【DeNA】終盤の追い上げも及ばず…史上最多動員のハマスタで筒香嘉智の“不敗神話”途切れる

DeNAがパ・リーグ首位の日本ハム打線に打ち込まれた。終盤には追い上げを見せるも、わずかに及ばず。2日連続で史上最多動員を更新し、集まった3万3890人の大観衆を前に、白星とはならなかった。先発の大貫が序盤からいきなりリードを許した。1回1死、五十幡に中前打を浴びると、1死一、二塁から郡司に先制の中前適時打を浴びた。2回には2死二塁から水谷、五十幡に連続タイムリーを浴びてさらに2失点。4回には2死一、二塁のピンチを招いてマウンドを2番手の堀岡に譲った。堀岡は五十幡、清宮幸に連続タイムリーを打たれ、リードを5点に広げられた。大貫は4回途中5安打5失点とふるわず。「序盤から苦しい展開になってしまい、なかなかチームに流れを持ってくることができませんでした。早いイニングで交代してしまってリリーフやチームに申し訳ないです。この後もチームのために応援します」とコメントした。反撃ののろしは背番号25のバットから。5点を追う4回1死、筒香が好投を続けていた山崎のカットボールを捉えた。高く舞い上がった打球は右翼席へ飛び込んだ。4月17日巨人戦(東京ドーム)以来、今季本拠地初アーチとなる約1カ月半ぶりの2号ソロで反撃ムードを醸し出し、「自分のスイングをしようと思い、打席に入りました。風にも乗って良い結果になったと思います。この後も良い流れを作っていきたいです!」と振り返った。7回には1死満塁から坂本が打撃に定評のある投手の山崎に2点適時打を浴び、リードを6点に広げられるも、DeNA打線は粘りを見せた。完投ペースで投げ続ける山崎を捉えた。8回先頭、代打蝦名に桑原が続き、度会が右翼ポール際へ特大の4号3ラン。さらに2死から筒香が2番手池田から左中間フェンス直撃の二塁打を放った。今季初の猛打賞とし、戸柱も右前打でチャンスメーク。3点差で2死一、三塁とホームランで同点の場面で代打宮崎が打席へ入った。3球連続ボールとなるも、そこから見逃し三振に倒れた。9回は田中に封じられた。筒香が古巣復帰後は本塁打を放った試合で、日本シリーズも合わせて9戦全勝中だったが、10試合目で初黒星を喫し、“不敗神話”は途切れた。【関連記事】DeNAニュース一覧