baseball

大谷翔平が打球をかかとに直撃、アストロズ先発「足が痺れて感覚がなかった」

「1番指名打者」で試合に出場したドジャースの大谷翔平選手(30)は、3打数無安打で2試合連続でヒットがありませんでした。チームは今シーズン最悪となる18失点を喫し、17点差での大敗という結果はホームでは球団史上で最悪となりました。 大谷選手は3回2アウトの第2打席で、アストロズ先発の右投手マクラーズのナックルカーブを捉え、鋭いライナー性の打球を放ちました。この打球がマクラーズ投手のかかと近くに当たり、跳ね返ったボールを遊撃手が直接キャッチするという珍しいプレーでアウトとなりました。 マクラーズ投手は試合後、「オオタニは素晴らしい打者です。2018年から彼と対戦してきましたが、正直、いつも彼との対戦は気が進まないです。いいボールを投げたと思ったのですが、彼はそれを見事に打ち返しました」と大谷選手を称賛しました。打球が当たった瞬間については、「少し足が痺れて感覚がなくなりました。おそらく神経に当たったのでしょうが、足首の骨に当たったわけではなく、かかとに当たってラッキーでした。少し痛みもありましたが、投球には支障ありませんでした」と少し安堵した様子で語りました。

【高校野球】二松学舎大付、5回13点でコールド勝ち センバツに続く開幕戦快勝/東東京

東東京の二松学舎大付が、5回コールドでスタートを切りました。春のセンバツに続いて開幕戦に登場し、両国に対して大勝を収めました。初回から打線が連携を見せ、永尾愛蓮捕手(3年)の先制3点適時三塁打を含む打者12人の猛攻で、一挙に8点を奪いました。さらに2回に3点、3回に2点を追加し、点差を広げました。先発の川島連十投手(1年)は、130キロ台後半のストレートを中心に打者を抑え、無失点で切り抜けました。ショートを守る納崎塁斗選手(1年)も活躍し、1年生が揃って初戦の勝利に貢献しました。センバツに続いて、開幕戦でも重要な役割を果たしました。

メジャーが熱い!1位マリナーズ・ローリーが2発、2位ヤンキース・ジャッジも負けじと32号

ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(33)が、今季32号ソロを放ち、メジャートップの35本塁打をマークするマリナーズのカル・ローリー捕手(28)を追いかける。1回無死、先頭打者本塁打を放ったドミンゲスに続き、2者連続本塁打となる32号ソロを左中間席に運んだ。この日、メジャートップのマリナーズ・ローリーが衝撃の1試合2発をマーク。メジャー2位のジャッジも負けじと、32号アーチを放った。メジャートップは、35本塁打のマリナーズのカル・ローリー捕手(28)で、その差は3本。ナ・リーグの本塁打争いでは、ドジャース大谷翔平投手(30)が30本塁打でトップをキープした。両リーグの本塁打争いのトップ3は以下の通り。◆ア・リーグ本塁打争い(トップ3)1位 ローリー(マリナーズ) 35本2位 ジャッジ(ヤンキース) 32本3位 カミネロ(レイズ) 21本3位 グリーン(タイガース) 21本◆ナ・リーグ本塁打争い(トップ3)1位 大谷翔平(ドジャース) 30本2位 スアレス(ダイヤモンドバックス) 28本3位 シュワバー(フィリーズ) 26本

吉田正尚、傘下マイナーリーグの3試合目でリハビリ出場、4打数1安打。試合前には一塁で守備練習

レッドソックスの外野手、吉田正尚選手(31)は、傘下2Aポートランドでのニューハンプシャー戦に出場し、リハビリ中の3試合目を迎えました。4打数1安打となり、これで2試合連続でヒットを放ちました。この日は「2番DH」として出場し、試合の5回、2アウト1塁で迎えた第3打席で右前へのヒットを記録しました。初回の1アウト1塁の第1打席はピッチャーゴロ、4回の先頭打者として迎えた第2打席はセカンドゴロ、7回の先頭打者での第4打席はレフトフライで、8回には代打を送られ交代となりました。結果は4打数1安打、1得点でした。昨年10月に右肩の手術を受けた吉田選手は、シーズン開幕から負傷者リストに入っていました。外野手として投球に不安が解消されるまで時間が必要だったため、今月2日から傘下3Aウースターでリハビリ出場を開始しました。今回が3試合目で、2Aでの試合はこれが初めてです。現地メディアの記者、ジョシュ・ベル氏によると、この日も試合前に一塁でノックを受ける練習を行っていたとのことです。

マリナーズのローリー、34号と35号ホームランで個人最多記録を更新し、グリフィーの球団記録に並ぶ** **

** シアトル・マリナーズのキャッチャー、カル・ローリー(32歳)が34号と35号の本塁打を打ち、自身のメジャー記録を更新しました。これは、オールスター戦前の球団記録であるケン・グリフィーの記録に並ぶものです。ローリーはホームで行われたパイレーツ戦に「3番DH」として出場。1回、1アウト1塁の場面で左翼の2階席へと運ぶ、飛距離433フィート(約132メートル)の豪快な34号2ランを記録しました。また、6回2アウト走者なしの場面では、左中間に昨季の自己最多を更新する35号ソロを放ちました。マリナーズの公式データによると、オールスター戦前に35本の本塁打を記録したのは殿堂入りしたケン・グリフィーが1998年に残した記録に並ぶものです。ローリーは「彼はレジェンドであり、初年度の資格で殿堂入りした象徴的な選手です。そんな彼と記録に並べたことを本当に幸せに思います。」とコメントしました。現在、メジャーのホームランランキングでローリーは単独トップに立っています。2位にはこの日32号を打ったニューヨーク・ヤンキースのジャッジ、3位には30本のロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が続いています。

大谷翔平の珍プレーでヒットがキャンセルされる…155キロの速球ライナーが大きく跳ねて…

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平投手(30)は、ヒットになりそうな打球も珍しいプレーの結果アウトとなりました。1対6で迎えた3回の1アウトの場面で、大谷は右腕の投手マクラーズとの対戦に臨みました。カウント1-1からの低めのカーブを、打球速度約155キロで打ち返しました。そのライナーはピッチャーのマクラーズの右足に直撃し、大きく跳ね上がったところを遊撃手のデュボンが捕球。一塁へ送球しましたが、大谷はわずかに先に到達していました。しかし、審判団はすぐにタイムを取り、大谷にアウトの判定を告げました。打球はデュボンによってノーバウンドで捕球されていたため、記録上は「ピッチャーライナー直撃」アウトとなりました。

大谷翔平、誕生日登板で「2イニングを計画」とロバーツ監督が発表

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30歳)が、誕生日である6日(日本時間)にアストロズ戦での投手登板を予定しています。デーブ・ロバーツ監督は試合前の記者会見で、大谷選手について「2イニングを投げる計画だ」と語りました。大谷選手は6月16日のパドレス戦で、約2年ぶりに投手として復帰しました。その試合では先発し、1回2安打1失点、28球で降板しました。続く2度目の登板は6月22日のナショナルズ戦で、1回を無安打無失点、2三振で18球を投げて降板しました。3度目の登板は6月28日のロイヤルズ戦で、復帰してから初めて2回を投げ、1安打無失点、1四球1三振、27球を記録し、自己最高の球速101.7マイル(約164キロ)をマークしました。6日の登板は中6日で行われます。

ドジャースのグラスノー投手、来週復帰の可能性が浮上とロバーツ監督が語る

ロサンゼルス・ドジャースの先発投手タイラー・グラスノー(31歳)は、右肩の炎症で4月28日から戦線を離れていましたが、デーブ・ロバーツ監督(53歳)は彼が来週の遠征で復帰できる可能性があると明らかにしました。グラスノーは、3日(日本時間4日)にドジャース傘下の3Aオクラホマシティで3度目のリハビリ登板を行い、4回1/3を投げて78球を投げ込みました。ロバーツ監督は「今回の登板は良かった。5回の途中まで投げられたのは収穫だ」と評価し、「具体的な日程はまだ決まっていないが、来週の遠征中に復帰する可能性が非常に高い」と語りました。ドジャースは7日(日本時間8日)からミルウォーキーでブルワーズと3連戦、11日(日本時間12日)からサンフランシスコでジャイアンツと3連戦を予定しており、全6試合の遠征が組まれています。ドジャースに移籍して2年目のグラスノーはこれまでの5試合で1勝0敗、防御率4.50という成績を残しています。

【阪神】大山悠輔、勝負強さで4年ぶりの代打逆転劇「全員の力」1年ぶりのベンチスタートでも活躍

阪神タイガースの大山悠輔内野手(30)は、4年ぶりの代打で見事な逆転勝利を演出しました。昨年6月4日の楽天戦(甲子園)以来、約1年ぶりにベンチから試合が始まりましたが、集中力は途切れませんでした。1点を追う8回無死一塁の場面で、村上に代わって打席に立つと、2番手ピッチャー伊勢の高めのフォークを逃さず、左翼席を埋めた観衆の中で左前打を放ちました。これにより無死一・三塁の好機を広げ、近本の同点打、佐藤輝の決勝犠牲フライを呼び込みました。大山選手は「全員の力での勝利です。すごく良かったと思います」とコメントしました。代打での出場は2021年11月6日のCSファーストステージ巨人戦(甲子園)以来で、今回も安打を記録。レギュラーシーズンでの代打安打は、2020年6月28日のDeNA戦(横浜)以来、5年ぶりです。藤川監督の采配も光りました。前日3日の巨人戦で3安打を放った大山をあえてベンチスタートにしたのです。今季DeNAの先発・ケイ相手に7打数無安打だったことも理由の一つかもしれませんが、藤川監督は「今日は大山に少し休養をという意図がありました」と説明。「試合での汗の量を見て、積極的休養が必要だと判断しました」とのこと。大山は今季77試合にスタメンで出場しており、この温存策により、他の選手たちも交代で起用され、チーム全体の層の厚さが強調されました。植田や熊谷らが起用に応え、勝利に貢献しました。代打での役割を全うした大山選手は、チームが首位を走る理由について「それは皆さんの力です。1試合1試合、勝つための試合ができています」と分析しました。だからこそ、タイガースは強いのです。【伊東大介】

鈴木誠也、3試合ぶり先制24号ホームランで自己最多タイの74打点達成!カブスは球団新8本塁打で大勝し、貯金18

シカゴ・カブスの鈴木誠也外野手(30)は「3番DH」として先発出場し、3試合ぶりに24号ソロホームランを放つなど、4打数1安打1打点を記録しました。これで4試合連続ヒットとなりました。 初回、カージナルスの先発投手マイコラス(元読売ジャイアンツ所属)と対戦し、カウント2-2から内角の92マイル(約148キロ)のシンカーをしっかり捉え、左翼席中段に先制のソロホーマーを打ち込みました。 その他の打席は、2度の空振り三振に加えて三ゴロでした。鈴木の打率は.261です。 これにより、メジャートップの74打点に到達し、2023年の自己最多記録に並びました。 地区首位を走るカブスは、3回までに6本塁打を放ち、球団新記録となる計8本塁打を達成し、序盤から試合の主導権を握ってライバルを圧倒しました。これで4連勝となり、今季最多の貯金18を記録しました。