「セコム、してますか?」故長嶋茂雄さんと35年の歩み「多大なるご尽力を」今年は大谷翔平との夢対決も

「セコム、してますか?」と言えば、3日に亡くなった巨人軍の終身名誉監督、長嶋茂雄さんを思い出す方も多いでしょう。セコムの広告でおなじみのフレーズです。この日、セコムはX(旧ツイッター)で「セコム広報です。3日、長嶋茂雄さんがご逝去されました。享年89歳でした。長嶋さんには当社のアンバサダーとして1990年から35年間、貢献していただきました。長嶋さんの偉大な功績に心より感謝し、謹んでご冥福をお祈りいたします」と投稿しました。
東京ドームにはセコムの看板が掲げられており、多くの人々に親しまれています。同社のホームページでは、過去の広告作品の数々が見られますが、今年はそこに新しい「顔」が加わりました。それはMLBドジャースに所属する大谷翔平選手です。今年3月、セコムは長嶋さんと大谷選手が登場する新しいCMを発表しました。このCMでは、合成映像を用いて、メジャーリーグを代表する大谷選手が投手としてマウンドに立ち、ミスタープロ野球と呼ばれる長嶋さんを打席に迎えるシーンが描かれています。東京ドームの電子看板も、この新CMに合わせて2種類のパターンを用意し、若返ったミスターの姿と大谷バージョンの2つを時間ごとに表示しています。