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6月度「月間MVP賞」デュプランティエ、ファビアン、モイネロ、西川龍馬が受賞

日本プロ野球(NPB)は9日、「大樹生命月間MVP賞」6月度の受賞選手を発表しました。セ・リーグの投手部門では阪神のデュプランティエ投手(30歳)が、打者部門では広島のファビアン外野手(27歳)が選ばれました。また、パ・リーグの投手部門はソフトバンクのモイネロ投手(29歳)、打者部門はオリックスの西川龍馬外野手(30歳)が受賞しました。 デュプランティエは4試合に先発し、リーグトップの3勝と36奪三振を記録し、初めての受賞となりました。阪神からは、前月に受賞した村上選手に続き、2か月連続の受賞です。ファビアンは22試合に出場し、リーグトップの15得点と31打点という安定した成績を残しました。広島の外国人選手が打撃部門で受賞するのは、2014年9月のロサリオ以来です。 モイネロ投手は4試合に登板し、防御率0.90、リーグトップの42奪三振を記録し、3度目の受賞です。西川選手は21試合に出場し、打率3割5分7厘でチームの月間勝ち越しに貢献しました。これは、広島に在籍していた2019年8月以来の受賞で、セ・パ両リーグでの受賞は史上22人目です。 受賞者には、各連盟から記念盾が、大樹生命保険株式会社からは賞金50万円とトロフィーが贈られます。

怪物ミジオロウスキーが圧巻6回12K 大谷被弾「予想していた」「落ち着いて自分の投球に集中」

6月にデビューしたばかりのブルワーズのスーパールーキー、ジェーコブ・ミジオロウスキー投手(23)がドジャース戦で先発登板し、6回を投げて4安打、1四球、1失点、自己最多の12奪三振という素晴らしい投球を披露し、今シーズン4勝目を手にしました。試合開始直後、先頭打者の大谷翔平選手(31)にカーブを捉えられ、31号先頭打者ホームランを許しましたが、その後は冷静に対処。引き続くベッツ、フリーマン、パヘスの強打者を3者連続三振に押さえ込みました。2回以降も、最速101.6マイル(約163.5キロ)のフォーシーム、スライダー、カーブ、チェンジアップを駆使して三振を重ね、5回までに11奪三振を達成。6回こそ大谷に四球を与え、その後ベッツの内野安打とフリーマンの内野ゴロで1死二、三塁のピンチを招きましたが、4番パヘスの強烈な三塁ゴロを三塁手のモナステリオが見事なホーム送球で大谷をアウトに。最後はコンフォートを一ゴロに仕留め、感情を爆発させながらベンチに戻りました。試合後のインタビューで、大谷にホームランを許した後の投球についてミジオロウスキーは「彼が大谷だから、ホームランを許すことは予想していた。その後はしっかりと落ち着いて自分の投球に集中できた」とコメント。6回のモナステリオのプレーについては「チーム全員が興奮していた。大谷をホームでアウトにしてくれて、大きなプレーだった」と話しました。クラブハウスでのインタビューで、大谷との対戦を楽しみにしていたかどうか尋ねられると「彼が50本塁打を記録し、50盗塁を決めるのを見る時に、子供のように『あの選手と対戦したい、彼をアウトにしたい』と思った。なんとか彼を打ち取れたらと思っていたよ」と笑顔で答えました。

【WBC】試合開始時間発表 東京ドームでの1次ラウンド、日本の試合は全て午後7時開始予定 2026年開催

MLBは8日(日本時間9日)、2026年3月に行われる第6回WBCの試合開始時間とチケット販売スケジュールを発表しました。東京ドームで行われる1次ラウンドC組の日本の全試合は、午後7時から開始されます。チケットの販売スケジュールは開催地により異なり、C組の日本戦4試合のチケットは10月1日から巨人のシーズンシートの保有者および一般に発売されます。個々の試合のチケット販売は2026年1月15日から開始される予定です。C組の日程は以下の通りです。3月5日オーストラリア対台湾(正午)韓国対チェコ(午後7時)3月6日チェコ対オーストラリア(正午)台湾対日本(午後7時)3月7日チェコ対台湾(正午)日本対韓国(午後7時)3月8日韓国対台湾(正午)日本対オーストラリア(午後7時)3月9日オーストラリア対韓国(午後7時)3月10日日本対チェコ(午後7時)

レジェンド左腕カーショーの怒り爆発! 外野手の緩慢なプレーに厳しく指摘

ドジャースのクレイトン・カーショー投手(37歳)が、味方の緩慢な守備に感情を露わにしました。試合は1-0で迎えた4回、コントレラスの放った三塁線へのボテボテの当たりが内野安打となり、続けてチョウリオが右前打を放ちました。これによりピンチを迎えると、1死一、二塁からボーンがスライダーを中前にヒット。これで同点になりました。中堅手のジェームズ・アウトマン外野手(28歳)がこの打球を処理しましたが、一走のチョウリオは飛球に対して動作が遅れました。アウトマンは勢いに乗せずにボールを捕り、中継に入った遊撃手ムーキー・ベッツ内野手(32歳)にゆっくりと返球。これによってチョウリオは三塁進塁を許しました。このプレーに対し、カーショーは両手を広げ、大声で怒りを表しました。不運な安打から生じたピンチも重なり、彼のフラストレーションが頂点に達しました。状況は1死一、三塁になり、続くコリンズに左前打で勝ち越されました。しかし、追加点は避けたものの、逆転を許しました。試合前までに、レジェンド左腕カーショーは9試合に登板し、4勝0敗、防御率3.43を記録しています。オフシーズンには左足のつま先を手術し、5月17日(同18日)のエンゼルス戦で260日ぶりにマウンドに復帰しました。6月14日(同15日)のカージナルス戦では294日ぶりに勝利を飾り、7月2日(同3日)のホワイトソックス戦では、史上20人目の通算3000奪三振を達成しました。メジャー通算441試合で216勝94敗、防御率2.52を誇り、今季も伝説枠として11度目のオールスターゲームに選出されています。

怪物新人ミジオロウスキー、ドジャースから4回まで自己最多10奪三振 大谷翔平には先頭打者弾

ブルワーズの怪物新人ジェーコブ・ミジオロウスキー投手(23)が、4回途中でキャリアハイの9奪三振を記録し、4回まで10奪三振をマークした。立ち上がりは先頭の大谷翔平投手(31)に、88・2マイル(約142キロ)のカーブを中越えの31号先頭打者アーチ。出ばなをくじかれたが、2番ムーキー・ベッツ内野手(32)を97・4マイル(約157キロ)のスライダーで空振り三振、フレディ・フリーマン内野手(35)をカーブで、アンディ・パヘス内野手(24)を100・8マイル(約162キロ)の直球で空振り三振に仕留めた。2回もマイケル・コンフォート外野手(32)とキム・へソン内野手(26)を三振にとり、5者連続三振をマーク。2回まで6奪三振を記録すると、3回は無死二塁から大谷へ101・6マイル(約164キロ)の直球を投げ込み、カウント2-2からカーブで空振り三振、2死三塁からフリーマンもカーブで空振り三振に仕留めた。3回終了時点で自己最多タイの8奪三振。4回1死、コンフォートからカーブで空振り三振を奪い、キャリアハイを更新した。さらに2死からキムも見逃し三振に仕留め、4回で10奪三振をマークした。右腕ミジオロウスキーは、身長6・7フィート(約2メートル1センチ)の長身から、最速102・4マイル(約165キロ)の直球と超高速スライダーを投げ込む。メジャーデビュー戦となった6月12日(同13日)のカージナルス戦で5回ノーヒットピッチング(4四球)を披露すると、20日(同21日)のツインズ戦でも6回までパーフェクト。先発投手がデビューから11イニング連続無安打を記録したのは史上初だった。【動画はこちら】>>大谷翔平、怪物右腕ミジオロウスキーからバックスクリーン先頭打者弾

【阪神】藤川監督9連勝&9試合連続2失点以下「クリーンな気持ちで試合をするだけ」一問一答

勢いが止まらない! 阪神は今季最長となる9連勝を達成し、2位の広島とのゲーム差を今季最大の7.5に広げ、貯金を16に増加させました。9連勝を達成したのは、球団史上最速の優勝となった18年ぶりのリーグ制覇に繋がった2023年9月1日から14日までの11連勝以来です。さらに、セ・リーグ通算5000勝も達成しました。これで6月28日のヤクルト戦(神宮)から、9試合連続で投手陣が2失点以下に抑える快挙を達成し、球団62年ぶりの偉業となりました。初回1死二、三塁の場面で、4番の佐藤輝明内野手(26)が中前適時打を放ち、2点を先制しました。その後も4回、5回、7回と追加点を重ね、広島を大きく引き離しました。阪神の藤川球児監督との一問一答は以下の通りです。 -初回から阪神のペースで試合が進みましたね。「良い投手相手でしたが、こちらに有利な形で試合が進んだと思います。」-森下の初回の暴投で二塁まで進みました。「普段どおりといった感じです。」-こういう積み重ねが大切ですね。「基本的なところですからね。」-才木投手は5回まで投げ切りました。「今季7勝目です。次の試合も期待しています。」-球数が多かったですが、粘り強く投げましたね。「5回まで投げて勝ち投手になりました。前回と同じです。次の試合に向けて頑張って欲しいです。」-打線の調子が良く、隙のない走塁も光りましたね。「基本を徹底しています。」-チームはセ・リーグ5000勝を達成しました。「これは先人たちが築いてきたものです。私たちは今日の試合に勝ち、また明日に向かうだけです。それ以上でもそれ以下でもないです。また、明日ですね。」-投手陣も9試合連続2失点以下に抑えました。「毎日新しい試合です。皆がクリーンな気持ちで試合をしている、それだけです。明日も自分たちらしい試合をする、それが全てだと思います。」

【日本ハム】新庄監督が田宮裕涼の“神ブロッキング”と「代打の仏様」に感謝の意を表明

日本ハムの新庄剛志監督(53)は、試合後に自身のインスタグラムで田宮裕涼捕手(25)とアリエル・マルティネス捕手(29)への感謝の気持ちを伝えました。まず、延長11回2死一、三塁の場面で、山本拓のワンバウンド投球をしっかりと2度キャッチした田宮について、「ランナーが三塁にいる状況で、後ろにそらせてしまうと同点になってしまう場面で、本当によく止めてくれた。田宮君、本当にありがとう」と述べ、絶賛しました。また、田宮の“神ブロッキング”に先立ち、延長11回2死一、二塁での代打として決勝打を放ったマルティネスについても、「代打の仏様、グワチョ、グラシャス」と称賛。八木裕打撃コーチ(60)の阪神現役時代にちなんで、「代打の神様」ならぬ「代打の仏様」との異名を与え、彼の勝負強さをたたえました。

【西武】ベルーナドームの冷涼化対策を発表 巨大なミスト設備&滝!? 選手の熱中症対策も

西武ライオンズは、本拠地であるベルーナドームの冷涼化対策として、いくつかの新しい取り組みを紹介しました。21年のドーム大規模改修時には、選手の熱中症対策としてベンチに空調設備を導入しました。ベンチの背後には冷風機を2台設置し、シャーベット状のドリンクや水分補給用のドリンクも充実させています。新しい対策として、ベンチ裏には業務用冷蔵庫を設置し、選手が直接体を冷やせるようにネッククーラーや氷袋なども追加で用意しています。特に6月27日の日本ハム戦では、西武の今井達也投手(27歳)が熱中症により緊急降板したこともあり、球団では暑さ対策が重要課題となっています。観客向けの冷涼化対策としては、8日の楽天戦から大規模ミスト設備の運用を開始しました。メインコンコースの頭上の屋根や柱の足元からミストを噴射し、噴射中は周辺の温度を最大5度ほど下げる効果があります。さらに、新たな試みとして、球場の屋根から水が流れ落ちる「BIG WATERFALL(ビッグ ウオーターフォール)」冷涼化設備の運用を8月9日の楽天戦から開始することを発表しました。一塁側および三塁側のメインコンコース入り口付近の屋根には複数のノズルを設置し、水を噴出させて滝を作り出します。開場から7回終了までの間に、1回につき1分30秒間、複数回の放水を実施します。

【動画】大谷翔平、怪力投手ミシオロウスキーから打球直撃の先頭打者ホームラン

MLB公式Xからのツイート 大谷翔平がジェイコブ・ミシオロウスキーからの一番乗りのホームランを決めました!pic.twitter.com/jX22CK4Xwq— MLB (@MLB) 2025年7月8日 --- This version maintains the original HTML tags and adapts terms like "right-hand monster" to...

大谷翔平、怪物ルーキーのミジオロウスキーから31号先頭打者アーチ 131m弾で得意の怪物撃ち

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(31歳)は、「1番DH」として先発出場し、見事に怪物撃ちを成功させました。第1打席では、怪物ルーキーのジェーコブ・ミジオロウスキー投手(23歳)と対戦しました。2ストライクから内角低めへの88.2マイル(約142キロ)のカーブをとらえ、センター越えに31号先頭打者ホームランを放ちました。打球速度は108.4マイル(約174キロ)、飛距離は431フィート(約131メートル)、打球角度は27度でした。ミジオロウスキー投手は、身長6.7フィート(約2メートル1センチ)の長身を生かし、最速102.4マイル(約165キロ)の直球と超高速スライダーを投げます。メジャーデビュー戦となった6月12日(日本時間13日)のカージナルス戦では、5回ノーヒット(4四球)を記録し、20日(同21日)のツインズ戦では6回までパーフェクトピッチングを達成しました。先発投手がデビューから11イニング連続無安打を記録したのは史上初の快挙でした。大谷選手は今季までに打率2割8分、リーグで単独トップ、メジャーでは3位となる30本塁打、56打点、12盗塁を記録しており、OPS(出塁率+長打率)は0.991です。前日7日(日本時間8日)には9試合ぶりにマルチヒットを記録しましたが、7月は26打数5安打1本塁打と苦戦していました。昨シーズンも大谷選手は怪物撃ちを成功させています。6月5日(日本時間6日)のパイレーツ戦では、剛腕ポール・スキーンズ投手(23歳)と対戦し、第2打席で100.1マイル(約161キロ)の速球をセンター越えのホームランにしました。