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【事故】日本ハムの五十幡亮汰、負傷退場 左足つま先が盗塁時にベースに突き刺さる

25歳の日本ハム外野手、五十幡亮汰は左足首付近を痛める事故に見舞われ、試合から退場を余儀なくされました。五回の2アウトから四球で出塁し、続く万波の打席で初球に二盗を成功。しかし、スライディング中に左足のつま先が二塁ベースに突き刺さり、その後上半身を起こす勢いで左足首が無理に伸ばされる形となりました。ベースから体を引き離さないようにしながら、痛みに顔をしかめる五十幡は、トレーナーが運転する「救急カート」に乗ってベンチに戻りました。その後、松本剛が代走として送られ、五十幡は交代。彼は「9番中堅」として16試合ぶりにスタメン出場しており、3回の第1打席では右前打を放つなどして2打席連続で出塁していましたが、無念の途中退場となりました。

【日本ハム】3試合ぶりにスタメン復帰したレイエスが変貌…「セギノールに似てる」「こんなにハンサムだったとは」

日本ハムのフランミル・レイエス外野手(29)は、大変身を遂げた姿で登場しました。5番指名打者として3試合ぶりにスタメン復帰が発表され、彼は丸刈りの頭でベンチに堂々と立っていました。4月26日のロッテ戦(エスコンフィールド)では最後の打席で右中間に3号ソロを放ったものの、その後のソフトバンク戦(4月29日)までの2試合で9打席無安打とスランプに陥っていました。この2試合は出場機会がありませんでしたが、新しい気持ちで臨むためか、力強い印象のルックスで現れ、観衆を驚かせました。SNSでは「レイエスがセギノールに似てきた」「レイエスがこんなにハンサムだったとは!」などと話題になっていました。

【DeNA】相川七瀬、3度目の正直で始球式を成功 キャンプでの山崎康晃の特訓が実を結ぶ

DeNAの熱狂的なファンとして知られる歌手、相川七瀬(49)が始球式に登場し、3度目の挑戦でノーバウンド投球を成功させました。この試合は、「ハイセンス 大画面テレビ DAY」として行われ、ハイセンスが冠スポンサーを務めました。相川は、3年連続で始球式を務める中で、見事に山なりのノーバウンドでミットへと収まる投球を披露し、スタジアムは拍手に包まれました。彼女は2月、沖縄・宜野湾キャンプで山崎康晃選手に指導を受けながらブルペンでキャッチボールを行い、「喉の調子ではなく肩の調子を気にする日が来るとは…(笑)。ぜひ成功させたいです」と意気込んでいました。

ベッツ、山本由伸を讃える「我々にはヨシがいる」制球力で4勝目を達成

ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸投手(26)がアトランタ・ブレーブス戦に先発し、見事なピッチングで4勝目を手にしました。成績は6回を投げて1安打無失点、2四球6奪三振という内容で、投球数91球のうちストライクは60球を記録しました。今シーズンの通算戦績は7試合で4勝2敗、防御率はメジャー最高の0.90です。 山本は、6回2アウトまでノーヒットに抑え、ライリー選手に右中間への二塁打を浴びましたが、それまで圧倒的な投球を見せました。最速96.4マイル(約155.1キロ)のフォーシームとスプリットを中心に7種類の球種を駆使して相手打線を抑え込みました。また、2回には自分に向かってきた106.4マイル(約171キロ)のマーフィー選手の打球を、バランスを崩しながらも見事にキャッチし、好守を見せました。 試合後、地元放送のインタビューに応じたベッツ選手は、10連戦の初戦での勝利を喜び、「ブレーブスは素晴らしいチームで、(相手先発の)ホームズも優れた投手だが、我々にはヨシがいる。彼は素晴らしいピッチングをしてくれた」と山本投手を称賛しました。ベッツは自身の5号ソロホームランについては「ワンバウンドする球に手を出していたので、ストライクに来たボールをしっかり打とうと思った。甘い球が来たので、いいスイングができた」と振り返りました。

巨人の秋広優人、ロッテの佐藤都志也、オリックスの来田涼斗が登録、ロッテの植田将太らが抹消/5月3日公示

5月3日に発表されたプロ野球の出場選手の登録と抹消は以下の通りです。【セ・リーグ】<登録>巨人 秋広優人 内野手巨人 重信慎之介 外野手<抹消>なし【パ・リーグ】<登録>日本ハム 有薗直輝 内野手ロッテ 石川柊太 投手ロッテ 佐藤都志也 捕手オリックス 来田涼斗 外野手<抹消>ロッテ 益田直也 投手ロッテ 植田将太 捕手※再登録は5月13日以降可能です

山本由伸、6回無失点で4勝目をマーク 月間MVPは試合前にネットで知る「そんな感じかと思いました」

ドジャースの山本由伸投手(26歳)は、6回無失点の力投で今シーズン4勝目を挙げました。試合開始から安定した投球を披露し、5回までは無安打で6三振、2四球で抑えました。6回の2アウトからはライリーに対して初めてのヒットとなる二塁打を許しましたが、その後は強打者オズナをカーブで三ゴロに片付けました。合計91球、被安打1、四球2、無失点、6奪三振の好投を見せ、防御率はリーグトップの0.90となりました。山本は投球内容について「良いピッチングができたと思います。(ノーヒットノーランは)9イニング続けるのは難しいので、あまり考えていませんでした」と振り返りました。この日はメジャーリーグ機構から、3月と4月の月間最優秀選手(MVP)が発表されました。山本は同月のナ・リーグ投手部門で選出され、防御率1.06という素晴らしい成績を残しました。事前の通知がなかったようで、「すごく嬉しいです。事前に知らされていませんでしたが、僕もネットで知りました。そういう感じかと思いました」と試合前に知ったことを明かしました。

ロバーツ監督が絶賛「ノーヒッター級」山本由伸6回1安打で4勝目 次回は中5日でDバック戦へ

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(52)が、今季4勝目を挙げた山本由伸投手(26)の投球を、「ノーヒッター級」と絶賛した。山本は3番の強打者オズナに対して2四球を与えたものの、速球の制球力に加え、スプリット、カーブなど変化球もキレがあり、ブ軍打線を圧倒した。6回2死まで無安打投球を続けたが、2番ライリーに二塁打を浴び、これが初安打となった。6回1安打無失点、6奪三振で今季4勝目を挙げた山本についてロバーツ監督は「スプリットが素晴らしかった。前回登板はそこまでキレがなかったが、今日は制球が戻って、スプリットも効果的だった」と評価。ノーヒットノーランが頭をよぎったか、との問いには「ちょっと思った。ライリーが、それを破ってしまったけど。でも、今日の彼(山本)はノーヒッター級だった」と称賛した。敵地10連戦の初戦を任されたマウンドで、この日は91球で交代。連戦が続き、チーム休養日を挟まないため、次回登板は中5日で8日(日本時間9日)のダイヤモンドバックス戦となる見込みだ。【動画はこちら】――>>山本由伸、顔面付近への痛烈ライナーをスーパーキャッチ!【大谷翔平&山本由伸ドジャースvsブレーブス】ライブ速報はこちら――>>

山本由伸が5回まで無安打6奪三振の快投 月間MVPにロバーツ監督「日本にいた時のような姿」

3、4月の月間MVPを獲得したドジャース山本由伸投手(26)が、5回まで69球を投げ、無安打6奪三振の快投を続けている。1回2死から四球で走者を出すも、2死一塁で、メジャー通算263発のオルソンと対戦。1ボールから真ん中付近の直球をはじき返され、打球は山本へ一直線。107・7マイル(約173キロ)の打球が顔面付近に飛んだが、山本はグラブを出しながら華麗に回避し、打球はダイレクトで遊撃手ベッツが捕球。2回も先頭マーフィーが放った106・4(約171キロ)の投手ライナーを好捕した。4回はオルソンを空振り三振、マーフィーを見逃し三振に打ち取り、5回も3者凡退に打ち取った。試合前にはデーブ・ロバーツ監督(52)は「日本にいたときのような本来の姿を取り戻し、さらにその時以上の投手になっていると思う。他選手と比べて群を抜いている」と話していた。今季はここまで3勝2敗、防御率1・06の好成績をマークし、4勝目を懸けてマウンドに上がった。【大谷翔平&山本由伸ドジャースvsブレーブス】ライブ速報はこちら――>>

山本由伸の4勝目目前、突然の豪雨で試合中断 8回終了でグラウンドにシートがかぶせられる

突然の豪雨によって試合が中断しました。試合が進み、ドジャースが2-1でリードしていた8回に、3番手のタナー・スコット投手(30)がマウンドに上がると、雨が降り始めました。観客たちも屋根がある場所へ移動する姿が見受けられ、8回が終わると雨脚がさらに強まりました。シートがグラウンドにかぶせられ、試合は一時的に中断されました。先発した山本由伸投手(26)は、6回を投げて1安打、2四球、無失点、6奪三振の好投を見せ、4勝目を目前にしてマウンドを降りています。一方、大谷翔平選手(30)は、4打席中空振り三振、空振り三振、二ゴロ、右直と奮闘しました。この日から、ドジャースはブレーブス、マーリンズ、ダイヤモンドバックスとの10連戦に入ります。

大谷翔平、数センチ単位の調整で見事な復調を遂げる ― 直近5試合で打率4割超え

ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手(30)は、再び本来の実力を発揮し始めています。父親のリストから復帰後、4試合で16打数2安打、打率1割2分5厘と苦戦を強いられていましたが、最近の5試合では19打数8安打、打率4割2分1厘という劇的な改善を見せました。MLB公式データ分析サイト「Baseball Savant」によると、昨年に比べ、ボールを捉える位置がピッチャー側にずれていたことが判明。また、右投手に対する打撃スタンスもやや開いていました。打撃コーチとの話し合いを経て微調整が行われ、完全復調に向けて進んでいます。(取材・構成=斎藤庸裕)      ◇     ◇     ◇ V字回復の背景には理由がありました。春先は毎年、本調子には至らないことが多いとされています。4月というシーズン序盤で絶対的なデータは少ないものの、右方向に引っ張ったゴロの割合が今季は32.1%(4月終了時点)と過去7年間の平均を10%上回っています。ゴロに限定すると54.3%で、例年より15%増加。このデータは、大谷選手が不調時に見せる傾向を示しています。 「Baseball Savant」によれば、昨年に比べてボールを捉えるインパクトの位置に変化が生じていました。昨年は3.7インチ(約9.4センチ)で捉えていたのに対し、今季は1.6インチ(約4.1センチ)と約5センチ前に位置しています。ベイツ打撃コーチは、「ライト方向への打球では、ボールを前で捉えるようになります。これは投球に対する動き始めのタイミングに問題があります。早く動こうとすると体が開き、ポイントが前になってしまう」と分析しました。 大谷選手が打撃で最も重視する構えにも誤差がありました。昨年に比べスタンスは2.2インチ(約5.6センチ)広がり、右投手に対して体を開く角度が昨季の7度から今季は8度に。ベイツ打撃コーチは「意図的ではありませんでした。左投手の時のように自然と開くようになっていて、今は元に戻しています」と述べました。事実、約1週間前の時点では対右投手で体の開きの角度は9度でしたが、そこから修正され8度に。昨年の状態に近づいています。 シカゴ遠征(4月22~23日)で大谷選手と話し合ったことを、ベイツ打撃コーチによりますと、「自分を信じずに早く(体を動かして)打とうという感じがあった。詰まってもいい、打ち負けてもいいと思えると、もっと自分を信じて(引きつけて)打てるようになる」と話しました。すると、大谷選手は26日のパイレーツ戦で3安打を記録し、左中間へのライナーで二塁打もマーク。30日のマーリンズ戦では中堅フェンス直撃の三塁打を放ちました。わずかなズレを数度、数センチ単位で調整し、状態を向上させ、前半戦で最初の重要な敵地10連戦に挑みます。