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カーショー、エンゼルス戦で18日に復帰とロバーツ監督が発表 – 左膝手術でシーズン序盤はIL入り

ロサンゼルス・ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(52歳)は試合前の記者会見で、シーズン開幕から故障者リスト(IL)入りしている左腕のエース、クレイトン・カーショー投手(37歳)が、17日(日本時間18日)の本拠地でのエンゼルス戦で先発に復帰することを明らかにしました。通算で212勝を挙げているカーショーは、昨年11月に左膝と左足親指の手術を受け、その影響で今シーズンの開幕からIL入りしました。先月中旬からはマイナーリーグでリハビリ登板を重ね、11日(日本時間12日)には3Aオクラホマシティで先発し、4回を投げて57球、2安打2失点、2四球2奪三振という内容でした。今シーズンのマイナーリーグでは5試合に登板し、合計21イニングを投げて12安打6失点、5四球16奪三振、防御率2.57という成績です。MLB公式サイトは、通常6日の間隔をあけて18日(日本時間19日)のエンゼルス戦に復帰すると予想していましたが、ロバーツ監督は「みなさんご存知のように、クレイトンは今日球場に来ているので、土曜日に先発します」と発表し、5日の間隔で復帰登板することを発表しました。カーショーは昨シーズン、左肩の手術の影響で出遅れ、7月に復帰したものの、左足親指を痛めて約1カ月後に再び戦線を離脱しました。その結果、7試合で2勝2敗、防御率4.50という成績に終わりました。メジャー通算成績は212勝94敗、防御率2.50で、現在2968奪三振を記録しており、3000奪三振まであと32個に迫っています。

ロバーツ監督、佐々木朗希の右腕痛み明かす「どうなるか分からない」中5日なら16日先発有力も

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(52)は試合前の会見で、佐々木朗希投手(23)が前回登板後に右腕に痛みがあったことを明かした。佐々木は前回9日(同10日)の敵地ダイヤモンドバックス戦に先発し、4回5安打5失点、2四球で降板。三振を1つも奪えず、フォーシームの平均球速が94・8マイル(約152・6キロ)しかなかったことが懸念されていた。ロバーツ監督は佐々木の前回登板について「長いイニングを投げることができず、残念がっていた。でも、精神的には大丈夫。体の状態としては少し腕に痛みがあったようで、普通なのかどうかを見極めているところ」と明かした。次戦も中5日での登板なら、15日(同16日)のアスレチックス戦での先発が有力。本来ならば2日前のこの日にブルペン入りするが、同監督は「それはマーク(プライア-投手コーチ)に聞いてみないと分からない。まだマークともロウキとも今日は話していないから、どうなるか分からない」とした。【ライブ速報】ドジャース-アスレチックス

大谷翔平、出るか3試合ぶり13号 「1番DH」でアスレチックス戦/速報中

ドジャース大谷翔平投手は「1番DH」で先発出場。 3試合ぶりの今季13号本塁打に期待がかかる。 2025年全本塁打写真特集 チーム123456789計 0 0 大谷翔平第1打席 ドジャース対アスレチックス 試合前練習でキャッチボールするドジャース大谷(撮影・滝沢徹郎)

【阪神】藤川監督「価値ある引き分け」13年ぶりに新潟満喫「イタリアンという料理がおいしくて」

阪神タイガースは、今シーズン2度目の引き分けとなりました。9回に1点を追う展開で、プロデビュー後初めて6番ショートとしてスタメン起用された高寺望夢選手(22)が、2アウトから劇的なプロ初ホームランを放ち同点に追いつきました。その後、リリーフ陣が無失点でつなぎました。試合後、藤川球児監督(44)は「みんなの頑張りのおかげで1-1で終わることができた。我々にとっては価値ある引き分けだと思っています」と試合を振り返りました。阪神にとっては2012年以来13年ぶりの新潟での試合。当時の2012年5月8日の広島戦では、現役だった藤川監督がセーブを記録しています。久しぶりの新潟を満喫した様子で、「ファンの方がすごく多く、イタリアンという料理が美味しく、焼きそばの上にミートソースがかかったB級グルメを少しだけ味わいました。そして、新潟のお米も美味しかったです」。首位を維持し、1日空けて15日のDeNA戦(横浜)に臨みます。

【巨人】リチャード、期待の“ロマン砲”炸裂 新たな仲間の助言を胸に驚きの1号

夢と期待が込められた印象的なホームランが生まれた。ソフトバンクからのトレードで巨人に加入したリチャード内野手(25)は、移籍後すぐに「7番三塁」でスタメン出場。3点を追う5回には、広島の先発投手・森から3年ぶりのホームランとなる今季1号ソロを放ち、続く6回には1死一、二塁から左前打を記録。その後、延長10回の四球後に代走を送り出されたものの、初試合で4打数2安打1打点、1四球。試合前には入団会見を終え、期待の“ロマン砲”が新たな舞台で輝きを放った。試合は延長12回、4-5でサヨナラ負けし、順位は3位に下がった。   ◇   ◇   ◇その打球は空高く舞い上がり観客のロマンを掻き立てた。リチャードは広島の夜空へと向け、壮大なアーチを描いた。3点を追いかける5回の先頭で打席に入り、広島森の143キロ直球を豪快に打ち返した。両手で振り上げたツートンカラーのバットは天を指し、新しいユニホームを纏った彼の123キロの体はダイヤモンドを軽やかに1周した。その姿を鏡の前で見つめ、彼は薄く微笑んだ。12日に突然発表されたトレードで、最低限の野球道具を携え合流したリチャードは、出発前にユニホームを着替え、「鏡を見た時、自分にも威圧感が漂っているかも」と思った。胸に刻まれた「TOKYO」は新たな地を象徴する。試合前練習の直前に行われた入団会見では、緊張が見て取れ、「何が起きてるか正直分かりません」と不安を洩らした。 落ち着く暇もなく“初戦”に挑んだ。2回2死一塁の打席で初打席を迎えたリチャードは、外角のチェンジアップに空振り三振を喫した。「以前ならば、初打席での三振を引きずっていたが、チームメートからの『切り替えて』という声が心に響き、フレッシュな気持ちで次の打席に立つことができました」。新しい仲間たちの助言が心に残り、1号ソロにつながった。新天地の巨人で再会した甲斐が後輩のホームランを見守り、喜んでいた。即スタメンに抜擢した阿部監督もリチャードを拍手で迎えた。主砲・岡本の長期離脱、ベテラン・坂本の調子の低迷、丸の開幕からの不在など、チームの状況は厳しい。リチャードには救世主としての大きな期待が寄せられている。「自分自身も継続できずに苦しむ時があるが、今日何が良かったかを振り返ることで、毎日同じことができるように準備し、結果を出す以外のことにも目を向けていきたい」と語った。今後の成長が期待される彼の未来には、希望があふれている。【為田聡史】

【ソフトバンク】山川穂高、巨人リチャードからの移籍電話を5秒で切った真意

ソフトバンク山川穂高内野手(33)が、愛弟子リチャードの巨人移籍について言及した。西武戦後に「電話が来ましたけど、5秒で終わりました。へーいって。おっつーみたいな」とまさかの展開。5秒切りには山川なりの愛があり「なんかいまさら頑張れよとかあいつに言うのは違和感があるんですよ。ツンデレもいいところな絡みをし続けてきたので。構うと寄ってくるんでね。突き放さないとね」と苦笑いしながら話した。そんなリチャードが「かわいいっちゃかわいいんです」とも言うが、結果が全てのプロ野球界。「それがダメだっていうのもある。お前もう自分でやれってね。自主トレも1回目以降は来るなってずっと言ってるんですけど、なのに来るっていう。まぁまぁかわいいですけどね。(ソフトバンクや自分から)離れて自分のものを見つけてホームランを打って欲しい」とエールを送った。移籍後初ホームランを打ったことも知っており「ここから本当の真価が問われる」と話した。【関連記事】ソフトバンクニュース一覧

【阪神タイガース】高寺望夢選手、9回に同点打!プロ初のホームランを放つ

阪神タイガースの内野手、高寺望夢選手(22)は、劇的な場面でプロ初のホームランを記録しました。この日の試合では「6番・遊撃手」として今季初のスタメン出場。7回までは2度の犠打でチャンスを演出しました。迎えた9回表1点ビハインドの2アウト無走者の場面、第4打席でカウント1-0から、DeNAの3番手ピッチャー、入江の2球目のストレートを力強く振り抜くと、打球はライナーで右翼スタンド最前列に飛び込みました。ボールがグラウンドに当たって跳ね返ったため、高寺選手は全力で二塁まで走りました。塁審の田中内野守備走塁コーチから本塁打であることが伝えられ、二塁を過ぎてからは喜びを噛み締めながら走りました。彼は2020年のドラフト7位で上田西高校からチームに加入し、プロ入り5年目で記念すべき最高の一打を放ちました。

【中日】勝野昌慶、豊橋でも160キロ連発 1週前に本拠地で球団日本人最速を更新したばかり

豊橋でも出た!中日勝野昌慶投手(27)が、球団日本人最速の160キロを1週間ぶりにマークした。この日、5回にマウンドに上がると、勝野が投じた速球は球場のスピードガンで『160キロ』と表示され、場内はどよめいた。5回1死では、ヤクルト1番岩田を160キロで見逃し三振に打ち取るなどこの回、勝野は160キロを連発した。6日DeNA戦(バンテリンドーム)では、球団日本人最速の160キロをマークしたばかりだった。【関連記事】中日ニュース一覧

【中日】田中幹也選手の「MIWA」ユニホーム姿 過去にブランコ選手や高橋聡文選手、藤井淳志選手も

ユニホームを忘れてしまったのか? 男は、中日のゼロ得点の連続を止めた。中日は2試合連続で無得点敗戦となっていたが、初回に3点を失ったものの、その裏に「6番・二塁」で先発出場した田中幹也内野手(24)の適時打で1点を返した。 1回裏、2死満塁の状況でヤクルトの先発・小川からライト前に適時打を放ち、26イニングぶりの得点をもたらした。チームは7日のDeNA戦(バンテリンドーム)2回から無得点が続いていたのだ。 田中選手は普段と異なるユニホーム姿で試合に臨んだ。おそらく持参することを忘れたのか、「MIWA 111」のユニホームでグラウンドに姿を表し、試合に出場した。このユニホームは2002年から20年以上にわたり中日で裏方を務める三輪敬司ブルペン捕手(48)のものである。 背番号2の田中選手は、背番号111のブカブカのユニホームでウォーミングアップから参加し、試合でもその姿勢を貫いた。3桁の背番号で結果を出したのは立派だ。 ちなみに、選手がユニホームを忘れたり、何らかの理由で球場に届かない場合には、中日の選手たちが三輪ブルペン捕手のユニホームを着ることが多くある。09年5月31日のソフトバンク戦(福岡ヤフードーム)ではトニ・ブランコ選手が、10年3月7日のオープン戦、オリックス戦(京セラドーム大阪)では高橋聡文選手が、16年7月5日の広島戦(富山)では藤井淳志選手が「MIWA」のユニホームでベンチ入りしたことがある。

【巨人】入団会見から4時間半…リチャードが衝撃1号 即スタメンで1035日ぶり本塁打

25歳の巨人リチャード内野手が、驚きの“一発回答”を見せました。入団会見からわずか4時間半後のことでした。「7番三塁」でスタメンに名を連ねると、3点を追う5回の無死の場面で広島の森投手の143キロの直球を力強く打ち返し、左中間席へ反撃の狼煙を上げるソロ本塁打を放ちました。「以前は1打席目で三振すると、引きずったまま打席に立っていましたが、チームメートの『切り替えて』というアドバイスが素直に響きました。そのおかげで、新鮮な気持ちで打席に立つことができました。この気持ちを持ち続けるために頑張ります」と感謝のコメントを残しました。前日の12日にソフトバンクから電撃トレードで加入し、即日で出場選手として登録され、さらに即スタメン出場となりました。本塁打は、22年7月13日のオリックス戦以来1035日ぶりのことです。阿部慎之助監督(45)の抜てきに会心の一撃で応えました。リチャードは、試合前に入団会見に臨んだばかりでした。背番号は、ソフトバンク時代と同じ「52」で、「現在このユニホームを着て、今日から野球ができる喜びと感謝の気持ち、そしてホークスでの8年間の成長をありがとうございます。その感謝をジャイアンツでの結果で恩返しできればと思います」と誓っていました。現在、チームは岡本和真内野手(28)が左肘靱帯の損傷で長期離脱を余儀なくされています。