大谷翔平は中5日で1イニング18球で降板 予想外の球数に解説も「どういう意味を持つのか…」

元西武監督の伊東勤氏が「NHKBS」で解説を務め、ドジャースの大谷翔平投手(30)のピッチングについて言及しました。
大谷選手は、1回を18球で無安打無失点、2つの三振を奪った後に降板しました。最速は98.8マイル(約159キロ)を記録し、球種の割合はスイーパーが7球、直球が6球、スプリットが3球、カットボールが2球という順番でした。
前回の登板となる16日(同17日)では28球を投げており、今回のマウンドはそれよりも10球少なくなりました。球種の変化も見られ、前回は8球投げたツーシームは1球も使わず、新たにカットボールを2球投げました。
伊東氏は「ある程度(球数やイニングが)決まっていたのではないでしょうか。初回の試合を見る限り、スライダーがかなり多かったです。これもある程度は計画的な投球だったと思います。また、ナショナルズの打者陣が昨日ホームランを(5本)打ったということもあり、直球勝負ではなく曲がり球を使おうとしたのかもしれません。比較するだけの球数や内容ではなかったという印象です。スライダーを意識した投球だったと考えています。18球にはどういう意味があるのか…」とコメントしました。