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【楽天】60年長嶋茂雄に並んだ!2年目中島大輔がプロ野球記録タイの4試合連続三塁打

楽天の2年目外野手、中島大輔(24歳)が、1960年の長嶋茂雄選手に並ぶプロ野球記録の4試合連続三塁打を達成しました。0-0で迎えた6回、1アウトランナーなしの場面で、西武の菅井投手の4球目のストレートを左中間に打ち込み、俊足を生かして三塁へ到達しました。この歴史的な記録を成し遂げた後、4番のボイト選手のタイムリーツーベースで先制のホームを踏みました。青山学院大学から2023年のドラフト6位で入団した中島選手は、今シーズン途中からレギュラーに定着。8日時点で59試合に出場し、打率.285、2本塁打、15打点、10盗塁といった素晴らしい成績を残しています。◆中島大輔(なかしま・だいすけ):2001年(平成13年)6月4日生まれ、和歌山県出身。龍谷大平安高校では、3年春の甲子園でベスト8に進出。青山学院大学では4年次に主将を務め、リーグ戦春秋連覇、全日本大学選手権優勝、明治神宮大会準優勝を果たしました。2023年に楽天へ入団し、今シーズンの推定年俸は950万円。身長180cm、体重78kg。右投げ左打ち。▼中島選手は5日からの日本ハム戦より4試合連続で三塁打を記録。連続試合三塁打は、60年に長嶋選手(巨人)が5月8日から14日にかけて達成した4試合連続が最長であり、65年ぶりにそのプロ野球記録に肩を並べました。パ・リーグでは2018年の源田選手(西武)まで、過去8人が3試合での記録を達成していましたが、今回の中島選手が新記録を生み出しました。

【ロッテ】今季ワーストの13失点で大敗、借金16に増える 先発の石川柊が5回8失点

ロッテは今季最悪の13失点で大敗を喫しました。これにより、チームの借金は今シーズン最多の16に達しました。 先発した石川柊投手は合計100球を投じ、5回を投げ切るも9安打8失点と打ち込まれました。 試合の初回から無死満塁のピンチを迎え、レイエス選手に痛恨の満塁ホームランを打たれる厳しい立ち上がりでした。2回にはスクイズプレーで1点を失い、さらに4回には田宮選手に2ランホームランを許しました。5回にも再び無死満塁の危機を招き、清宮幸選手に右前への適時打を打たれ、自身ワーストの8自責点で降板となりました。2番手の東妻投手と中村稔投手も粘れず、次々に失点を重ねました。 打線は6回に岡選手がソロホームランを放ち、完封負けを回避したものの、試合を通じて流れを変えることはできませんでした。

【阪神】日本とアメリカで「雨男コンビ」が活躍…試合開始30分遅れ「これはさすがに面白すぎ」

急な雨の影響で、試合の開始が30分遅れると発表されました。阪神の先発投手であり、「雨男」として自己も他者も認める大竹耕太郎投手(30)がマウンドに立ちます。彼は登板時に雨が多く、「大雨降太郎」のグッズが作られたほどです。今年の5月の登板前には、天気予報で雨と聞いて「雨の日は『自分の日』だと思って、雨をプラスに考えて投げられれば」と前向きに語っていました。また、昨年まで阪神にいた“雨男の先輩”であるフィリーズ2Aの青柳晃洋投手(31)も、登板試合の30分前に雷雨で試合中止になったことをSNSで報告していました。このように日米両国で活動する「雨男コンビ」が雨に見舞われ、SNSでは「どちらも調子が良い」「さすが面白すぎる」といったファンの投稿が続いています。

【巨人】2回表開始前に雨による中断→再開→再び中断 坂本勇人が約2年ぶりに4番起用 あづま球場での試合

約9年ぶりにあづま球場で開催された巨人主催試合は、2度目の中断となりました。スコアが0-0の状態で迎えた2回表開始前に雨のため中断。この中断は19分後に一度は試合が再開されましたが、続く2回表二死の場面で雷が鳴り響き、雷雨による再中断になりました。試合では巨人の坂本勇人内野手(36)が約2年ぶりに4番として出場、プロ初となる「4番サード」でスタメンに名を連ねました。1回裏、坂本が打席に立った際から雨が降り出し、本格的になりました。中日の先発高橋投手は雨の中で2つの四球を出しながらも、2死一、二塁のピンチを切り抜けて初回を終えました。巨人は前日の山形での中日戦で9回に逆転サヨナラ勝ちを収め、その勢いを維持して東北遠征を2連勝で終えようとしていました。 

【日米大学野球】日本2連勝なるか 先発は青学大・中西/第2戦速報中

第45回日米大学野球第2戦。日本は2連勝で一気に3連覇に王手をかけるか。日本先発は中西聖輝(青学大4年=智弁和歌山)。 米国対日本 日本先発の中西(撮影・黒川智章) チーム123456789計 日本002 2 米国000 0 【米】レンフロウ 【日】中西 試合経過 日本1回 米国先発は右腕レンフロウ 1番松下 151キロ直球見逃し三振 2番榊原 遊ゴロ 3番小田 直球捉え中前安打 4番立石 変化球打って三ゴロ 米国対日本 1回表日本2死、中前打を放つ小田(撮影・黒川智章) 米国対日本 米国先発のレンフロウ(撮影・黒川智章) 米国1回 日本先発は中西...

【阪神】デュプランティエが月間MVP受賞 英語でのコミュニケーションで坂本に感謝 外国人選手受賞はウィルカーソン以来

阪神タイガースのジョン・デュプランティエ投手(30)が9日に6月の「大樹生命月間MVP賞」を受賞しました。これが彼にとって初めての受賞となります。6月中に4試合に登板し、防御率1.01でリーグトップの3勝1敗を記録しました。とくに6月19日のロッテ戦では、来日初の完封勝利を挙げました。外国人選手がこの賞を受賞するのは、22年5月度のウィルカーソン投手以来のことです。デュプランティエ選手は「このような名誉ある賞をいただき、本当に嬉しく思います。今までの努力が報われたと感じています」と喜びを表明しました。キャッチャーの坂本誠志郎選手(31)については、「彼と共にゲームを築き上げることができたおかげで、自信を持ってボールを投げることができました」と感謝の言葉を述べました。さらに、「彼は英語を話せるので、試合中のコミュニケーションがスムーズに行えました。次に何を投げるかや戦術に関して指示をくれるので、『イエッサー』と返答するだけで済んだ」と話しました。

【ヤクルト】村上宗隆が実戦復帰2戦目 2三振も「しっかり振ることができたのでよかった」

上半身の調子を崩してファームで調整中のヤクルトの村上宗隆内野手(25)が、「4番・三塁手」としてスタメンに名を連ねました。結果は2打数無安打で2三振でしたが、力強いフルスイングを見せました。また、三塁での守備でも2度のチャンスを安定して処理しました。彼は予定通り2打席を経験し、試合の4回目で退きました。前日の8日に行われたイースタン・リーグの楽天戦に続き、これが彼の実戦復帰2戦目となります。村上選手は「しっかり振ることができたのでよかったです。今は相手にどうこうよりも、まずしっかりしたスイングができることと、体の状態を確認しながらやっています。打席ごとに相手の球の見え方も向上してくると思いますので、まずは患部に注意を払いながらやっています」とコメントしています。

【巨人】田中将大、初回の3失点を乗り越えて6回を投げ切る 最速147キロ計測

巨人の田中将大投手(36)は、2軍での調整を経て今シーズン8度目の登板に臨みました。田中投手は、6回を76球で投げ切り、5安打5奪三振3失点と安定した内容を見せ、最速147キロを記録しました。初回はやや不安定な滑り出しとなりました。先頭打者の児玉に右中間への二塁打を許すと、次の打者の2番仲田の一ゴロで1アウト三塁となり、3番仲三河の右前適時打で先制点を奪われました。その後、4番村田に左翼スタンドへの2ランホームランを浴びました。しかし、2回以降は安定感を取り戻しました。2回と3回は3者凡退に抑え、4回には1アウトから栗山に一塁線を破る二塁打を打たれましたが、後続をしっかり抑えピンチを切り抜けました。最終回の6回には2アウトから村田に内野安打を許しましたが、栗山を遊ゴロに打ち取りました。 <田中将大の直近の2軍戦成績>◆5月18日 イースタン・リーグ、オイシックス戦(八王子) 3回4安打1失点◆5月24日 イースタン・リーグ西武戦(Gタウン) 6回6安打1失点◆6月1日 イースタン・リーグDeNA戦(平塚) 3回1安打無失点◆6月11日 イースタン・リーグ日本ハム戦(Gタウン) 5回7安打4失点◆6月18日 イースタン・リーグロッテ戦(Gタウン) 6回5安打無失点◆6月25日 イースタン・リーグDeNA戦(Gタウン) 5回途中14安打6失点◆7月2日 イースタン・リーグヤクルト戦(Gタウン) 5回8安打4失点◆7月9日 イースタン・リーグ西武戦(カーミニーク) 6回5安打3失点

【巨人】田中将大が西武との二軍戦に先発、初回に3失点 二軍調整後8回目の登板

巨人の田中将大投手(36歳)は、二軍調整後の8回目の登板に挑みましたが、初回に3失点を喫しました。 彼は先頭打者の児玉に右中間に落ちる二塁打を打たれると、続く2番打者の仲田の一ゴロで1死三塁のピンチを迎えました。3番の仲三河には右前に適時打を許し、先制点を奪われました。さらに、4番の村田には左翼スタンドに飛び込む2ランを打たれました。 田中は、前回登板した2日のイースタン・リーグヤクルト戦(Gタウン)では、5回8安打4失点の成績でした。登板後には「現在取り組んでいる課題にチャレンジしながらも、やはり結果を出さなければならないと感じています。まだ課題が残っているので、引き続き取り組んでいきたい」と語っていました。

大谷翔平「自分を含めて最低限の役割を果たすことが大事」球団記録の31号本塁打も、5連敗に反省/一問一答

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平投手(31歳)は、マイナーから昇格したばかりの注目ルーキー、ジェーコブ・ミジオロウスキー投手(23歳)から、第31号となるリードオフ本塁打を放ちました。 2ストライクと追い込まれた場面で、内角低めの時速88.2マイル(約142キロ)のカーブをしっかり捕らえ、センター越えの31号本塁打としました。この一打は、打球速度108.4マイル(約174キロ)、飛距離431フィート(約131メートル)、弾道角度27度の特大アーチでした。 オールスター前に31本塁打を記録し、これまでの記録である19年におけるベリンジャーの記録を超え、単独で球団最多記録となりました。 しかし、チームは今季最悪の5連敗となりました。 【大谷選手の一問一答】 -ミジオロウスキー投手について 「どの球も力強く素晴らしいものでした。特に制球が良かったですね。欲を言えば、次の打席(3回無死二塁で空振り三振)でも進塁打を打てれば、展開が少し変わっていたかもしれません。」 -打線が1得点に終わった原因について 「もちろん、相手投手が素晴らしいピッチャーだったということもあります。ですが、その中でも最低限の仕事を自分も含めて果たせれば、ヒットがなくとも得点のチャンスはあったはずです。そういった状況で結果を出せるかが鍵です。」 -第6回にホームに突入したプレーについて 「全力で走った上でのコンタクトプレーでした。送球がそれるかどうかの一瞬での判断ですが、結果的にはサードベースマンの好プレーだったと思います。」 ーマンシー選手以外にエドマン選手やT・ヘルナンデス、キケ・ヘルナンデスも怪我中 「幸運にも長期の離脱ではないと思います。今は出場中の選手がオールスターまでの期間をしっかりと粘り強く戦うことが重要です。戦力が戻ってきた時に再び良い戦いができると信じています。」 -厳しい状況でカーブを捉えた時の心構え 「いつも通り、ストライクゾーンの球にしっかりと振ることが基本です。球種に関係なくしっかり振り、難しいボールには手を出さないことが重要です。」 -打撃調整について工夫していること 「今日の四球も昨日の見逃し三振も、ボールをしっかりと見極めている手応えはあります。質の高い打席を増やすことでヒットやホームランが自然と増えると思いますし、得点チャンスも増えると考えています。」