大谷翔平が28号ソロ本塁打を放つ―6月の好調さを維持

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)が、2試合ぶりに今シーズン28号の本塁打を記録しました。敵地のクアーズフィールドで行われたロッキーズ戦に「1番DH」として先発出場し、7回の第4打席でソロ本塁打を打ちました。
標高1600メートルに位置するクアーズフィールドは気圧が低く、「打者天国」と呼ばれるように打球がよく飛びます。6月は毎年爆発的な活躍を見せる月ですが、今年も24試合で6本目の本塁打を達成しました。15本の本塁打で球団記録タイとなった5月に続き、6月も下旬に入り3試合で3本塁打を記録しています。
これでチームの82試合目で28本塁打。シーズンとしては年間55本ペースで進んでいます。昨シーズン、自己最多の54本塁打で本塁打王を獲得した際は、チームの88試合目(7月6日)で28号をマークしており、今年は6試合早い到達です。6月以降もこの調子で活躍すれば、ドジャースでは球団初、日本人選手としても初の60本塁打も可能性が見えてきます。
ロッキーズ戦での本塁打は通算13本目、クアーズフィールドでは6本目です。投手としても復活を果たし、打撃においても勢いが増しています。
<大谷の年度別本塁打>
2018年=22本
2019年=18本
2020年=7本
2021年=46本
2022年=34本
2023年=★44本
2024年=★54本
【★は本塁打王。2023年まではエンゼルス所属】