【陸上】落合晃、東京世界陸上に向け大きく前進「目標に届いて良かった」1分45秒88で開催国枠記録に合致

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駒澤大学のルーキーである日本記録保持者の落合晃(18)が、1分45秒88で初優勝し、9月に開催される東京での世界選手権出場に向けて一歩近づきました。

この記録は開催国枠のエントリー基準とぴったり一致しました。通常の選考基準をクリアする選手がいない場合は、7月上旬に東京の国立競技場で行われる日本選手権での成績や世界ランキングによって初の代表入りが決まります。「これが一つの目標でした。そこに届いて本当に良かったです」と笑顔で話しました。

レースは600メートル付近までは競りましたが、終盤で差をつけました。「状態が良く、余裕をもって走ることができました」と、2位の岡村颯太(鹿屋体育大学)に1秒16の差をつけました。駒澤大学の大八木弘明総監督からは「ラスト150メートルが重要」と言われており、「ギアを切り替えることができた。練習の成果を感じています」と振り返りました。

初の世界選手権代表への道を進みましたが、参加標準記録である1分44秒50まであと0秒30です。7月上旬の日本選手権で3位以内に入れば、他の選手の成績に影響されずに代表に決定します。次の戦いは5月3日の静岡国際です。「標準記録を突破することが目標です。そのための準備をしたいと思います」。この日の記録を1秒38縮める必要がありますが、「この時点で(1分)45秒8台。調子は上がってきています。これから気温が上がると、体も動いてくる感覚があります。まだまだ向上できます」と自信を見せました。

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