【クラブW杯】パリSGが4強進出、2人退場しながらもバイエルンに2-0勝利 ムシアラの負傷にドンナルンマ涙

FIFAクラブワールドカップ(W杯)において、欧州の名門クラブであるパリ・サンジェルマン(フランス)がドイツのバイエルン・ミュンヘンを2-0で下し、4強入りを果たしました。後半33分にはFWドゥエ(20歳)が先制点を獲得。その後、2人の選手が退場となる事態に見舞われましたが、試合終了間際に途中出場のFWデンベレ(28歳)が追加点を奪い、勝利を確定させました。
序盤から、欧州の強豪同士の対戦は一進一退の攻防が続きました。パリSGのイタリア代表GKドンナルンマとBミュンヘンのドイツ代表GKノイアーがお互いのゴールを守り、試合を引き締めました。
しかし、前半30分過ぎにBミュンヘンに不測の事態が発生。DFスタニシッチが負傷し交代を余儀なくされ、前半終了間際にはMFムシアラがGKドンナルンマとの接触プレーで負傷しました。ムシアラの左足首は重傷であることが一目瞭然で、ドンナルンマは故意ではないものの、ショックを受け涙を流しました。
後半、0-0の状態で進んでいたところ、コンディションが万全でなかったエースのデンベレが25分から途中出場。その後、33分にはMFジョアン・ネベスが中盤でボールを奪い返し、最後はドゥエが左足でネットを揺らし、パリSGが先制しました。
36分にDFパチョが危険なタックルで退場処分を受け、続けて47分にもDFルュカ・エルナンデスが肘打ちで退場となりましたが、直後にDFハキミが相手選手3人に囲まれながらも右サイドを突破し、デンベレが右足でゴールを決め、名門対決を制しました。