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大谷翔平、親友テオスカー・ヘルナンデスの記念ホームランを祝福 「ヒマワリの種シャワー」の裏話も** **

** ロサンゼルス・ドジャースに所属する大谷翔平選手(30)が、記念すべきホームランを打った親友のテオスカー・ヘルナンデス選手(32)を祝福しました。試合はスコア5-2、5回の無死の場面で、T・ヘルナンデスはファルター投手から中越えにソロホームランを放ちました。これがメジャー通算200号という大記録となり、アンディ・パヘス選手(24)から、自分が考案した「ヒマワリの種シャワー」で祝福を受けました。記念のボールは無事にT・ヘルナンデスの手に渡り、ドジャースの公式インスタグラムでもT・ヘルナンデスが記念球を持つ写真が投稿されました。それに対して大谷も球団公式の投稿を引用し、拍手の絵文字を添えて祝福の気持ちを表しました。昨年12月29日に放送されたNHKスペシャル「メジャーリーガー大谷翔平2024試練と決断そして頂点へ」で、T・ヘルナンデスは「ヒマワリの種シャワー」の裏話を語りました。大谷が4月3日のジャイアンツ戦で移籍後初のホームランを打った際、T・ヘルナンデスは大谷の顔にヒマワリの種を優しく投げて祝福しました。T・ヘルナンデスは「みんな思っていた。『とにかく最初のホームランを打ってしまえ。それが打てればリラックスして、翔平らしくプレーできるから』。ヒマワリの種シャワーはあれが最初だった。翔平は目に当たったかもしれない。でも、『ごめん、次は優しくするね』と伝えたら、『いや、次は来るのを覚悟しておくよ』と返してくれて、それ以来続けることができるようになった」と嬉しさを語りました。T・ヘルナンデスは昨シーズンからドジャースで活躍しており、大谷翔平、ムーキー・ベッツ(32)、フレディ・フリーマン(35)という「MVPトリオ」に続く4番打者として君臨しています。シーズンの打率は.272、33本塁打、99打点、OPS.840の成績を残し、7月にはオールスターにも二度目の出場を果たしました。オフの間はFAとなり去就が注目されましたが、ドジャースと3年総額6600万ドル(約99億円)で再契約を結びました。記者会見では「戻りたいという気持ちは強かったし、ドジャースに戻るために最善を尽くしたいと思っていた」と語りました。

「ファンは皆がっかりしている」緊急降板したグラスノーについてロバーツ監督がコメント

ドジャースは先発のタイラー・グラスノー投手(31)が緊急でマウンドを降りる事態に直面しましたが、打線は見事に繋がり、2連勝を達成しました。「1番DH」で先発した大谷翔平選手(30)は、4打数2安打1得点を記録し、2試合連続でマルチヒットを打ちました。 グラスノーは4-2の2回の際、イニングの間の投球練習中に右肩に違和感を感じ降板しました。緊急のマウンドを務めた2番手の右腕カスパリアスは、3回2/3を投げて2安打無失点と流れを引き寄せました。 ロバーツ監督は、グラスノーの状況について「長期間の離脱は恐らくないだろうと思うが、短期間の問題については彼の感覚、フォーム、身体状態について心配だ。数日内には何らかの答えを出したい。我々みんなが、がっかりしている」とコメントしました。 グラスノーは昨年9勝を挙げましたが、シーズン終盤は右肘の故障で登板なくシーズンを終えました。今季も先発ローテーションとして期待されていましたが、監督は負傷者リスト(IL)入りの可能性があることを示唆しました。 今季は故障予防のため投球フォームの改善を図り、シーズンを通じて先発ローテーションを守ることが目標の一つでもありました。監督は「今は、どの解決策が正しいかわからないが、まずは彼が健康であることを確認し、その後に判断する」と語りました。

大谷翔平、5打数2安打で2戦連続マルチ安打 第2打席で182キロ弾丸二塁打/詳細

ドジャース大谷翔平投手は「1番DH」で先発出場。5打数2安打で2試合連続のマルチ安打をマークした。第2打席で打球速度182キロの痛烈な右二塁打を放った。ドジャースは9-2で快勝し2連勝。 ドジャース対パイレーツ 1回裏ドジャース無死、高めのボールを避ける大谷(撮影・菅敏) 2025年全本塁打写真特集 チーム123456789計 パ2000000002 ド41003100X9 【本】マカチェン3号、バルデス2号(パ)Tヘルナンデス8号、パヘス5号(ド) 大谷翔平第5打席 7回1死一 パイレーツ投手は右腕ボルダーマン カウント1-0から147キロの真ん中カットボールを打って右前へゴロで抜ける安打。2試合連続のマルチ安打。ベッツの併殺打で二封 ドジャース対パイレーツ 7回裏ドジャース1死、右前打を放つ大谷(撮影・菅敏) ドジャース対パイレーツ パイレーツに勝利し、ナインを迎えるドジャース大谷は、T・ヘルナンデス(左)に背後から抱きつかれて驚く(撮影・菅敏) 大谷翔平第4打席 5回2死一、二塁 パイレーツ投手は右腕ニコラス カウント2-2から145キロのスライダー空振り三振 ドジャース対パイレーツ 5回裏ドジャース2死一、二塁、空振りの三振に倒れる大谷(撮影・菅敏) 大谷翔平第3打席 4回1死...

大谷翔平、あわや顔面死球に「ウォー!」の大絶叫 ヒヤリとする場面も抜群の反射神経で逃れる

ドジャース大谷翔平投手(30)が、ヒヤリとするアクシデントに見舞われた。「1番DH」で出場すると、0-2の1回に左腕ファルターと対戦。カウント2-2からの7球目、91・3マイル(約147キロ)のツーシームが、顔面スレスレを通過した。体を大きくのけぞらせた大谷は、「ウォー!」と大声を上げた。あわや死球の危機を避けると、続く8球目のカーブを見極めて四球で出塁。続くベッツの右前打などで三進すると、1死二、三塁からフリーマンの右前適時打で生還した。

【DeNA】611日ぶりの勝利でバウアーが「アイラブヨコハマ~」 中4日で129球8回10Kの熱投

DeNAのトレバー・バウアー投手(34)が611日ぶりの勝利に喜びを爆発させました。中4日で広島との6回戦に先発し、8回を2安打1失点で抑える快投を見せました。150キロを超えるストレートとナックルカーブで打者を翻弄し、10奪三振を記録しました。129球を投げたのは日本での自己最多で、23年8月25日の中日戦(バンテリンドーム)以来の勝利を手にし、チームを今季初の同一カード3連勝に導きました。   ◇   ◇   ◇試合終盤、バウアーが意地を見せました。1点リードの8回1死三塁の場面で、広島の田村をナックルカーブの3連投で空振り三振に仕留めました。続けて羽月もナックルカーブで空振り三振を奪い、「最大のピンチを無事に切り抜けて本当に嬉しい」と語りました。7回を投げ終わり113球だったバウアーは、その裏の打席に向かい、会場からは歓声が上がりました。三浦大輔監督(51)は「120~130球は投げられると思っていた。試合展開も考慮した総合的な判断です」と続投を指示しました。その期待に応え、バウアーは8回を1失点に抑え、熱投でチームを3連勝に導きました。22日の阪神戦で7回4失点から中4日でのマウンドでしたが、「過去10年間、中4日で投げてきた。睡眠や栄養、リカバリーをしっかり分析している」と自信を見せていました。試合前の言葉通り、調子は上向きで、初回に先制点を許すも、その後は球のキレやスピードが増していきました。「ナックルカーブを信じて投げたら調子が上がってきた」と振り返りました。松尾とのバッテリーも良好で、試合中のイニング間には通訳を介さずに意思疎通を図ったといいます。8回のナックルカーブ連投は息の合ったプレーでした。「首を振ることなく、松尾は配球やブロッキング全て素晴らしかった」と感謝の言葉を述べました。今季4戦目での初勝利に、ヒーローインタビューでは「アイラブヨコハマ~」と声を上げました。先日、自身のYouTubeチャンネルの登録者が100万人を超え、「非常に光栄で、動画が少しでも役に立てば嬉しい」と語り、さらなる目標である優勝や沢村賞をファンと共に目指す決意を示しました。【鳥谷越直子】

【阪神】代打で登場した木浪聖也の二塁打「チャンスメークができた」──12日の中日戦以来、6試合ぶりのヒット

阪神タイガースの内野手、木浪聖也(30歳)がバットでその存在感を示しました。9回の1点ビハインドの場面で、先頭打者として代打で登場。巨人の守護神マルティネスの高めの154キロの直球を見事に捉え、右翼線に二塁打を放ってチャンスを作り出しました。「速球が来るのは分かっていたので、しっかりとイメージして対応できました。チャンスメークができたことが本当に良かったです」。19日に甲子園で行われた広島戦で1試合に3つの失策を犯し、その後の試合ではスタメンから外れましたが、12日の甲子園での中日戦以来、6試合ぶりのヒットとなりました。

【阪神タイガース】植田海、力強いヘッドスライディングでユニホームが破れる 9回裏での同点機に挑むもアウト

阪神タイガースの内野手、植田海(29)は力強い走塁を見せましたが、得点には結びつきませんでした。試合は巨人に1点リードされ、9回裏を迎えていました。代打の木浪が二塁打を放ちチームにチャンスをもたらし、植田が代走として登場しました。小幡が犠打を決めて1死三塁の状況を作り出しました。続いて代打の渡辺がマルティネスの直球を叩き、遊撃へのゴロとなりました。植田はホームを目指し全力でヘッドスライディングを試みましたが、タイミング惜しくも本塁でアウトとなり、同点には至りませんでした。立ち上がった植田のユニホームの右肩部分は破れ、その激しい攻防を物語っていました。

【DeNA】バウアー、復帰後初勝利!「ファンタスティックジョブ」と20歳の“女房”に賛辞/一問一答

DeNAのトレバー・バウアー投手(34歳)は、日本球界復帰後、初の中4日での先発として登板しました。彼は8回を投げ、2安打、1失点、10奪三振、そしてNPB自己最多の129球を記録し、日本復帰後初めての勝利を挙げました。これは、2023年8月25日にバンテリンドームで行われた中日戦以来、611日ぶりの白星です。三浦大輔監督は「最後まで球の力を失うことなく投げきってくれた」と高く評価しました。バウアーの一問一答は以下の通りです。-日本での2年ぶりの勝利ベイスターズファンの皆さんの前で再びピッチングができることを本当に待ち望んでいました。皆さんの熱い応援が力を与えてくれました。-今回の129球、10奪三振の投球について欲を言えば9回も投げたかったのですが、伊勢投手が素晴らしいピッチングを見せてくれたので感謝しています。-8回、一死三塁からの連続三振についてあの場面は今日の試合のヤマ場だったと思います。ランナーをかえさないようにと全力を尽くし、それを実行できたのは嬉しいです。-中4日での登板について状態はとても良く、初回はまだ目が覚めていなかった部分もありましたが、皆さんの熱い応援のおかげで目が覚め、ピッチングに集中できました。-松尾選手とのバッテリーについてファンタスティックジョブ。彼はリードだけでなく、ブロッキングや試合前後のコミュニケーションなど、すべての面で素晴らしい活躍を見せてくれました。-2年ぶりのお立ち台に立った感想とファンへのメッセージ皆さんと再会できることを本当に楽しみにしていました。ようやく初勝利を手にすることができたので、これからも皆さんの前で多くの勝利をお見せしたいと思います。

【ヤクルト】高津臣吾監督「まさかと言ったら失礼…」茂木栄五郎3ランで5カードぶり勝ち越し

ヤクルトは中日を相手に逆転勝利を収め、5カードぶりのシリーズ勝ち越しを達成しました。2点リードされた4回、無死一・二塁の状況で茂木選手が逆転の3ランホームランを打ちました。それまでの3回ではランナーを一人も出せずにいましたが、4回でやってきたチャンスを一振りで試合の流れを変えました。5回には、下半身のコンディション不良で登録を抹消された長岡選手に代わり遊撃手スタメンの武岡選手が1死から右方向への二塁打で好機を演出。続く2死二塁からサンタナ選手がセンター前に適時打を打ち込みました。さらに2死満塁の場面では赤羽選手が右方向に2点の適時打を放ちました。先発の小川投手は初回に2点を失いましたが、2回以降は立て直しに成功。5回には1死三塁のピンチを迎えましたが、岡林選手を遊撃飛、山本選手を二飛に打ち取りました。中盤では打線の支援を受け、6回を4安打失点で2勝目を手にしました。7回以降はリリーバー陣でリードを守り切りました。高津臣吾監督は一発を打った茂木選手について、「大きな一打でしたね。ホームランだとは思っていなかったけれど、2点差だったので、何とか内野ゴロでも1点を取り、次のオスナに期待するということを考えていました。でも、まさかホームランとは。しかし、まさかと言っては失礼だが、素晴らしくチームに勢いを与えた一打でした」と敬意を表しました。また、2勝目を挙げた小川投手について、「今日は総力戦のつもりでした。本当は、3回くらいでチャンスが来たら代えようと思っていたのですが、彼の持ち味である打たせて取る投球が上手くなってきたので、ゲームを引っ張ることができたのかなと思います」と振り返りました。

【DeNA】バウアー、腕を広げて困惑の表情 1回に痛恨の失点、松尾の二塁送球で本塁突入許す

DeNAのトレバー・バウアー投手(34歳)は中4日で先発登板し、初回から予想外の失点を喫しました。1回1死一、三塁の場面で、広島の4番打者末包選手との対決。カウント3-2の状況から投げた6球目はボールとなり四球に。この間に、一塁走者である小園選手が二塁への進塁を試み、捕手である松尾選手が二塁へ送球。その隙に、三塁走者羽月選手がホームにヘッドスライディングで突入し、重盗による先制点を奪われました。球場内が騒然とする中で、バウアー投手は腕を広げて困惑の表情を見せました。しかしながら、彼はその後立ち直り、8回を129球投げて10奪三振を記録。2安打1失点に抑え、日本球界復帰後初勝利を飾りました。日本での勝利は、2023年8月25日にバンテリンドームで行われた中日戦以来、611日ぶりとなります。