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清原和博氏が坂本勇人を称賛「かなり技術のあるバッティング。さすが」第1打席で左翼線二塁打

西武や巨人で通算525本塁打を記録した清原和博氏(57)が、9日に開催されたヤクルト-巨人戦(神宮)でテレビ解説を担当しました。坂本勇人内野手(36)は、第1打席で左翼線に見事な二塁打を放ち、同じ右打者として清原氏も彼の打撃を称賛しました。坂本は「7番・三塁手」としてスタメン出場し、2回1死、1ボールからヤクルト高梨投手の内角高めのカーブを左翼線に運びました。清原氏は、「かなり技術のあるバッティングでした。ストレート系の球を待っていたと思うんですけど、高めに抜けた変化球をうまく捉えました。普通の打者ならファウルになってしまう球でしたが、彼は上手に打ちましたね。さすがです」と賛辞を贈りました。今シーズンで19年目を迎えた坂本選手は、開幕から11試合で打率1割2分9厘、打点2と不調が続き、4月15日に出場選手登録を抹消されました。昨年6月以来のファーム調整を経て、7日の阪神戦(東京ドーム)から一軍に復帰しました。また、巨人は岡本和真内野手(28)が「左肘の靱帯損傷」で離脱し、全試合3番で出場してきた吉川尚輝内野手(30)が第92代の4番に座りました。その選手起用について、第64代4番の清原氏は「阿部監督の考えなんでしょうけど、思い切った考えですよね」とコメントしました。

【阪神】外野手登録は森下、近本、前川の3名のみ…捕手が4人も登録された理由とは?

9日に予定されていた阪神-中日戦(甲子園)は、悪天候のため中止となりました。阪神タイガースは当日、島田海吏選手(29)の一軍選手登録を抹消しました。一時的な措置ではありますが、これにより外野手の登録は森下翔太選手(24)、近本光司選手(30)、前川右京選手(21)の3人だけとなりました。一方、捕手は梅野隆太郎選手(33)、坂本誠志郎選手(31)、栄枝裕貴選手(26)、中川勇斗選手(21)の4人が登録されています。捕手の登録人数が外野手より多いという珍しい状況になっています。実際のところ、中川選手は打撃力が評価され、外野手として出場する可能性が高いです。また、同日に登録されなかった高寺望夢内野手(22)も一軍に合流しており、中川選手と同様に、登録外の外野手として出場する可能性があります。

ヤクルトの内山壮真、プロ初の4番スタメン 山田は8番・武岡がスタメンでベンチスタート

ヤクルトの内山壮真捕手(22)がプロ入り5年目で初めて4番を任されました。今季4試合目のスタメンで「4番右翼」に配置されました。内山選手は、これまで20打数5安打1打点で打率は2割5分。5月に3度の完封負けを経験したチームの打線は低調で、ここで一新されました。山田選手はベンチスタートし、8番二塁には武岡選手が起用されました。■ 先発オーダーは以下の通りです1(中)岩田2(左)サンタナ3(三)茂木4(右)内山5(一)オスナ6(捕)古賀7(遊)赤羽8(二)武岡9(投)高梨

【阪神】今シーズン3回目の試合中止 夜まで悪天候予報で阪神園芸も動けず

午後2時15分、雨天での試合中止が発表されました。この時点では小雨でしたが、夜にかけて雨が強まる予報であるため、早めの判断が下された模様です。球場の内野部分にはシートが敷かれていました。試合が行われることになれば阪神園芸のスタッフはフル稼働する予定でしたが、中止の知らせを冷静に受け止めていました。

【阪神】巨人戦での死球「本当に厳しい」中野拓夢が練習に参加

7日の巨人戦(東京ドーム)で背中に死球を受けた阪神の中野拓夢選手(28)が、甲子園での全体練習に参加しました。試合後の状態については「本当に厳しい。大丈夫かと聞かれたら、まあ『大丈夫』と言うに決まっているじゃないか」と険しい表情を見せ、多くの人が心配していました。

山本由伸、5失点で痛い敗戦 防御率は2位に

ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸選手(26歳)は、今季最悪の5失点を喫し、シーズン3つ目の敗北(4勝目)を喫しました。試合開始から3回までは無失点で投球を続けていましたが、4回に1安打2四死球で無死満塁のピンチを招きました。2ボールのカウントからモレノに投じたカットボールが真ん中に入り、右翼席への満塁ホームランとされました。さらに5回にはマルテにソロホームランを許しました。5回を終えて88球、6安打2四死球により5失点。投球速度の最高は95.9マイル(約154キロ)でした。6回からジャック・ドライヤー選手(26歳)にマウンドを譲りましたが、チームの反撃は及ばず敗戦しました。試合前の時点でナショナルリーグトップだった防御率は0.90から1.80に増加し、メッツの千賀滉大投手(32歳)の1.16を下回りました。これまで今シーズンで8試合に登板し、4勝3敗、防御率は1.80。合計45イニングで53の三振を奪っています。

大谷翔平、9回2死から130mの特大11号ソロ 敵地の「Beat LA」コール突き破る

ドジャース大谷翔平投手(30)が「1番DH」でスタメン出場。9回2死から11号ソロを放つなど、5打数1安打1本塁打1打点だった。1回無死で右腕ファットと対戦。1ボールから低めのツーシームを捉えたが、打球は中堅手トーマスの正面だった。第2打席は0-0の3回1死、1ストライクから低めのチェンジアップを狙ったが、タイミングを外され左飛に倒れた。第3打席は山本由伸投手(26)が満塁弾を浴びた直後、0-4の5回2死。カウント1-1から内角の直球を痛烈にはじき返すも、二塁手マルテの正面を突く二ゴロとなった。打球速度は103マイル(約166キロ)の当たりだった。第4打席は0-5の7回2死一塁で、左腕ビークスと対戦。カウント1-2から、内角低めのチェンジアップにバットが回り、空振り三振に倒れた。第5打席は2-5の9回2死で、右腕ギンケルと対戦。大谷が打席に立つと、ダイヤモンドバックスから「Beat LA!(ドジャースを倒せ!)」が巻き起こった。フルカウントから真ん中高めの95・9マイル(約154キロ)の直球を捉え、右中間席へ飛び込む11号ソロとした。2試合ぶりのアーチは打球速度112・9マイル(約182キロ)、飛距離426フィート(約130メートル)、角度22度だった。これで打率は2割9分6厘、11本塁打、16打点、10盗塁。OPS(出塁率+長打率)は1.032とした。【動画】大谷翔平9回2死から11号放つ 弾丸ライナーで中堅右へ運ぶ>>

大谷翔平、15年契約の可能性も「ショウヘイはパフォーマンスを保ちたかった」代理人バレロ氏が明かす

2023年12月にロサンゼルス・ドジャースと総額7億ドル(約1015億円)で10年契約を結んだ大谷翔平選手(30)ですが、最大で15年のメガ契約を結ぶ可能性もあったことが代理人のネズ・バレロ氏によって明かされました。しかし、大谷選手自身の希望によりその選択肢を選ばなかったとしています。この件について、ロサンゼルス・タイムズ電子版などが8日(日本時間9日)に報じました。 バレロ氏はロサンゼルスで開催されたスポーツビジネスのイベントに出席し、その場で地元メディアに取材に応じました。大谷選手のドジャースとの契約について「(最大で)13年、14年、15年までの契約も可能だった」と話しつつ、最終的に大谷選手自身が長期契約を望まなかったと述べました。「ショウヘイは選手としての高いパフォーマンスを維持したかった。キャリア終盤にパフォーマンスが低下し、13年目、14年目、15年目に『この選手は誰だ? ファーストベースまで走れもしない』などと言われないようにしたかったんだ」と、10年契約に落ち着いた理由を説明しました。 この10年契約の総額は当時の最高額でしたが、その約97%にあたる6億8000万ドル(約986億円)は後払いとなり、インフレ率などを考慮した現在価値は実質4億6100万ドル(約669億円)ほどとされています。一方で、ヤンキースからFAとなったフアン・ソト外野手がメッツと15年総額7億6500万ドル(約1110億円)の後払いなし契約を結び、総額で大谷選手を上回る契約をしました。これについて、バレロ氏は「何も変わらない。彼はチャンピオンになるために最適なチームを選んだ。後悔はない」とコメントしました。 さらに、バレロ氏は大谷選手のスポンサー収入についても言及しました。アメリカのメディアでは、大谷選手の今年のスポンサー収入が1億ドル(約145億円)に達すると試算されていますが、その数字を「間違いない。正しい」と認めました。現在約20社とスポンサー契約を結んでいますが、「露出を増やしすぎないように気を付けている。そうでなければ、契約が4、50社まで増えてしまう」とも明かしました。

山本由伸、満塁弾含む5失点で5勝目を逃す 防御率1.80で2位に後退…千賀滉大がトップに

ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸投手(26歳)は5勝目を目指して先発登板しましたが、満塁本塁打を含む2本のホームランを許し、5回を投げて5失点でマウンドを降りました。試合の立ち上がり、1回では1番のキャロルを直球で二ゴロに仕留め、続いてマルテをフルカウントから内角のカットボールで一ゴロ、3番のスミスを投ゴロで3者凡退に抑え、順調なスタートを切りました。2回ではネイラーとスアレスを左飛に打ち取りましたが、2アウトからモレノに左前打、グリエルに右前打を許してピンチを迎えます。しかし、トーマスをフルカウントからのカーブで空振り三振に仕留め、難を逃れました。3回、先頭のペルドモには中前打を許しましたが、キャロルをスプリットで一ゴロに。1アウト一塁の場面でマルテをスプリットで二ゴロ併殺に打ち取りました。0-0で迎えた4回、スミスを四球で歩かせると、ネイラーに内野安打、スアレスに死球を与え、無死満塁の大ピンチ。続いてモレノにカットボールを右翼スタンドに運ばれ、グランドスラムを浴びました。その後は3人を抑えました。0-4の5回、キャロルを直球で空振り三振にしましたが、続くマルテに内角のカットボールを右翼席へ運ばれ、この試合2本目の被弾。その後はスミスとネイラーを打ち取りました。5回まで88球を投げ、6安打2四死球で5失点。最速は95.9マイル(約154キロ)でした。防御率は1.80となりました。6回からはジャック・ドライヤー投手(26歳)にマウンドを譲り、山本投手の5勝目は次の機会に持ち越しとなりました。試合開始時点では7試合に登板し4勝2敗、防御率0.90で40イニングで49奪三振を記録していました。開幕からの好投で3月と4月の月間MVPを受賞し、防御率はナ・リーグ1位だったものの、1.16で2位だったニューヨーク・メッツの千賀滉大投手(32歳)に追い越されました。