サンディエゴ・パドレスの外野手、フェルナンド・タティス選手(26)が再び危険な投球に見舞われました。
試合は0-1で迎えた3回1死一塁の場面。カウント1-1からカンザスシティ・ロイヤルズの先発投手、ロレンゼン選手の投じた92.4マイル(約149キロ)のツーシームが突如抜け、タティス選手の頭部にまっすぐ向かいました。タティス選手は尻餅をつく形で避けましたが、大事には至りませんでした。
タティス選手は16日(現地時間)からのロサンゼルス・ドジャースとの4連戦で、すでに2回死球を受けました。17日(同18日)にはドジャースのルー・トリビノ投手(33)が背中に投球をぶつけ、19日(同20日)にはジャック・リトル投手(33)が右手首付近に直撃させました。これにより両チーム合わせて7つ目の死球となり、場内は一触即発の状態に。ロバーツ監督とシルト監督が退場処分を受け、試合には警告が発された。その裏で、大谷翔平選手(30)がスアレス選手から死球を受けました。
その後、タティス選手はエックス線検査を受け、骨折はありませんでした。試合後、彼は「今回は故意ではないと思ったが、それでも(ドジャースから)何度も当たっていることは理解している」とコメントしました。
【4連戦での死球の詳細】
◆16日:パ軍シースが2-3の4回1死一塁、ド軍パヘス(第1打席で二塁打)の左肘付近に死球→パヘスがシースに声を荒げる
◆17日:ド軍トリビノが2-1の3回無死二塁、パ軍タティスの背中に死球→両軍静観
◆17日:パ軍バスケスが3-2の3回1死、大谷の右足に死球→警告試合が宣告され、ロバーツ監督が猛抗議で退場。パ軍側は故意を否定。
◆17日:ド軍サウアーが8-3の7回無死、パ軍イグレシアスへ死球→両軍静観
◆18日:ド軍シーハンが0-1の3回2死、パ軍マチャドへの投球が顔面付近にすっぽ抜け→マチャドが意味深なウインクで応酬。
◆18日:パ軍コレックが1-3の7回無死一塁、ド軍パヘスの左肩に死球→両軍静観
◆19日:ド軍トリビノが0-3の7回1死二塁、パ軍ジョンソンに2ボールから死球→両軍静観
◆19日:ド軍トリビノが0-3の7回2死二、三塁、タティス選手に厳しい内角球→シルト監督が猛抗議
◆19日:ド軍リトルが0-5の9回無死、タティス選手の右手首付近に投球→シルト監督とロバーツ監督の口論で場内騒然、両軍選手とスタッフが入り乱れた。警告試合により両指揮官が退場。
◆19日:パ軍スアレスが5-0の9回2死三塁、3ボールから大谷の右肩下部へ死球→スアレスが退場
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