【高校野球】社会人レジェンド佐竹式「秒速トップ」継承~シード校都島工・三樹の初陣に貢献~/大阪

春季府大会でベスト16入りを果たし、夏のシード権を獲得した都島工がコールドゲームで勝利をスタートさせました。
都島工の先発投手は、3年生の三樹(みき)凛太郎投手です。初回にホームランを浴びて3点を先制されましたが、その後は本調子を取り戻し、相手の打線を無得点に抑えました。三樹投手は、独特な「秒速トップ投法」で知られています。以前はトップの形成が不安定だった彼に、小宅(こやけ)健太郎監督(38歳)が社会人野球の伝説的選手、佐竹功年投手(41歳)の動画を見せました。三樹は、佐竹氏の動画を参考に独自の研究を重ね、高2の春に現在のフォームを完成させました。
試合後、三樹投手は「後半になるにつれ調子が上がり、まずは勝利を収められて良かったです」と試合を振り返りました。小宅監督も「シード校だからと慢心せず、全力で戦いたいと思います。佐竹投手には非常に感謝しています」と笑顔で語りました。