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山本由伸、サイ・ヤング賞候補同士の熱戦で敗北、5回3失点で今季2敗目

ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸投手(26)は、5回を投げ4四球3失点で降板し、今シーズン2度目の敗戦を喫しました。試合はサイ・ヤング賞候補同士の対決で、ピッツバーグ・パイレーツの力投手で昨季新人王のポール・スキーンズ投手(22)に軍配が上がりました。試合は初回、四球で出塁させたランナーを4番バッターのバルデスに右前適時打され、先に1点を与えてしまいました。これにより連続無失点イニングは「18」で途切れました。初回だけで32球を費やし、序盤から制球に苦しむ展開でした。その後は安定を取り戻しましたが、5回には球数が80球に迫ったところで、味方の守備の乱れも影響し、パイレーツの打線に捕まりました。5回の先頭打者デービズを三ゴロに打ち取ったかと思われましたが、三塁手マンシーの悪送球で二塁まで進塁を許しました。無死二塁からクルーズに右前適時打を浴び、一、三塁となった後、ヘイズの中前適時打でさらに2点を失いました。山本は5回を投げ、5安打5奪三振4四球3失点、球数94球でマウンドを降りました。防御率は0.93から1.06に上昇しましたが、リーグトップの記録を保持しています。

ロバーツ監督、山本由伸に「彼らしくなかった」 ドジャース、3連敗で「うまくかみ合っていない」

ドジャースは今季2度目となる完封負けを喫し、3連敗となりました。先発した山本由伸投手(26歳)は失策が絡んで3失点を記録。5イニングを投げ自責点は1でしたが、持ち味の制球が安定せず、4つの四球を与えました。1回に先制点を許し、連続無失点イニングも「18」でストップしました。ロバーツ監督は試合後のコメントで、山本の投球について「制球面で普段の彼らしさが見られなかった。カウントが悪くなり、球数がかさみ、2死からのヒットで失点する場面もあった。それも彼らしくなかった」と評価しました。「1番DH」として出場した大谷翔平選手(30歳)は、4打数無安打に終わりました。パイレーツの先発投手である剛腕スキーンズを攻略できず、3打席の対戦で中飛、投ゴロ、空振り三振を喫しました。8回の第4打席では、3番手のサンタナ投手との対戦で甘く入ってきたスライダーを打ち損じ、中飛に倒れました。ロバーツ監督は3連敗を喫したチームについて「うまくかみ合っていない。ただ、そこまで深刻ではなく、打線はそのうち打ち始めると思う。何人かの選手が苦しんでいるが、復調の方法を見つけるはずだ」と前向きに語りました。

【DeNA】森敬斗が初の2軍降格 三浦大輔監督「1カ月も2カ月もゆっくりさせるつもりない」

DeNAの森敬斗内野手(23)が今季初めてファームで調整を行うことになりました。三浦大輔監督(51)は、石上泰輝内野手(23)との入れ替えをはっきりと発表しました。森選手は今シーズンの開幕からスタメン入りしましたが、13試合で打率が1割7分5厘と、期待した結果を残せませんでした。その後、15日の巨人戦を最後に8試合で出場機会がありませんでした。三浦監督は「総合的に見て、打撃も守備も走塁ももっと向上させなければなりません。彼はレギュラーを目指して頑張らなければならない選手です。長い間休ませるつもりはなく、本人もそのつもりではないでしょう。できるだけ早く調子を上げ、一日も早く復帰できるようにする予定です」と述べました。

センバツ4強の浦和実、まさかの初戦敗退で夏ノーシードに 辻川監督「最も悪い試合をしてしまった」

今年春のセンバツで4強入りした浦和実(うらわじつ)が、意外にも初戦で敗退した。聖望学園に際どく敗れた結果、夏の大会はシードなしで挑むこととなった。辻川正彦監督(60)は「(センバツから帰ってきて)チームの歯車が噛み合わないまま来てしまった。今日は私たちがあまりにもダメだった。今までで一番悪い試合をしてしまった」と振り返り、主将の小野蓮(3年)も「ベスト4という結果からおごりが出たのではないか」と厳しく指摘した。 試合は序盤から苦しい展開だった。センバツの4試合中、智弁和歌山戦以外では全て先制点を挙げた浦和実であったが、この日は聖望学園に先制を許す形となった。先発を任された角国純也投手(3年)は、初回で2点を奪われ、さらに3回にも2本の長打から1点を追加された。 途中から駒木根琉空投手(3年)が登板し試合は落ち着いたものの、7回に痛恨の4点目を許し、勝機を逃した。頼りにしていた打線も、聖望学園の先発中村紀翔投手(3年)に抑えられ、1得点に留まった。 計算が狂ったと言わざるを得ない。快進撃の原動力となった変則左腕、石戸颯汰投手(3年)はコンディション不良のためベンチを外れ、スタンドから応援する形となった。センバツ後の初公式戦でベストメンバーを組めず、甲子園で見せた「守備から好攻撃を作る」持ち味は影をひそめた。 敗戦を受けて、辻川監督は「石戸や駒木根に続くピッチャーを夏までに育てなければいけない」と述べた。全国有数の激戦区、埼玉を勝ち抜くのは簡単ではない。初戦を落とすことで、その厳しさを改めて痛感した。

メッツ千賀滉大「今後にとてもポジティブ」2回に4試合ぶり失点も、6回2失点でQS達成

メッツ千賀滉大投手(32)が、6回6安打2失点で降板し、自身に勝敗はつかなかった。チームは8回に逆転したが、9回に再び逆転され、サヨナラ負けを喫した。0-0の2回2死二塁、ナショナルズ・テナに詰まりながらも、左前に運ばれ、先制点を献上。今季初登板だったマーリンズ戦の4回に2点を奪われた以降は連続無失点だったが、自身4試合ぶりに失点した。3回には先頭のヤングに右前打を浴び、1番エイブラムズに中堅フェンス直撃の適時三塁打で追加点を許した。粘りを発揮したのは、ここからだった。なおも無死三塁のピンチだったが、2番ウッドを捕ゴロ、3番ロー、4番ルイーズを連続三振で3点目を阻止した。4、5回は3者凡退とし、6回は2死から連続四球で一、二塁のピンチを背負ったが、ベルを見逃し三振でピンチを脱した。試合後、千賀は「今日に関しては最初、うまくいかないこともありましたけど、途中からだんだん良くなって、試合を何とか作れたことは、今後にとてもポジティブだなと思います」と前を向いた。また、無失点が止まったことについては「ずっとゼロでいたっていうのはもちろん自分自身わかってるんですけど、別にそこはいつか切れるものですし、とにかくゼロを増やしていくってことは、またこれからやっていく作業かなと思います」と話した次回登板に向け「後半から非常に自分の中で手応えがでてきて、次の試合ぐらいから不安なく、いけるんじゃないかなって思えるような、いい手ごたえをつかめることができたので、後半が非常に良かったなっていうふうに思っています」と話した。千賀は、クオリティー・スタート(QS=6回以上、自責3以内)を達成し、ゲームメークしたが4勝目はならず。リリーフ陣が踏ん張れず、連勝が7で止まった。【動画】千賀滉大83マイルのお化けフォーク!>>

大谷翔平「パパ初安打」、今永昇太を打ち崩す 記録訂正で内野安打に 今永の防御率に影響

MLBは、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平投手(30)の打撃記録の修正を25日(日本時間26日)に発表しました。これは、22日(同23日)にシカゴで行われたカブスとの試合で、初回に大谷が今永昇太投手(31)から放った打球が三塁内野安打と変更されたものです。結果、この試合では4打数1安打と記録され、「パパ初安打」となりました。これは、20日のレンジャーズ戦で「父親リスト」から復帰後の初安打でもあります。今永投手はその初回で、2死一、二塁の場面でエドマン選手に3ランを打たれたこともあり、初回の自責点が0から3に変更されました。試合全体では5回2/3を投げて、自責点が2から5に増加し、防御率も2.38から3.18と大幅に上がりました。また、対大谷の対戦成績も10打数無安打から10打数1安打に記録が修正されました。 --- I hope this version is engaging for the Japanese audience while maintaining the original context and cultural sensibilities.

ドジャースの山本由伸、連続無失点記録が18イニングで終了 22歳の昨季新人王と対決

ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸投手(26歳)は先発した試合で、初回に相手打者に先制を許し、彼の連続無失点記録は18イニングで止まりました。山本は試合開始直後に、クルーズに対して四球を与えました。続く打者が打席に立つとき、クルーズは二塁への盗塁に成功し、いきなり無死二塁のピンチを迎えました。2番と3番の打者を左飛と空振り三振で仕留めたものの、4番打者のバルデスには146キロのスプリットを打たれ、ライト前ヒットで二塁走者がホームインし、先制点を許しました。この失点で山本の無失点記録は19イニング目で途切れました。さらに次の打者にも四球を与え、内野陣がマウンドに集まりましたが、気を取り直した山本は6番打者のファムを空振り三振に抑え、最小失点でピンチを切り抜けました。このイニングで32球を投げました。山本の18回連続無失点は、5日(日本時間6日)のフィリーズ戦の2回から続いていたもので、これまで3勝1敗、防御率0.93、38奪三振という素晴らしい成績を残しています。今季6度目の先発では、パイレーツの昨季新人王である剛腕、ポール・スキーンズ投手(22歳)との対決に挑みました。スキーンズは現在、2勝2敗、防御率2.87、30奪三振という成績です。

鈴木誠也が二塁打で打率.283に 強豪フィリーズを完封、3連勝で首位を維持

右手首の痛みで23日のドジャース戦を欠場していたカブスの鈴木誠也外野手(30)が、フィリーズ戦で2試合ぶりにスタメンに復帰しました。「3番DH」で出場し、5打数2安打を記録し、22日のドジャース戦に続いて2試合連続のマルチ安打を達成しました。今シーズンの打率は.283、ホームラン6本、打点20、OPS.910です。 鈴木選手は1-0で迎えた3回の先頭打者として、フィリーズの先発右腕ウォーカーのスライダーを捉え、左翼線への二塁打を放ち、追加点につなげました。さらに3点リードの6回2死走者なしの第3打席でも、強い打球を左翼線に打ち返し、この日2本目の二塁打を記録しました。マルチ長打は、2本塁打を放った2日のアスレチックス戦以来です。そのほかの打席では、初回は中飛、4回は三ゴロ、8回は空振り三振に終わりました。 試合は強敵フィリーズを相手に完封勝ちを収めました。元ソフトバンクの先発右腕コリン・レイが5回を3安打無失点で抑え、今シーズン初勝利を挙げました。レイ投手はここまで6試合で1勝0敗、防御率0.96です。チームは3連勝を果たし、17勝10敗で地区首位を維持しています。

ドジャースがヤンキースから右腕ゴメスを獲得、今シーズンは6試合で防御率2.70

ロサンゼルス・ドジャースは25日(日本時間26日)、ニューヨーク・ヤンキースから右腕のヨエンドリス・ゴメス投手(25歳)をウエーバー手続きを通じて獲得したと発表しました。ヤンキースは22日、ゴメスをDFA(メジャーリーグの40人枠から外す措置)しました。ベネズエラ出身のゴメスは2016年に海外のフリーエージェントとしてヤンキースと契約。2021年に右肘を手術し、2023年9月にメジャーデビューしましたが、昨シーズンは5試合しか登板しませんでした。今シーズンは6試合に登板し、合計10イニングで1勝1敗、防御率2.70を記録しています。メジャー通算では12試合に登板し、防御率3.09です。マイナーリーグでは、昨シーズン3Aで23試合(先発21試合)に登板し、3勝5敗、防御率3.67の成績を収めました。ドジャースは今月初旬に先発左腕のブレーク・スネル、19日には救援右腕ブレーク・トライネンが故障で離脱するなど、合計12人が負傷者リストに入り人材が不足しているため、補強を進めたと見られています。

エンゼルス時代の友情を感じる抱擁!大谷翔平とヒーニー、親友で喜びを分かち合う

ドジャースの大谷翔平選手(30)が、エンゼルス時代の旧友であるパイレーツの左腕アンドリュー・ヒーニー投手(33)と試合前に再会しました。大谷がウォームアップのキャッチボールを行っているところに、ヒーニーが急いで駆け寄り、親しげにハグを交わしました。その後、二人はしばらくの間、話に花を咲かせました。現在ヒーニーはパイレーツの先発ローテーションの要として活躍しており、ナショナルリーグ中地区での試合で素晴らしい成績を上げています。今シーズンは5試合に登板し、2勝1敗で防御率1.72を記録。「これまでのところ、とてもいい感じです。チームメンバーも素晴らしく、段々と良い流れになっていると感じています」と語りました。エンゼルス時代、大谷とは親友であり、同僚として仲の良い関係でした。大谷の第一子誕生について、ヒーニーは「とてもうれしいよ。『おめでとう』と伝えたい。ワールドシリーズでの勝利や、彼に起きたすべての出来事を祝福したい。彼は世界一の称号にふさわしい男だよ。個人的にもプロとしても、彼の最近の多くの出来事が自分のことのようにうれしい」と語り、笑みを浮かべていました。