンズ対ドジャース 4回表ドジャース2死一塁、2点本塁打を放った大谷はヒマワリの種シャワーで祝福される(撮影・滝沢徹郎) ガーディアンズ対ドジャース 9回裏、ベンチで笑顔のドジャース大谷(撮影・滝沢徹郎) チーム123456789計 ド0202010139 ガ0003000025 【本】大谷20号、コンフォート3号、マンシー4号(ド)シュニーマン7号(ガ) 大谷翔平第5打席 9回先頭打者 ガーディアンズ投手は右腕エンライト カウント3-1から133キロの低めカーブを見極め四球で出塁。ベッツの安打で三塁へ。2死後、マンシーの4号3ランで生還 ガーディアンズ対ドジャース 9回表ドジャース無死一塁、ムーキー・ベッツの安打から三塁へ向かって走る大谷(撮影・滝沢徹郎) ガーディアンズ対ドジャース 9回表ドジャース無死一塁、ベッツの安打から三塁進塁した大谷(右)はラミレスと話す(撮影・滝沢徹郎) ガーディアンズ対ドジャース 9回表ドジャース2死一、三塁、3点本塁打を放ったマンシー(右)を迎える大谷(中央)=2025年5月27日 ガーディアンズ対ドジャース 9回表ドジャース2死一、三塁、マンシーの3点本塁打から生還した大谷(中央)を迎えるロバーツ監督(撮影・滝沢徹郎) ガーディアンズ対ドジャース 9回裏、ベンチで笑顔のドジャース大谷。左は金、右は山本(撮影・滝沢徹郎) ガーディアンズ対ドジャース 試合に勝利し笑顔でチームメートを迎えるドジャース大谷(中央)(撮影・滝沢徹郎) 大谷翔平第4打席...