「コントロールできてないボールを…」最短KO山本由伸の痛恨被弾に恩師ガックリも詳しく解説

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元オリックス監督の中嶋聡氏(56)が「SPOTV NOW」で解説し、メジャーで最短KOされたドジャースの山本由伸投手(26)の配球について詳しく分析しました。

山本投手は試合の序盤、先頭打者フリリック選手に二塁打を許すと、続くコントレラス選手への四球でピンチを招きます。2死二、三塁の場面で、ボーン選手に対してカウント2-2から投げた高めのスライダーが左中間席に運ばれてしまいました。

さらにヒットと四球で再びピンチを迎え、ダービン選手を遊ゴロに打ち取ったかのように思われましたが、ベッツ選手の悪送球によって4点目を失いました。続いて、モナステリオ選手に外角直球を右前に運ばれ、5失点を喫しました。

この時点で山本は降板し、ジャック・ドライヤー投手(26)にマウンドを譲りました。結果は2/3回を41球、4安打2四球5失点(自責3)で、メジャー最短での降板となりました。

中嶋氏は、高めに浮いたスライダーが3ランに繋がった配球について、「コントロールに自信のないボールが選ばれたわけですが、どのような判断だったのでしょうか。バッターのデータを見て勝負球として選んだようにも見えます。山本選手の場合、ストレートやスプリットの優先順位がありますから、スライダーをどう使うかと考えた方が良かったかもしれません。自信のあるストレートで勝負すべきだったと思います」と振り返りました。 なお、この試合でバッテリーを組んだ捕手はウィル・スミス(30)でした。

本シーズンの山本選手は18試合に登板し、8勝6敗、防御率はリーグ3位の2.51から2.77に後退しました。また、彼は今月15日(日本時間16日)にアメリカ・ジョージア州アトランタで開催される球宴に初選出されています。

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