日本選手権男子400m“1着” 佐藤風雅の失格めぐり所属ミズノが日本陸連に質問状を送付

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陸上日本選手権最終日の6日に行われた男子400メートル決勝で失格になった佐藤風雅(29)の所属先であるミズノが、日本陸連に対して「お伺い」として質問を送付していることが11日、分かった。世界選手権東京大会の代表選考を兼ねた同レースで、佐藤は45秒28の1着でフィニッシュ。しかし左足が内側のラインを踏み越えたとして、失格となった。0秒01差で2着だった今泉堅貴が繰り上がって優勝となった。ミズノは失格の判定と、その経緯について、確認を求めて、日本陸連に書面で問い合わせをした形だ。日本陸連の平野了事業部長は、ミズノから問い合わせがあったことを認めた上で「当日の審判というか、担当とのやりとりについて、確認がきています。問い合わせをいただいているので、それぞれを確認した上で、きちんとお答えすべきと考えています」とした。佐藤はパリ五輪にも出場した実力者。3大会連続の世界選手権代表がかかった日本選手権において、1着と失格では、天と地ほどの差がある。平野事業部長は、ミズノが最終結果に納得しているのか、という質問について「そこも含めて、すべてを納得してくれるか、どうかはわからないです。正直。まずはいただいている質問に対して、丁寧に答える、ということがファーストステップと思います」とした。

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