開頭手術から復帰を目指す重岡銀次朗選手の兄・優大が最新状況を報告「長い目でぎんを応援して…信じています」

プロボクシングの元IBF世界ミニマム級王者である重岡銀次朗選手(25、ワタナベジム)が5月24日の試合後に急性右硬膜下血腫を発症し、緊急の開頭手術を受けました。術後の回復状況について、前WBC世界同級王者である兄の優大選手(28、同ジム)は、8日の夜に自身のインスタグラムのストーリーズで最新の情報を公開しました。
優大選手は「銀次朗は現在、少しずつではありますが回復に向かっています。多くの方々が心配してくださっているので詳細をお伝えしたいところなのですが、銀次朗の性格を考えると、すべてを説明するのは避けたいと思います。ただ、例えば先週できなかったことが今週はできるようになった!というような進展はあります。この程度しかお伝えできず、申し訳ないです」と綴りました。
さらに、「皆さんも長い目で銀次朗を応援してください。ゆっくりでも確実に回復していきます。銀次朗は奇跡を起こす力のある男だと信じています」と心の内を語りました。
現在、重岡選手は大阪府内の病院に入院しており、日本ボクシングコミッションの安河内剛執行理事によれば、7日に所属ジムの渡辺均会長と共にお見舞いに訪れた際、重岡選手は集中治療室(ICU)から一般病棟に移ったとのことです。執行理事は8日に都内での取材に対し、「意識はまだ回復しておらず重篤な状態ではありますが、銀次朗選手の生命の危険は峠を越えたと考えられます」との見解を示しました。