井上尚弥、ラスベガスでの試合直前に驚きのファンサービスを実施 サインを求める長い列に対応

プロボクシング4団体統一スーパーバンタム級王者である井上尚弥(32=大橋)が、3度目となる「ボクシングの聖地」ラスベガスでの試合を前に、普段とは異なるファンサービスを行いました。試合は現地時間の5月4日、日本時間5日にラスベガスのT-モバイルアリーナで行われ、対戦相手はWBA世界同級1位のラモン・カルデナス(29=米国)。井上は試合を控え、米国の大手プロモーション会社トップランク社の専用ジムで最終調整を行っています。同時に、昨日同様、前WBA世界バンタム級王者の弟、拓真(29=大橋)との10ラウンドにわたる軽めのスパーリングも行い、コンディションを整えていました。
さらに、井上はサンドバッグやミット打ちを父・真吾トレーナー(53)や所属ジムの大橋秀行会長(60)、太田光亮トレーナー(36)の監督のもとで消化しました。その際、ジムの外にはサインを求めるファンの長い列ができており、試合直前にもかかわらず、井上はその要望に応じてサインを行いました。彼の心身ともに余裕を持った準備ぶりが感じられます。