大谷翔平の衝撃30号「フルスイングではない、それでも飛ぶ」NHK解説者も驚く187キロ弾

ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手(30)が、3試合ぶりにホームランを放ち、5年連続となる30本目のホームランを達成しました。
4点リードされた4回、2アウトランナーなしの場面。4球目のファウルが球審に当たり、一時試合が中断されるハプニングもありました。その直後、カウント3-2で迎えた6球目、90.3マイル(約145キロ)のスライダーを右翼スタンドの中段に運びました。打球速度は116.3マイル(約187キロ)、飛距離は約124メートル、打球角度は42度の大ホームランでした。
それまで11打席連続でヒットがなかった大谷選手について、NHK BSで解説を務めた元中日の今中慎二氏(54)は、「心配していると、いつも打つんですよね。振った後に腰をさすったりするんですけど」とコメントしました。そして、特大のホームランについて「今のはフルスイングではないですよね。なんとなく合わせたようなスイング。それでもあれだけ飛ぶんですね。(30号達成は)オールスター前の一つの目安ですよね」と絶賛しました。
打球の角度が42度だったことに触れて、「このぐらいの角度の方が大谷選手には合っているんじゃないですかね。ライナー打球はあまり良くないと思います。打球が上がらないので。でも、時にはライナー性でスタンドに入ることもありますね。そのようなときはあまり良くない」と述べました。