【神奈川】横浜が大会前最後の練習試合で勝利 村田監督「本物になって夏の大会を狙う」

センバツで優勝した横浜(神奈川)は、春夏連覇に向けて着実に準備を進めています。1、2年生が中心の日本体育大学との夏の大会前最後の練習試合を行い、8-6で見事に勝利を収めました(試合は雷雨のため7回で終了)。
試合は5-6とリードを許していましたが、6回に追いつき、さらに1アウト満塁のチャンスで3年生の阿部葉太外野手が左前打で2点を追加し、逆転に成功しました。それでも村田浩明監督(38)は「大学生相手に逆転できたのは良かったが、全員が一丸となって野球をする意識がまだ足りない。」とコメントし、選手たちに最後まで集中を切らさないよう促しました。
県内の多くのチームが「打倒横浜」を掲げています。村田監督は「受け身になるのはやめよう」と選手たちに呼びかけつつ、「今年は真の実力を示し、神奈川の夏を勝ち取りたい。他にも良いチームがたくさんありますが、どの試合も気を抜くことはできません。」と語りました。
初戦は11日に予定されています。厳しい夏の戦いがいよいよ始まります。阿部葉太選手は「これまでの努力を信じて、全力を尽くしたい」と意気込みを見せました。