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ドジャースのカーショー、今季初勝利ならず – 力投もリリーフ崩れで逆転負け

ドジャースのベテラン投手クレイトン・カーショー(37歳)は、今シーズン初勝利を逃しました。試合開始早々、1回1死二塁のピンチでラミレスに適時打を許し1点を先制されましたが、それ以降は安定したピッチングを見せました。5回を投げ終え、打者74人に対し6安打1失点に抑え、勝利投手の権利を手にしました。しかし、8回にリリーフ陣が崩れ、5点を与えて逆転され、白星は消えてしまいました。それでも、今季最も長いイニングを最小失点で締めたことで、次回登板に向けての期待が高まりました。カーショーは通算212勝を誇る名投手で、昨年のオフシーズンに左足のつま先の手術を受けました。今月17日(日本時間18日)にドジャースの本拠地で行われたエンゼルス戦では260日ぶりに公式戦に登板し、4イニングで5安打3四球を与え5失点を喫しました。続く23日(日本時間24日)のメッツとの敵地での試合では、2イニングを無失点に抑える投球を見せました。3回目の登板で調子を上げ、メジャー通算3000奪三振まであと26と迫っています。

大谷翔平が無安打で4試合連続本塁打ならず、ドジャースは逆転敗北 ロバーツ監督「勝利には十分だったが…」

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平投手(30歳)は「1番DH」として試合に出場し、3打数無安打1四球と振るわず、初の4試合連続本塁打を逃しました。 その打撃内容は、空振り三振、二ゴロ、左飛、そして四球でした。 ドジャースは2点リードで迎えた8回に、リリーフ陣が一挙に5点を失い、悔しい逆転負けを喫しました。5回1失点で奮闘した先発の左腕クレイトン・カーショー投手(37歳)の今季初勝利も消えてしまいました。 試合後、ロバーツ監督は「2点リードして8回を迎え、勝利には十分でしたが、残念ながら逃してしまいました。カーショーは自身のベストではありませんでしたが、失点を最小限に抑えてくれました」とコメントしました。

大谷翔平、打撃で無安打とし4戦連発ならず ドジャースは逆転負け カーショーの初白星も消える/詳細

ドジャースに所属する大谷翔平選手は「1番DH」として出場し、3打数無安打1四球で試合を終了し、連続試合ホームランの記録は4で途絶えました。第1打席は空振り三振、続いて二ゴロ、左飛、そして四球でした。現時点での打率は.292です。 カーショー投手は5回を投げ、6安打1失点で今季初勝利の権利を持ち降板しましたが、8回に救援陣が5点を奪われ逆転敗北となり、彼の勝利も消えました。 チーム123456789計 ド0002011004 ガ10000015X7 大谷翔平第1打席 1回無死 ガーディアンズの先発投手は左腕アラード チェンジアップで3球三振に倒れる ガーディアンズ対ドジャース 1回表無死、大谷は自打球に厳しい表情(撮影・滝沢徹郎) ガーディアンズ対ドジャース 1回表無死、大谷空振り三振(撮影・滝沢徹郎) ガーディアンズ対ドジャース ガーディアンズの先発アラード(撮影・滝沢徹郎) 大谷翔平第2打席 3回2死 ガーディアンズの投手は左腕アラード チェンジアップでバットを折られ二塁ゴロに倒れる ガーディアンズ対ドジャース 3回表2死、バットを折って二塁ゴロに倒れる大谷(撮影・滝沢徹郎) 大谷翔平第3打席 5回2死 ガーディアンズの投手は右腕スミス...

【西武】渡辺勇太朗7回無失点3勝「一体感」ローテ7人、計22勝の強力先発陣は簡単に連敗しない

西武が再び“圧倒的至近距離”に迫った。首位日本ハムと0・5ゲーム差に肉薄。立役者は先発の渡辺勇太朗投手(24)だ。7回無失点、愛称“ナベU”が楽天打線を力で押し込み、前夜の逆転負けの暗雲を消し去った。防御率0点台の今井と6勝の隅田を筆頭に高橋、武内…そしてナベU。簡単には連敗しないチームに仕上がってきた。   ◇   ◇   ◇渡辺は強力先発陣の堂々たる一員だ。テーマは「ともに頑張ろう、ですね」と笑う。「みんなで戦ってる感じが今すごくあるので。先発陣だけでも一体感が自然に生まれていて。めちゃくちゃいい状態です」。他球団が恐れるアドバンテージとして君臨する。分厚い体から分厚く投げ下ろす。圧がある。詰まらせ、へし折る。「今年は遠心力に指が負けないようにしっかり掛けることを(エンゼルス菊池がプロデュースした施設の)KOHで学んだので」。雪降る岩手での自主トレで身につけたのは、言うなれば指とボールの圧倒的至近距離。グッと押し込み、脱力なく18・44メートル先を襲う。胸郭の使い方も改良を重ねてきた。先発陣だけでこれで22勝目だ。西口監督と投手コーチたちのマネジメントも光る。指揮官は「今(先発ローテを)7人で回せる状況で。今井とか隅田にはしっかり回ってもらってるので、それ以外の投手はちょっと休ませながら、うまく見ながら使っていこうかなと」。ペナントレースの日程消化はまだ3分の1。猛暑も迫る中、慎重なやりくりに秋への期待が広がる。 とはいえ渡辺は次回は中6日を任される。「もう、めちゃくちゃ楽しみです」と大きな体でウキウキだ。先発予定の6月4日ヤクルト戦、母校浦和学院の吹奏楽部がベルーナドーム左翼席で演奏する。夏の甲子園で大阪桐蔭に立ち向かい、準々決勝で敗れた7年前の夏以来の響き。当時は「いやぁ…」といつも何かと照れていた17歳。自分の強みを胸を張って口にできる、たくましい青年になった。【金子真仁】◆西武の先発陣 防御率0・65の今井、すでに6勝の隅田の両腕が強烈だ。2人はここまで土曜、日曜のローテーションで回ってきたが、6月の交流戦から隅田がカード頭の火曜に回る可能性が高そうだ。高橋、渡辺の両右腕が2夜連続で好投し、昨季パ新人王の武内も上向き。菅井も4勝、与座もすでに1勝。実績ある松本の1軍登板が回ってこない状況にある。▼西武が今月7度目の完封勝ち。月間7完封は56年6月、61年6月、90年5月、00年5月に次いで5度目の球団タイ記録になる。西武は4月にも完封勝ちが5度あり、開幕から47試合目で早くも12度目の完封勝ち。パ・リーグで開幕47試合消化時に12完封以上は、11年に13完封の日本ハムと今年の西武だけだ。【プロ野球スコア速報】はこちら>>

【阪神】門別啓人が北海道への登板機会を獲得!藤川監督、「地元札幌でその力を発揮してほしい」と期待

阪神の門別啓人投手(20)は、地元での登板という大きな機会を手にしました。甲子園での初の先発では5回を8安打無失点でしのぎ、プロでの2勝目を収めました。試合後、お立ち台に上がった門別選手は「野手にとても助けられた試合だと思います。甲子園でのすごい声援を受け、気持ち良く投げられました」と喜びを語りました。試合後のインタビューで、藤川球児監督(44)は「地元札幌での登板を強く望んでいたようで、その気持ちが試合での頑張りに繋がったのではないかと思います。親心とも言える気持ちで見ていましたが、本当に頑張ってくれました」と優しい笑顔で労いました。スケジュール通りに進めば、次回の登板は6月4日の日本ハム戦(エスコンフィールド)となります。北海道出身の左腕である門別選手にとって、これは地元での凱旋登板となります。藤川監督は「彼が次の札幌でその成長した姿や持っている力を発揮してくれることを期待しています」と激励の言葉を送りました。

【中日】井上監督「どうしても勝ちたかった。いつもよりさらに」強い思いで連敗止める/一問一答

井上一樹監督(53)が、強い思いを持って連敗を2で止めました。この試合では、今季初めて岡林勇希外野手(23)を3番に起用しました。彼は6回に決勝点となる右翼線適時二塁打を放ちました。前日27日、川越誠司外野手(31)の右翼ポール際の打球がファウルと判定され、幻の逆転2ランとなったほか、福永裕基内野手(28)が走塁中に左手首付近を骨折し、再び長期離脱となりました。今季初の借金6まで膨らみ、この日はどうしても3連敗を避けたかった状況でした。試合後の井上監督のインタビューの一問一答は以下の通りです。-前日27日にはいろいろなことがありましたが、その中での勝利について「常に我々は勝利を目指して戦うものだけど、昨日は特にいろんなことがあり、どうしても勝ちたかったですね。いつも勝ちたいとは思っているけど、さらに強い思いがあって、何か変化をもたらさないといけないと感じました。それで打順を岡林と上林で入れ替えました。それが当たりと思えるような結果で、岡林がタイムリーを打ってくれて、今日は勝ててよかったです」-先発の三浦について「欲を言えば『本当にお前、あと1人でいけるぞ』とか『もう1イニングやれるぞ』と言いたかったところもあるけれど、今年初めての先発としてはよく頑張ったと思います。あいつのことが好きなので、いつも説教ばかりするけど、今日もニコニコしながら寄ってきたので、『説教は明日な!』と伝えました。まあ、よく投げてくれたと思います」-福永選手の骨折について「福永が戻ってきたところでのスタメン起用、すぐに故障という形になってしまいました。けが人が出るのは今回が初めてではないので、ポジティブに考えるべきだと思います。裕基がいたら頼りになる存在だったけど、今回のけがは彼の必死さによるもので、残念ですがまた全員で戦わないといけないですね」-左手の関節について「どこの関節かというと、指ではなく手首に近いところです」-福永本人に声をかけたか「まだ会えてません。我々が練習中に病院での検査があり、『やっぱり…』という状況で急いで抹消しましたが、尾田がおぼんもナイススライディングでしたね」-福永の復帰について「プランについてはまだ何も分かりませんが、かなり時間がかかると思っています。軽いものではないと思います」-手術について「詳細は発表があると思います。今の段階では骨折したということしか分かりません」

【日本ハム】新庄監督「しょうがない。あの場面で打てる周東くんがよかった」/一問一答

日本ハムが今シーズン3回目のサヨナラ負けを喫し、連勝を逃しました。4回、清宮幸太郎内野手(26)がセンター前に2試合連続の先制打を放ちます。先発の加藤貴之投手(32)は6回途中まで無失点と好投しましたが、7回に池田隆英投手(30)が同点打を浴び、9回には柳川大晟投手(21)が周東にサヨナラ打を打たれました。試合後、新庄剛志監督(53)の主なコメントは以下の通りです。 「しょうがない。あの場面で打てる周東くんがよかったですね」 -先発の加藤貴に対して「良い感じでしたね。テンポもよくて、見逃し三振も多かったし、コーナーを突いてくれました。次も期待できますね」 -加藤貴が近藤をしっかり抑えました「あれ、入ってましたっけ? 見逃しの…ストライク? ええ、ストライクですね。ナイスコントロールでした」 -初戦の有原に続き近藤も復帰、この日はモイネロが先発。1勝1敗という結果でしたが、2勝したかった?「いや、その辺は試合によるものですから。ピッチャーの出来でもないです。ただ、良いピッチャーが来ても、良い戦いをできています。落ち込む必要はありません」 -初回の攻撃で得点を期待していましたか「欲を言えば、(1回1死三塁の場面で)レイエスが最低でもセカンドゴロ、ショートゴロを打って1点欲しかったですが、大きな当たりも期待できる選手ですからね。2点を狙っていたところでもありますし」 -万波が昨日の試合で今シーズン初めて欠場でした「休憩、休憩。ずっと出てますからね」 -その辺の選手管理も1年間を見据えて?「試合の内容によっても変わってきます」 -4回1死満塁で清宮幸が2試合連続の先制打を「センターを狙った良いヒットでした。モイネロ投手は引っ張れないので、センターを中心に考えていたのでしょう。良いボールが周東選手から返ってきたので(二塁走者の)石井くんも良いスタートを切ったのですが(アウトになってしまいました)」 -少しずつ小技が決まるようになってきたのでは?「今日(3回に五十幡が)バントしましたが、ボール球でしたね。あれを引けるようにならなきゃ。ストライクゾーン内でやるなら失敗率が下がるはず。特に高めのボールは失敗しやすいです。でも、繰り返していれば、余裕も出てくるし、見逃せるようになるでしょう」 -今日は伏見が加藤貴と初めてバッテリーを組み、郡司ではなかった理由は「打つと思ったからです」 -「6番捕手」としてスタメンの伏見は2試合連続で2安打「食堂で言っていましたね。(7番)清宮くん前で打つ日が来るとは、って(笑)2本ヒットです」 -伏見は先週もモイネロからタイムリーを「良い戦いをしていますね。圧倒的にやられていません。エース級投手からも勝ったり良い戦いを見せています」 -接戦が続いていますが、後半戦へ向けて選手も成長していきそうですか?「後半戦? まだまだ考えていません(笑)」 -選手の成長については「まだケガ人はいませんし、休ませながらケガを避ける使い方をしていきます」

【DeNA】13残塁で33イニング連続無得点…三浦監督「チャンスでの1本を打破できない」

DeNAは、3年ぶりとなる3試合連続の完封負けで、今季3度目の3連敗に沈んだ。9イニング中6度の先頭打者出塁、先発野手全員出塁で11安打4四球とチャンスは作ったが、ことごとく凡退。13残塁を喫した。27日も10残塁しており、悪夢の33イニング連続無得点。三浦監督は「チャンスでの1本というのを打破できないのが続いている。選手だけでなく、チーム全体で乗り越えていかないといけない」と話した。【関連記事】DeNAニュース一覧

【阪神】佐藤輝明、外野からのランニングスローで本塁ワンバウンドの好返球 強肩が魅せる場内の驚き

阪神タイガースの佐藤輝明選手(26歳)が外野からの素晴らしいランニングスローでファンを驚かせました。3回の1アウト、二、三塁のピンチの場面。横浜DeNAベイスターズのタイラー・オースティン選手(33歳)が打ったボールが右翼方向に高く上がり、風の影響で右中間に向かいました。佐藤選手はこの日も「右翼」として先発しており、全力で追いかけてキャッチングしました。三塁ランナーのタッチアップを警戒しながら、本塁へと横に走りながらのランニングスローを披露。ワンバウンドでの見事な返球が決まり、その強肩に場内は大いに湧きました。結局、三塁ランナーは進塁せず、この回は無失点で切り抜けました。

【球宴】巨人の選手が4部門でトップ 捕手部門で甲斐、中継ぎ部門で大勢が独走中 中間発表セ・リーグの得票数一覧

日本野球機構(NPB)は28日、「マイナビオールスターゲーム2025」(7月23日=京セラドーム大阪、24日=横浜スタジアム)のファン投票第6回中間発表を行いました。 巨人の選手たちは第1回中間発表以来、4つの部門ですべて1位をキープしています。 捕手部門で1位の甲斐拓也選手(32歳)は、2位の阪神の坂本誠志郎選手(31歳)に7万票以上の差をつけており、中継ぎ投手部門で1位の大勢投手(25歳)も、2位の阪神石井大智選手(27歳)に5万票以上の差をつけて独走中です。 一方で、先発投手部門1位の巨人・山崎伊織投手(26歳)は、2位の阪神の村上頌樹投手(26歳)とわずか1017票差、抑え投手部門1位のライデル・マルティネス選手(28歳)は、2位の中日松山晋也投手(24歳)と6101票差という接戦になっています。 初日から阪神の森下翔太外野手(24歳)が最多の得票数を維持しており、この日、12球団で初めて20万票を獲得しました。セ・リーグのノミネート選手一覧は以下の通りです。    ◇   ◇   ◇ 【先発投手部門】 1位 巨人山崎 6万5123票 2位 阪神村上 6万4106票 3位 阪神才木 4万2486票 4位 中日高橋宏 3万7200票 5位 DeNAバウアー 3万387票 6位 中日松葉 2万1650票 7位 DeNA東 1万5966票 8位 広島森下 1万4670票 9位 広島床田 1万289票 10位 巨人井上 9299票 【中継ぎ投手部門】 1位 巨人大勢 11万4630票 2位 阪神石井 6万2048票...