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菊池雄星がジャッジを2打席連続で敬遠、「結果的に1点。監督の判断が正しかった」

エンゼルスの菊池雄星投手(33歳)は、先発で5回を投げて4安打1失点と粘り強い投球を見せましたが、打線の援護が得られず、今季5敗目を喫しました。 試合開始直後、1回に先頭打者ゴールドシュミットに二塁打を打たれ、1死二塁の場面でベンチからの指示で3番打者ジャッジを敬遠しました。この後、4番ベリンジャーに四球を与え満塁となったところで、5番のボルピに犠牲フライを許し、先制点を与えました。この1点が試合を決め、打線は完封負け。菊池に黒星がつきました。 この日、第1打席から2打席連続でジャッジを敬遠したエンゼルスのワシントン監督は、「彼は非常に危険な打者なので、歩かせたのが正しかった」と意図を説明しました。 一方、菊池はジャッジとの対戦成績で25打数5安打に抑えていたことから、初回の敬遠について「ランナーをためるよりは勝負した方がいいと思っていましたが、結果的には1点で切り抜けることができました。監督の判断が正しかったと思います」と冷静に振り返りました。 以降も粘り強い投球を続け、3回以降はスライダーを駆使してリズムよく投球し、無安打無失点に抑えました。「今日の調子で5回まで1点に抑えられたのは大きな収穫です。特に4回、5回は理想的な内容だったので、次回に向けて良い形になったと思います」と前向きに語りました。 チームは8連勝の後に5連敗と波に乗れませんが、菊池は今季1勝5敗となり、防御率を3.17から3.06に改善しました。

菊池雄星が5敗目、ジャッジを2度の敬遠も打線援護なく完封負けで借金5

エンゼルスの先発投手、菊池雄星(33歳)はヤンキース打線を5回4安打1失点に抑えるも、5敗目(1勝)を喫しました。試合の序盤から球数が増えました。1回、1死二塁の場面でヤンキースの3番、アーロン・ジャッジ外野手(33歳)を迎え、エンゼルスのワシントン監督は申告敬遠を指示しました。しかし、続く4番ベリンジャーを四球で歩かせて1死満塁となり、5番ボルピの犠牲フライで先制点を許しました。2回も2死二、三塁のピンチでジャッジを再び敬遠し、本拠地でブーイングを浴びましたが、続くベリンジャーを左飛に抑え、追加点を防ぎました。3回以降はスライダーを中心に低めへの丁寧な投球でリズムを作り、無安打無失点で切り抜けました。一方で5四球を与える場面もあり、5イニングで93球の球数を要し、5回を終えたところで2番手の右腕スティーブンソンに交代しました。1回に先制されたチームは5安打で得点することができず、スミイチの完封負けとなりました。今季30敗目で、借金は5となりました。

ジャッジ2打席連続敬遠に大ブーイング エンゼルス菊池雄星、ベンチの指示で勝負避け無失点

エンゼルスがヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(33)に対し、2打席連続の申告敬遠で勝負を避けた。先発の菊池雄星投手(33)が0-1の2回、2死二、三塁のピンチを迎え、3番ジャッジに申告敬遠の指示で歩かせた。敵地に詰めかけたヤンキースファンはエ軍の“ジャッジ対策”に大ブーイング。菊池は続く4番ベリンジャーを左飛に抑え、無失点で切り抜けた。ジャッジに対しては1回の第1打席もエ軍のワシントン監督が申告敬遠を指示。結局、1死満塁からボルピに中犠飛を浴び、先制点を許したが、立ち上がりを1失点でしのいだ。ジャッジは試合前の時点で両リーグトップの打率3割9分5厘、18本塁打、47打点でOPS(出塁率+長打率)は1・236と驚異的な数字を残している。【動画はこちら】――>>ジャッジ2打席連続敬遠に大ブーイング 自身はプロクテターを外し悠然と一塁へ【菊池雄星ヤンキース戦に先発】スコア速報はこちら>>

今永昇太、離脱後初めてブルペンで投球練習 マイナーでのリハビリ登板は来月4日以降か

左の太ももの裏に張りを感じて負傷者リスト(IL)入りした31歳の今永昇太投手が、現地28日(日本時間29日)に本拠地でのケガ後初めてブルペンで投球練習を行いました。この日のロッキーズ戦前に、クレイグ・カウンセル監督は報道陣に今永の状態についてコメント。シカゴのテレビ局「マーキースポーツ・ネットワーク」の報道によれば、「ショウタは今日は多くの練習をこなし、ブルペンでの投球だけでなく、守備練習やランニングも行った」とのこと。そして「一晩たっても状態が良く、順調であれば、今週末に再度同じメニューを行い、次のステージに進む予定だ」との見通しも示しました。また、マイナーでのリハビリ登板は球団の施設があるアリゾナで行われる予定で、「順調であれば、チームが遠征中のどこかで彼はアリゾナに向かうことになるだろう」と話しました。カブスは6月1日(日本時間2日)まで本拠地でのシリーズを継続し、その後、3日(同4日)から11日(同12日)までワシントン、デトロイト、フィラデルフィアへの9連戦に出発します。今永は今シーズンこれまでに8試合に出場し、3勝2敗、防御率は2.82を記録しています。しかし、今月4日のブルワーズ戦で異常を感じ、5日にILに登録されました。

ドジャース×ワンピースのコラボ企画に「激アツ!」「最高」7月3日のホームゲームイベントにファン大興奮

ロサンゼルス・ドジャースの公式インスタグラムは28日(日本時間29日)、7月3日(日本時間4日)に本拠地で行われるドジャース対ホワイトソックス戦において「ワンピース・ナイト」を開催することを発表しました。発表は、ドジャースのユニホームを着てボールを投げるルフィのイラストとともに行われました。当日、先着4万人の来場者にはルフィのトレードマークである麦わら帽子が記念品として配布されます。さらに、試合後にはアニメのキャラクターが登場するドローン・ショーも予定されています。大谷翔平選手(30)の出場も予定されているこの試合に、SNSでは「どっちも大好きな自分には最高のコラボ」「激アツ!」などと期待するファンの声が多く寄せられました。

ドジャースのカーショー、今季初勝利ならず – 力投もリリーフ崩れで逆転負け

ドジャースのベテラン投手クレイトン・カーショー(37歳)は、今シーズン初勝利を逃しました。試合開始早々、1回1死二塁のピンチでラミレスに適時打を許し1点を先制されましたが、それ以降は安定したピッチングを見せました。5回を投げ終え、打者74人に対し6安打1失点に抑え、勝利投手の権利を手にしました。しかし、8回にリリーフ陣が崩れ、5点を与えて逆転され、白星は消えてしまいました。それでも、今季最も長いイニングを最小失点で締めたことで、次回登板に向けての期待が高まりました。カーショーは通算212勝を誇る名投手で、昨年のオフシーズンに左足のつま先の手術を受けました。今月17日(日本時間18日)にドジャースの本拠地で行われたエンゼルス戦では260日ぶりに公式戦に登板し、4イニングで5安打3四球を与え5失点を喫しました。続く23日(日本時間24日)のメッツとの敵地での試合では、2イニングを無失点に抑える投球を見せました。3回目の登板で調子を上げ、メジャー通算3000奪三振まであと26と迫っています。

大谷翔平が無安打で4試合連続本塁打ならず、ドジャースは逆転敗北 ロバーツ監督「勝利には十分だったが…」

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平投手(30歳)は「1番DH」として試合に出場し、3打数無安打1四球と振るわず、初の4試合連続本塁打を逃しました。 その打撃内容は、空振り三振、二ゴロ、左飛、そして四球でした。 ドジャースは2点リードで迎えた8回に、リリーフ陣が一挙に5点を失い、悔しい逆転負けを喫しました。5回1失点で奮闘した先発の左腕クレイトン・カーショー投手(37歳)の今季初勝利も消えてしまいました。 試合後、ロバーツ監督は「2点リードして8回を迎え、勝利には十分でしたが、残念ながら逃してしまいました。カーショーは自身のベストではありませんでしたが、失点を最小限に抑えてくれました」とコメントしました。

大谷翔平、打撃で無安打とし4戦連発ならず ドジャースは逆転負け カーショーの初白星も消える/詳細

ドジャースに所属する大谷翔平選手は「1番DH」として出場し、3打数無安打1四球で試合を終了し、連続試合ホームランの記録は4で途絶えました。第1打席は空振り三振、続いて二ゴロ、左飛、そして四球でした。現時点での打率は.292です。 カーショー投手は5回を投げ、6安打1失点で今季初勝利の権利を持ち降板しましたが、8回に救援陣が5点を奪われ逆転敗北となり、彼の勝利も消えました。 チーム123456789計 ド0002011004 ガ10000015X7 大谷翔平第1打席 1回無死 ガーディアンズの先発投手は左腕アラード チェンジアップで3球三振に倒れる ガーディアンズ対ドジャース 1回表無死、大谷は自打球に厳しい表情(撮影・滝沢徹郎) ガーディアンズ対ドジャース 1回表無死、大谷空振り三振(撮影・滝沢徹郎) ガーディアンズ対ドジャース ガーディアンズの先発アラード(撮影・滝沢徹郎) 大谷翔平第2打席 3回2死 ガーディアンズの投手は左腕アラード チェンジアップでバットを折られ二塁ゴロに倒れる ガーディアンズ対ドジャース 3回表2死、バットを折って二塁ゴロに倒れる大谷(撮影・滝沢徹郎) 大谷翔平第3打席 5回2死 ガーディアンズの投手は右腕スミス...

【西武】渡辺勇太朗7回無失点3勝「一体感」ローテ7人、計22勝の強力先発陣は簡単に連敗しない

西武が再び“圧倒的至近距離”に迫った。首位日本ハムと0・5ゲーム差に肉薄。立役者は先発の渡辺勇太朗投手(24)だ。7回無失点、愛称“ナベU”が楽天打線を力で押し込み、前夜の逆転負けの暗雲を消し去った。防御率0点台の今井と6勝の隅田を筆頭に高橋、武内…そしてナベU。簡単には連敗しないチームに仕上がってきた。   ◇   ◇   ◇渡辺は強力先発陣の堂々たる一員だ。テーマは「ともに頑張ろう、ですね」と笑う。「みんなで戦ってる感じが今すごくあるので。先発陣だけでも一体感が自然に生まれていて。めちゃくちゃいい状態です」。他球団が恐れるアドバンテージとして君臨する。分厚い体から分厚く投げ下ろす。圧がある。詰まらせ、へし折る。「今年は遠心力に指が負けないようにしっかり掛けることを(エンゼルス菊池がプロデュースした施設の)KOHで学んだので」。雪降る岩手での自主トレで身につけたのは、言うなれば指とボールの圧倒的至近距離。グッと押し込み、脱力なく18・44メートル先を襲う。胸郭の使い方も改良を重ねてきた。先発陣だけでこれで22勝目だ。西口監督と投手コーチたちのマネジメントも光る。指揮官は「今(先発ローテを)7人で回せる状況で。今井とか隅田にはしっかり回ってもらってるので、それ以外の投手はちょっと休ませながら、うまく見ながら使っていこうかなと」。ペナントレースの日程消化はまだ3分の1。猛暑も迫る中、慎重なやりくりに秋への期待が広がる。 とはいえ渡辺は次回は中6日を任される。「もう、めちゃくちゃ楽しみです」と大きな体でウキウキだ。先発予定の6月4日ヤクルト戦、母校浦和学院の吹奏楽部がベルーナドーム左翼席で演奏する。夏の甲子園で大阪桐蔭に立ち向かい、準々決勝で敗れた7年前の夏以来の響き。当時は「いやぁ…」といつも何かと照れていた17歳。自分の強みを胸を張って口にできる、たくましい青年になった。【金子真仁】◆西武の先発陣 防御率0・65の今井、すでに6勝の隅田の両腕が強烈だ。2人はここまで土曜、日曜のローテーションで回ってきたが、6月の交流戦から隅田がカード頭の火曜に回る可能性が高そうだ。高橋、渡辺の両右腕が2夜連続で好投し、昨季パ新人王の武内も上向き。菅井も4勝、与座もすでに1勝。実績ある松本の1軍登板が回ってこない状況にある。▼西武が今月7度目の完封勝ち。月間7完封は56年6月、61年6月、90年5月、00年5月に次いで5度目の球団タイ記録になる。西武は4月にも完封勝ちが5度あり、開幕から47試合目で早くも12度目の完封勝ち。パ・リーグで開幕47試合消化時に12完封以上は、11年に13完封の日本ハムと今年の西武だけだ。【プロ野球スコア速報】はこちら>>

【阪神】門別啓人が北海道への登板機会を獲得!藤川監督、「地元札幌でその力を発揮してほしい」と期待

阪神の門別啓人投手(20)は、地元での登板という大きな機会を手にしました。甲子園での初の先発では5回を8安打無失点でしのぎ、プロでの2勝目を収めました。試合後、お立ち台に上がった門別選手は「野手にとても助けられた試合だと思います。甲子園でのすごい声援を受け、気持ち良く投げられました」と喜びを語りました。試合後のインタビューで、藤川球児監督(44)は「地元札幌での登板を強く望んでいたようで、その気持ちが試合での頑張りに繋がったのではないかと思います。親心とも言える気持ちで見ていましたが、本当に頑張ってくれました」と優しい笑顔で労いました。スケジュール通りに進めば、次回の登板は6月4日の日本ハム戦(エスコンフィールド)となります。北海道出身の左腕である門別選手にとって、これは地元での凱旋登板となります。藤川監督は「彼が次の札幌でその成長した姿や持っている力を発揮してくれることを期待しています」と激励の言葉を送りました。