【顕彰馬】イクイノックスが顕彰馬に!初年度で父キタサンブラックと共に殿堂入り

JRAは16日、2025年度の顕彰馬選定結果を発表し、イクイノックスが新たに顕彰馬として選出されました。
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イクイノックス(牡6)は、選定初年度で見事に顕彰馬入りを果たしました。有効投票数158票中143票を獲得し、得票率は90.5%に達しました。父親のキタサンブラックも2020年に顕彰馬に選ばれており、父子2代での殿堂入りとなりました。
イクイノックスは、父キタサンブラック、母シャトーブランシュの血統を持ち、ノーザンファームで生まれました。シルクレーシングが所有し、木村哲也厩舎に所属。2022年には皐月賞とダービーで2着となりクラシック制覇は逸しましたが、天皇賞・秋と有馬記念で連勝しました。2023年には、ドバイシーマC、宝塚記念、天皇賞・秋、ジャパンCでG1を4連勝。2年連続でJRAの年度代表馬となり、「ロンジン・ワールド・ベスト・レースホース・ランキング」では日本調教馬として最高の135ポンドを記録し、世界最強馬と認定されました。通算成績は10戦8勝2着2回で、全てのレースでクリストフ・ルメール騎手が騎乗しています。
現在、社台スタリオンステーションで種牡馬として活躍しており、初年度の子馬が今年誕生しています。