【巨人】田中将大が二軍戦で2回無失点、戸郷翔征は6回1失点/詳しいイニング詳細

巨人の田中将大投手(36歳)が、25日のイースタン・リーグで行われた日本ハム戦(ジャイアンツタウン)に登板しました。
調整目的の登板であり、5月1日に控えている広島戦(東京ドーム)に向けたものです。17日のDeNA戦(東京ドーム)で2回6失点した後の実戦で、短期間での調整登板となりました。3回からは戸郷翔征投手(25歳)がマウンドに上がり、好投で6回1失点にまとめました。
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
日本ハム | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 |
巨人 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 1 | X | 4 |
1回
1番の細川が打席に立ち、初球は142キロのストレートがボール。2ボール2ストライクから6球目を打たされ左飛となりました。
2番の宮崎は、一塁手のティマが強烈なライナーに飛びつき、一ゴロを成立させました。
3番の山口に対しては、カーブ、スライダーと続け、スプリットで空振りを奪い、最後は142キロのストレートで遊ゴロに仕留め、3者凡退に抑え、球場では拍手が起こりました。
1回の全投球数は12球で、球種はストレート、カットボール、スライダー、スプリットでした。
2回
4番の有薗に対し、ストレートで攻め込み、1ボール2ストライクから三ゴロに仕留めました。
5番の進藤には、この日最速の145キロを記録。打球を三遊間に放たれましたが、三塁手の荒巻がダイビングキャッチで三ゴロにし、グラブを叩いて感謝の意を示しました。
6番の清水には、1-2のカウントから138キロのカットボールで空振り三振を奪いました。
2回の投球数は14球で、計26球を投げました。
3回
田中将に代わり、2番手として戸郷翔征投手が登板しました。
7番の石井は初球で145キロのストレートを投じ、1-1のカウントから右飛に。
8番の明瀬は0-1から二飛となりました。
9番の平田に対しては、0-2の状況から二ゴロに仕留めました。
最速147キロをマークしました。
4回
戸郷がそのまま続投。
1番の細川は、2球で2ストライクと追い込み、1-2から右飛に。
2番の宮崎に対しては再び2球で追い込み、1-2から146キロのストレートで遊ゴロを打たせましたが、遊撃手が一塁へ悪送球してしまいました。
3番の山口は初球145キロのストレートで中飛にしました。
4番の有薗には、144キロのストレートで空振りさせた後、再び144キロで見逃し、2ストライクから外角低め145キロのストレートで見逃し三振を取りました。
5回
戸郷が3イニング目に突入。
5番の進藤には1ボールから遊ゴロを打たせました。
6番の清水に対しては、2ストライクから中飛に。
7番石井は1-1のカウントから左飛となりました。
5回までの田中将と戸郷の継投で無安打状態を維持しました。
6回
戸郷が4イニング目。
8番の明瀬は2-2からの外角直球外れでフルカウントになり、146キロ直球で左飛になりました。
9番の平田には3ボールとカウントが悪くなり、1-3から右中間へ二塁打を許し、初安打を与えてしまいました。
1番の細川には145キロ直球で1ストライク、2球目には三遊間へのゴロを三塁手荒巻が横跳びしてキャッチし、好捕で三ゴロにしました。
2番の宮崎は、初球を打ち遊ゴロとなりました。
7回
戸郷が5イニング目に入りました。
3番山口は1-2から投ゴロに。
4番有薗には、1ストライクから外角高め146キロの直球を逆方向の右中間に運ばれ、先制ソロ本塁打を許しました。力強いスイングで、持ち味の長打力を見せつけた21歳です。
5番進藤は2ボールから一邪飛に。
6番清水は初球を打ち左飛となりました。
8回
巨人打線は7回に3点を奪って逆転。戸郷は6イニング目。
7番の石井は、1-1から左飛に。
8番の明瀬はフルカウントからフォークで空振り三振となり、9番平田は1ボールから中飛に。
捕手の小林とハイタッチを交わし、桑田2軍監督とはベンチでグータッチをしながら話し込みました。
9回
巨人は8回に育成のティマのソロ本塁打で追加点を得ます。戸郷に代わり、3番手としてバルドナードが登板しました。
右飛、そして空振り三振で2死となり、代打の今川を遊ゴロに仕留めました。1回無失点で試合終了です。
スタメン
1(中)萩尾
2(遊)浦田
3(指)坂本
4(一)ティマ
5(右)フルプ
6(左)重信
7(三)荒巻
8(二)湯浅
9(捕)小林