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巨人の田中将大選手や日本ハムの水谷瞬選手が登録抹消、阪神の島田海吏選手やヤクルトの金久保優斗選手らが新たに登録/5月2日選手動向

5月2日に行われたプロ野球の出場選手登録と登録抹消は以下の通りです。【セ・リーグ】<登録>阪神 島田海吏 外野手DeNA 九鬼隆平 捕手広島 斉藤優汰 投手ヤクルト 金久保優斗 投手<抹消>巨人 田中将大 投手巨人 郡拓也 捕手巨人 佐々木俊輔 外野手阪神 大竹耕太郎 投手DeNA 宮崎敏郎 内野手広島 J・ドミンゲス 投手ヤクルト M・バウマン 投手【パ・リーグ】<登録>なし<抹消>日本ハム 若林晃弘 内野手日本ハム 水谷瞬 外野手楽天 藤平尚真 投手※選手の再登録は5月12日以降から可能です。

【DeNA】「雨男」として知られるバウアー投手、またしても試合が雨天中止。てるてる坊主の願いも届かず、オープン戦含め今季3回目

先発予定だったDeNAのトレバー・バウアー投手(34)は、「雨男」としての名声を再び見せつけました。DeNA対巨人戦は悪天候のため中止が発表され、DeNAの今季3度目の雨天中止となりました。中4日での先発が予定されていたバウアー投手は、登板の前日に「自分が登板する日はほとんど雨が降るので、てるてる坊主を作らなければ」と晴天を祈っていましたが、その願いは届きませんでした。3日の試合でスライドして先発予定です。4月27日の広島戦(横浜)では、8回1失点、129球の力投で復帰後初勝利を飾ったバウアー投手。主に中4日でローテーションを担う期待の右腕ですが、その「雨男」ぶりは日本でも健在のようです。彼は「去年在籍したメキシコ(メキシカンリーグ)でも雨男でした」と語るように、4月11日のヤクルト戦(横浜)では3回無死一塁の場面で激しい雷雨によりノーゲームとなりました。今回の雨天中止を含めると、今季のバウアー投手の雨天中止はオープン戦の3月16日の楽天戦(横浜)も合わせて3試合目です。雨天中止にはならなかったものの、今季初登板の3月29日の中日戦(横浜)では、雨の影響で試合開始時間が遅れました。ここまでバウアー投手は4試合に先発し、1勝3敗、防御率3.81の成績を残しています。DeNAの三浦大輔監督は「天候についてはいつも言ってますが、どうしようもないので、明日に備えてほしい」と述べ、次の機会に期待を寄せました。

【巨人】田中将大、今季3度目の登録抹消 広島戦で3回3失点の降板、次回登板は未定

巨人の田中将大投手(36)は、2日に出場選手登録から外されました。1日の広島戦(東京ドーム)では、1回に2死から5連打を浴びて3失点し、3回で8安打3失点で降板しました。これは、4月3日にバンテリンドームで行われた中日戦で移籍後初勝利を挙げた翌日に続く、今季3度目の登録抹消です。田中投手は日米通算200勝まであと2勝と迫っていますが、2回以降は追加点を許さず、3回に代打を送られる形で降板しました。試合後、彼は「チームに迷惑をかける形でマウンドを降りてしまって悔しいです。9連戦中で、こういう投球しかできなくて、本当に悔しい」とコメントしました。今後、田中投手は再び2軍で調整を行う予定です。阿部慎之助監督(46)は「次回の登板はいつになるかまだわからないが、残念な結果になってしまった」と語り、次の1軍登板については未定としています。

メッツの千賀滉大、体調不良をおして登板 チーム内でウイルス性の感染が流行中

ニューヨーク・メッツの千賀滉大投手(32)は、体調不良にもかかわらず、アリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に登板したことを明らかにしました。彼は5日間の休養を経て、今シーズン6試合目の先発に立ち、4回までに5安打1失点、3四球6奪三振という記録を残し、87球で交代し、今シーズン2敗目(3勝)を記録しました。試合後、地元の放送局SNYを含む取材陣に囲まれた千賀選手は、体調が優れなかったことを認め「体調は決して良くはありませんが、マウンドに立つと決めた以上、先発投手としての役割を果たし、6イニングを投げたかった」と語りました。カルロス・メンドサ監督によると、現在、チーム内でウイルス性の体調不良が流行しているとのことです。「数名の選手がウイルスに感染し、千賀もその一人です。前日は帰宅させたが、体調はかなり改善され、彼自身が投球可能だと言ってくれたので起用しました。彼は最善を尽くしてくれました」とコメントしました。

エンゼルスの菊池雄星が移籍後、初勝利の権利を持って降板 5回5安打2失点で粘り強い投球

エンゼルスの菊池雄星投手(33歳)は、今シーズン初の勝利投手となる権利を得てマウンドを降りました。試合は1点リードの3回にタイガースのバエスとトレースのソロホームランで逆転を許しましたが、打線が3回にソレアの2ランホームランで再び逆転し、4回には追加の1点を奪いました。2回以外は毎回ランナーを出しながらも、粘り強い投球で5回を5安打2失点に抑え、リリーフ陣に後を託しました。開幕投手を務めた菊池は、試合前までの成績が6試合で0勝4敗、防御率4.31と苦しんでいましたが、この日は中4日での先発登板で移籍後の初勝利を目指していました。

鈴木誠也、2打席連続勝ち越しホームラン!強敵スキーンズからの衝撃の一撃

シカゴ・カブスの外野手、鈴木誠也(30)は、試合で「3番DH」としてスタメン入りし、圧巻の2打席連続ホームランを含む活躍で、逆転勝利に貢献しました。ソロと2ランホームランをそれぞれ放ち、4打数2安打3打点1四球の結果を残しました。 対戦相手のピッツバーグ・パイレーツは、強豪投手スキーンズを先発に立ててきました。 第1打席では、フルカウントの末、右飛に倒れましたが、続く第2打席では四球で出塁。 試合が同点に追いついた5回、第3打席に臨んだ鈴木は、カウント3-0からの甘い球を打ち込み、左翼席へ8号ソロホームランを放ち、チームの勝ち越しに一役買いました。 さらに、7回には救援投手ニコラスから左翼席へ2打席連続となる9号2ランを放ちました。 その後、第5打席では右飛に倒れるも、今シーズンの打率は.295を記録しました。 試合後、鈴木は地元テレビ局のインタビューで、強豪スキーンズからのホームランについて語りました。「すごく良い投手なので、積極的に振っていく必要がありました。その結果、カウント3ボール0ストライクの唯一の甘い球をしっかり振れたことが功を奏しました」と振り返りました。2本目のホームランについては、「1-2と追い込まれていたので、自分のスイートスポットだけを狙って振りました」とコメントしました。

前田健太が戦力外 今季はリリーフで7試合登板 防御率7・88 タイガース発表

タイガースは1日(日本時間2日)、前田健太投手(37)をメジャー40人枠から外したと発表した。傘下3Aトレドから右腕タイラー・オーウェンズ投手(24)を初昇格させ、それにともなう入れ替えで、地元紙デトロイト・ニューズ電子版など複数のメディアは「マエダとのつながりを切った」と戦力外であると伝えている。前田はメジャー9年目の今季、先発ローテ入りをかけてキャンプに臨んだが、オープン戦で安定感に欠け、開幕からリリーフとしてスタート。7試合に登板し計8イニングを投げて0勝0敗、防御率7・88と苦戦していた。タイガースとは2年総額2400万ドル(約34億8000万円)で契約しており、今季が契約最終年だった。メジャーではここまでドジャース、ツインズ、タイガースで通算226試合に登板、172試合に先発し、68勝56敗、防御率4・20、1055奪三振だった。

【広島カープ】今シーズン最多16本のヒットも16残塁で黒星 「ヒットは出ているし、チャンスは作れている」新井監督

広島東洋カープは延長12回2アウト1塁から、8番手の岡本投手が吉川尚選手にサヨナラヒットを打たれ、6連敗を喫しました。4回にわたる満塁のチャンスを活かしきれなかったことで、試合の流れを悪くしてしまいました。1回表では今季初スタメンの坂倉選手のタイムリーヒットなどで3点を先制しましたが、なおも2アウト満塁の場面はドミンゲス選手がライトフライに倒れ、その後3回と4回の2アウト満塁のチャンスも無得点に終わりました。9回に迎えた同点の無死満塁の局面では、ファビアン選手がショートゴロ併殺打、続く菊池選手もサードゴロに倒れました。結果として、今季最多の16本のヒットを放ちながらも、16残塁の末に敗戦しました。しかし、新井監督は「ヒットは出ているし、チャンスは作れている」と前向きな姿勢を見せました。

千賀滉大、4イニング1失点6奪三振で2敗目、メッツはダイヤモンドバックスに敗れて2連敗

メッツの千賀滉大投手(32)は、4イニングで5安打1失点、3四球、6奪三振を記録し、今シーズン2敗目(3勝)を喫しました。 試合の初回、先頭打者キャロルに内野安打を許したものの、2つの空振り三振と盗塁死で無失点で切り抜けました。 第2イニングでは3者凡退と完璧な投球を見せました。 第3イニングでは2安打と四球で満塁のピンチを迎えましたが、冷静に3つ全てのアウトを奪い、無失点で切り抜けました。 第4イニングでは四球と続けざまの安打で1点を先制されました。なおも1死満塁の場面を残しつつ、後続を断って0-1と1点のビハインドでマウンドを降りました。 投球数は87球でした。 防御率は1.38を記録しています。 メッツは、主砲ソトの2打席連続本塁打で追い上げを見せたものの、リリーフ陣が追加点を許し、惜しくも敗れました。