【新日本】タイガーマスクが来年7月に引退「長い年月を経て自分の中で納得できなくなってきた」

0
202507060002652-w500_0

第3試合で「棚橋弘至ファイナルロード~縁(えにし)&タイガーマスクデビュー30周年記念試合」が行われ、棚橋弘至が9分39秒、ハイフライフローでタイガーマスクから3カウントを奪って勝利。試合後、タイガーが来年7月の引退を表明した。タイガーは「意地見せたかったけど…見せられたかな? やっぱりね、棚橋弘至は太ったって、体重が増えてコンディションが悪いとか、ケガをしてるとか、やっぱり腐っても棚橋弘至ですよ」と棚橋戦を振り返り、続けて「今日こういうかたちで棚橋くんの引退ロードの中の1つで30周年という冠をつけてもらって。それはたいへん感謝してますし、今日来ているお客さん、もちろん全国のファンの方、そういう方がいたから、やっぱりこの30周年というのは自分の中でいろいろあったと思います。その30年という長い年月、僕はタイガーマスクというものをやってきましたけど…来年の7月、引退することにしました」と明かした。

タイガーは引退を決めた理由について「1つはやっぱり、自分がデビューした時から佐山(聡)先生と作り上げてきたタイガーマスクというものが、この30年間という長い年月を経て、やはり自分の中で納得できなくなってきたというかね。これではないなというのが、出てきましたかね。まあ、もちろんその中にケガもあるし。ただ、ケガっていうのはみんなしてるわけであって、それを言い訳にしたくないですけど」と説明。「残された1年間は自分の中でシッカリと今まで以上のタイガーマスクというものを見せて。そして会社にも言ってありますけど、やはり残りのシリーズ、1つ1つ大きな会場、小さな会場、大きな街、小さな街、自分を見たくてチケットを買ってくれたお客さんもいるわけですから。その方に最後にやはりタイガーマスクというものを見せたいなっていうのがありますので、全国残りのシリーズまわりたいなと思います」と希望した。現在のタイガーマスクは4代目で、“初代タイガー”佐山聡が設立したスーパータイガージムでトレーニングを積み、1995年7月15日、『95格闘技の祭典』後楽園ホール大会のザ・グレート・サスケ戦でデビューした。みちのくプロレス所属で2002年1月20日に新日本に初登場、同年12月に正式に入団した。IWGPジュニアヘビー級王座を6度、IWGPジュニアタッグ王座を2度戴冠。ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.で2度優勝するなど、ジュニアヘビー級の中心として活躍した。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *