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タイガース、前田健太を自由契約にするためウエーバーにかけたと発表 1日に40人枠外れ戦力外

タイガースは7日(日本時間8日)、今月1日(同2日)にメジャー40人枠から外した前田健太投手(37)を自由契約にするための「リリース・ウエーバー」にかけたと発表した。MLB公式サイトによると、「リリース・ウエーバー」は選手を正式に自由契約にする前にかけるウエーバーで、この間に他の29球団はその選手をクレームし獲得する機会を得られる。だがクレームで獲得した場合は、選手の残りの契約金を負うことになるため、クレームされる可能性はほぼないといっていい。また選手が、クレームされた球団への移籍を拒否してFAとなる権利も持っている。ウエーバーは48時間で終了し、その後に正式に自由契約となる。前田はメジャー9年目の今季、リリーフとして7試合に登板し、0勝0敗、防御率7・88だった。

ドジャースが終盤の猛攻で勝利 大谷翔平が172キロの三塁打で先制点を演出 キム・ヘソンが追加点

ドジャースは試合終盤に大量得点を挙げ、シリーズの勝ち越しを果たしました。両チームは5回まで得点を許さず、緊張感ある投手戦が続きましたが、大谷翔平選手(30)の一打が試合の均衡を破ることとなりました。6回、1アウトランナー無しの場面で、大谷選手がマーリンズの2番手投手である左腕ギブソン投手から右中間への三塁打を放ち、試合の流れを大きく変えました。この打球は107マイル(約172キロ)の高速ライナーで、今シーズン4本目の三塁打となりました。続くフリーマン選手の左前適時打でドジャースが先制点を奪いました。さらに7回には、3番手の右腕バカー投手から、金慧成(キム・ヘソン)内野手(26)が3試合連続の安打となる右前適時打を放ち、2点目を追加。大谷選手は3回に渡り出塁し、申告敬遠で2死満塁となり、続くベッツ選手の押し出し四球で3点目を取りました。その後、フリーマン選手が走者一掃の適時三塁打、パペス選手の左前適時打が続き、合計でこの回に6得点を挙げ、大きくリードを広げました。大谷選手はこの日、四球、三塁打、申告敬遠で4打席連続出塁を果たし、8回の第5打席では中飛に倒れました。6回には先制点、7回には4点目のホームを踏む活躍を見せました。

【西武】ファンに人気の「ビッグチェーンネックレス」が新作発表へ 「クソデ界隈」でも話題に

西武ライオンズのファンに絶大な人気を誇る応援グッズ「ビッグチェーンネックレス」の新作が発売されることが、7日に明らかになりました。デザインの詳細な“変化”についてはまだ公表されていませんが、すでに製作は最終段階に入っている模様です。早ければ8日にも球団から正式な発表がある予定です。メジャー球団のグッズを参考に作られたこのアイテムは、首にかけるだけでファンの記念にもなり、SNSでは「クソデカネックレス」としてライオンズファンの間で一躍人気を博しています。

【巨人】岡本和真、左肘靱帯損傷で全治まで約3カ月 前半戦復帰は厳しい見通し

読売ジャイアンツは7日に、28歳の内野手岡本和真が横浜市内の病院で精密検査を受け、「左肘の靱帯損傷」と診断されたと発表しました。前日の阪神戦(東京ドーム)で負傷し、試合途中で交代したため、この日に選手登録を抹消されました。当初は「左肘の筋損傷」と診断されていましたが、全治までは一般的に3カ月程度かかると見られ、今季前半戦の復帰は厳しい状況です。 監督の阿部は阪神戦後に「長引く可能性があるので、そのつもりでいてほしいです。彼は責任を持ってプレーしてくれていたと思うので、まずは早く治すことに専念してほしい」と語りました。 岡本選手は今シーズン、開幕から負傷するまでの全31試合で主力として4番を務め、打率3割8厘、8本塁打、25打点という素晴らしい成績を残していました。これらの成績はすべてリーグ5位以内に入り、本塁打、打点はチームトップでした。彼の離脱は打線の中核を担ってきたことから、チームにとっては大きな痛手です。 選手登録の抹消は、東京オリンピック時やポストシーズン前の一斉抹消、2023年8月29日の「コロナ特例」を除くと、2017年9月13日の再調整による抹消以来、実に2793日ぶりのことです。岡本選手が、けがで登録を抹消されるのは、入団後初めてのことでした。

【巨人】坂本勇人、渾身の決勝打「和真には代われないけれど、彼が戻るまで頑張ります」

巨人は宿敵・阪神を相手に競り勝ちました。試合は1回、若林選手の2ランホームランで先制しましたが、その後2つのエラーから同点に追いつかれました。しかし、この日緊急で昇格した坂本勇人内野手(36)が4回に決勝の二塁打を放ちました。「綺麗なヒットとは言えませんが、僕らしいレフト線のツーベースです」。前日6日の同じカードで岡本和真内野手(28)が負傷し、左肘の筋損傷による長期離脱を余儀なくされている中、坂本選手は意地を見せました。頼れるベテラン選手はヒーローインタビューで、スタンドからの大歓声を受け「久しぶりの1軍の舞台で、こうやって歓声を受けられて嬉しいです」と満面の笑みを見せました。前日6日の阪神戦をテレビで観戦しており、「和真がケガをして、巨人軍の4番として一人で戦っている姿を見ていました。和真の代わりにはなれませんが、チームのみんなでカバーしながら、彼が戻ってくるまで全力で頑張ります」と誓いました。東京ドームでの阪神戦は今季6試合目で初勝利となりました。

【阪神】中野が死球で痛むも藤川監督がすぐに対応、プレー続行 阿部監督も即座に投手交代

阪神タイガースの中野拓夢選手(28)は、一瞬ヒヤリとする場面に遭遇しました。7回の1アウト2塁、2点ビハインドの状況で、巨人の高梨投手が投げた144キロの直球が中野選手の背中に直撃しました。その瞬間、球場にはどよめきが広がり、藤川球児監督(44)は小谷野打撃チーフコーチらとともに速やかにベンチを飛び出しました。藤川監督は球審に何か話し、中野選手も痛みで顔を歪めましたが、その後、無事に立ち上がり一塁ベースへ向かいました。スタンドからは大きな拍手が沸き上がりました。巨人の阿部監督もベンチを出て、高梨投手から田中瑛投手への交代を迅速に指示しました。

【読売ジャイアンツ】岡本和真選手、前半戦での復帰が絶望的に 「左肘靱帯損傷」と診断される

読売ジャイアンツは7日、岡本和真選手(28)が横浜市内の病院で詳しい検査を受け、「左肘の靱帯損傷」と診断されたと発表しました。6日の阪神タイガース戦(東京ドーム)で負傷し交代。この日、選手登録から抹消されました。一般的には全治まで約3カ月かかると見られており、前半戦中の復帰は厳しい見通しです。阿部慎之助監督は阪神戦後に「長期化しそうなので、そのつもりでいれば、早く戻ってきてくれると嬉しいですが、彼も責任感を持ってプレーしていたと思います。早い回復に専念してもらいたいですね」とコメントしました。

【巨人】松井秀喜氏がサプライズ登場で喝!「良いチームは何人か欠けても力を発揮できる」

巨人の公式Xが7日、更新され、試合前の全体ミーティングの様子が公開されました。同日、開幕から32試合で4番を務めた岡本和真内野手(28)が左肘の筋損傷のため、登録を抹消されました。選手たちの前に立った阿部慎之助監督(46)は、「和真は本人も辛いし、チームにとっても痛手ですが、これを皆で一丸となるチャンスと受け止め、進んでいこうと思います。本人も一番辛いでしょうし、様々なものを背負って頑張ってくれたと思います。その気持ちをみんなで組んで、なんとか復帰を待ち、我慢しながらみんなで頑張っていきたい」と訓示しました。話を終えると、「今日はスペシャルゲストが来ているので激励の言葉をいただきます」と紹介。その場に巨人OBの松井秀喜氏(50=ヤンキースGM特別アドバイザー)が登場しました。松井氏はスーツ姿で現れ、拍手で迎えられました。「チームは4番を欠いている状況ですが、まだ5月に入ったばかりで、現在も首位と1ゲーム差です。ペナントレースは非常に長く、その中で良い時も悪い時もあります。けが人が出て選手が欠けることも通常のことです。そのような中で、皆さんは日々一喜一憂せずに、どうやって試合に臨むか、どう準備するかを大切にしてください。その繰り返しです。自分の準備、そしてユニホームを着た時はチームの勝利のために良いプレーをする。それが当然のことです。良いチームは何人か欠けても力を発揮できるものです。監督、コーチ、選手、全員で気持ちを新たに頑張ってください。昨年達成できなかった日本一を、今年は期待しています」と挨拶しました。

【阪神】森下翔太が4試合連続本塁打!再び左翼スタンドに飛び込む第6号、果たして日本記録は?

阪神の内野手、森下翔太選手(24歳)は、自身最長記録に並ぶ4試合連続の本塁打を達成しました。試合は4点差で迎えた5回、1アウト1塁の場面での打席。巨人の山崎伊織投手(26歳)がフルカウントで投じた151キロの速球に強振しました。打球はスタンドインが瞬時に分かる見事な弧を描いて、左翼席に飛び込みました。これで第6号となる2ランを放ち、阪神は2点差まで追い上げました。森下選手は、昨年の9月8日に行われたヤクルト戦(神宮球場)から、9月13日の広島戦(甲子園球場)まで4試合連続で本塁打を打っていました。日本記録は、歴代の名選手である王貞治氏とランディ・バース氏による7試合連続です。

【巨人】山崎伊織、今季初失点を喫す 開幕からの無失点記録は38回1/3には届かず

読売ジャイアンツの山崎伊織投手(26)は開幕から続けていた連続無失点記録が36イニングでストップしました。試合開始前までにセ・リーグの記録を超える35イニングまで達し、あとは4回まで無失点で抑えれば、1984年に阪急ブレーブスの高橋敏が達成した開幕から38回1/3無失点のプロ野球記録を更新できる状況でしたが、惜しくも2回に阪神タイガースの打線により今季初の失点を許しました。山崎投手は前日の6日には「できる限り自分の投げる試合では無失点で行きたいですが、何よりも一試合一試合で最小失点に抑えることを強く意識しています」とコメントしていました。