【ACLE】横浜、ロナウドにゴール奪われアルナスルに完敗 渡辺反撃弾も痛恨レッドで8強敗退

横浜F・マリノスは、クリスティアノ・ロナウドやマネといった世界的なスター選手が在籍するアルナスル(サウジアラビア)と対戦し、完敗を喫しました。横浜は前半に3失点し、最終的に1-4での敗戦となりました。昨シーズンはアルアイン(UAE)に決勝で敗れ準優勝したため、今シーズンこそは優勝を狙っていましたが、その実力差は大きかったようです。
試合開始からアルナスルに押し込まれながらも20分間は耐えましたが、ミスから一気に崩れました。
27分にはマネの鋭いクロスをDFデンがクリアしようとしましたが、ボールは逆方向へ飛び、ゴール前にいたコロンビア代表FWデュランに押し込まれました。
34分、カウンターを受けクロアチア代表MFブロゾビッチのパスをロナウドが落とし、ポルトガル代表MFオタビオがマネにスルーパス。鋭いシュートを決められ、0-2となりました。
さらに38分、オタビオからのパスを受けたロナウドがブロゾビッチにボールを渡し、シュートを放たれました。難しいボールをGK朴一圭が一度はセーブしましたが、こぼれ球をロナウドにゴールされました。横浜は前半だけで3失点を喫しました。
後半開始からはFWアンデルソン・ロペス、FW井上健太、MF渡辺皓太を投入し、攻撃に転じました。
しかし後半4分には追加点を決められ、0-4に。朴が相手シュートをセーブするも、デュランにこぼれ球を押し込まれました。
それでも、横浜は意地を見せ、井上、FW遠野大弥、Aロペスとパス交換し、渡辺が1点を返しました。
また11分には、井上からのクロスがAロペスの決定機を演出しましたが、相手のプレッシャーを受けシュートは外れました。
ロナウドは足を痛め、21分に交代。横浜も22分にMF喜田拓也、FWエウベルを投入し、攻勢を強めました。
25分、CKからAロペスがシュートを放ったものの、ゴールは認められずオフサイドとなりました。
そして28分には、渡辺のタックルが2枚目のイエローカードとなりレッドカードで退場。横浜は10人となり厳しい状況に。
試合後半もアルナスルに攻め立てられる展開が続きましたが、GK朴一圭の奮闘により追加点は許しませんでした。
後半は互角に戦えただけに、前半のミスが痛かったです。新監督のホーランドを迎えアジアの頂点を狙いましたが、守備的な戦術が裏目に出てJリーグでは苦戦。J1での不振に伴い、監督交代の後、キスノーボ・ヘッドコーチの指揮で挑みましたが、再建には時間が足りませんでした。