【阪神】全力で走った!佐藤輝明、主砲復活の6試合ぶり19号2ラン「楽にいきました」

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猛虎復活、主砲復活! 阪神佐藤輝明内野手(26)が眠りから覚めた。8回、3連続適時打で点差を5点に広げた直後。「楽にいきました」。3年前にも千葉で本塁打を放っているロッテの剛腕ゲレーロの160キロをジャストミート。高い弾道で甲子園の夜空に舞い上がり、バックスクリーン左に向かって伸びていった。中堅左の客席に吸い込まれると同時に、虎党は狂喜乱舞。6試合ぶりの19号2ランで試合を決めた。今度は入った。全力で走った。「良かったんじゃないですかね」。すべてのモヤモヤを吹き飛ばした。連敗が泥沼の7まで伸びていた。逆転負けばかりで投手がやり玉に上がっていたが、実は平均2得点と打線全体が湿っていた。佐藤輝は11日の西武戦で本塁打していたが、7連敗中の打点はその「1」のみ。4番として何とかしたかった。右翼守備でのミスもあった。極め付きは15日の楽天戦(楽天モバイルパーク)。今回と同じようなセンター方向への大飛球で「確信歩き」をしたが、何と本塁打には届かず、長打コースを単打にしてしまった。長い連敗中とあって、野球の姿勢にも言及されるほど反響は大きかった。8回に見せた久しぶりの打線爆発に、藤川監督は「最後にホームランも出て、野球って面白いなと感じましたね」とホッと一息。連敗ストップについて佐藤輝は「また明日頑張ります」と一言。浮かれることなく、再出発を静かに誓った。

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