【日本ハム】新庄監督が語る、今季最少90球で降板した伊藤大海について「“プチ熱中”。急にきたみたい」
日本ハムの新庄剛志監督(53)は、試合後に今季最少の90球で5回を終えて降板した先発投手の伊藤大海について次のようにコメントしました。「伊藤くんは、“プチ熱中症”という感じですね。前回も体調が万全ではなかったのにも関わらず、しっかりと投げていましたが、今回は急に体調が変化したようです。あれだけ全力で投げていれば、何かが起きることもありますし、すぐに(加藤投手コーチが)彼を交代させました。まあ、大丈夫だとは思いますけどね」と語りました。 加藤投手コーチは、その判断について「彼に脱水症状が見られたようです。本人は何も言わなかったですが、いつもとは異なる仕草や動作が見られました。(捕手の)伏見も『変だな』と言っていました。序盤で球数が多かったので、5回か6回までかなと思っていました。降板後は全く問題なく回復しています。次回の登板は明日の様子を見て判断しますが、たとえ一日ずれても次週の金曜日は試合がないので問題ありません」と説明しました。 今季14試合目の登板となる伊藤は、これまでの13試合のうち11試合で100球以上を投げています。スタミナに恵まれ、6月27日の西武戦では酷暑のベルーナドームで8イニング127球で2失点し、8勝目を挙げています。