【データ】阪神の選手が打撃部門を総なめ!複数選手によるタイトル獲得は球団初の快挙 過去にはバースの三冠王のみ

0
202505040001948-w500_0

阪神タイガースの外野手、森下翔太選手(24)が3号ソロホームランを含む4打数2安打で打率を3割1分7厘に上昇させ、今シーズン初めてリーグの打率トップに踊り出ました。初回に左前打を放ち、4回には左翼越えのホームランを打ちました。安打数も巨人の吉川選手と並び、リーグ最多の38安打となっています。試合は惜しくも敗北し首位から陥落しましたが、4番打者の佐藤輝明選手も打点と本塁打でトップに立ち、阪神の選手が打撃の主要3部門を独占しています。さらに盗塁を含めれば、野手の5部門でトップに阪神の選手が名を連ねています。5日からは9連戦の最終カードとなる首位巨人との3連戦(東京ドーム)が行われ、強力打線がライバルチームに挑みます。

   ◇   ◇   ◇

▼阪神の選手たちが、打率、安打、本塁打、打点、盗塁の5部門でトップの座に立っています。これまでの歴史の中で、この5部門すべてで阪神選手がタイトルを獲得したことはありません。もし全5部門でタイトルを獲得すれば、それは球団史上初の快挙となります。1937年(昭和12年)の春には、安打を除いた4部門でタイトルを獲得したことがありますが、当時は最多安打がタイトルとして認定されていなかったため、松木謙治郎選手が安打トップで終えたものの表彰の対象外でした。また、2リーグ制以降においては、バース選手が1985年と1986年に打撃3部門である打率、打点、本塁打でタイトルを獲得した三冠王の実績のみです。複数の選手によって3部門のタイトルを獲得することは、2リーグ制後では球団初の快挙となるでしょう。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *