【競泳】名コーチ・平井伯昌氏が日本水連の競泳委員を辞任「長年やってきた。自分はもういい」

日本水泳連盟が2日に東京都内で開催した競泳委員会において、数々の名選手を育てた名コーチの平井伯昌氏(62)が、国際大会の選考基準などを策定する役割を担う競泳委員を辞任することが報告されました。平井氏は「長年この仕事を続けてきた。自分にはもう十分です」と言及しました。ただし、日本代表の強化に関わり続ける意欲は変わらず、今年7月にシンガポールで開催される世界選手権のコーチ役は継続する予定です。
また、東洋大学の監督としてチームを率いる平井氏は、これまで競泳委員長や日本代表ヘッドコーチを歴任してきました。昨年のパリ五輪では、男子400メートル個人メドレーで2位に輝き日本勢唯一のメダルを獲得した松下知之(東洋大)を指導。また、北島康介選手や萩野公介選手、大橋悠依選手をオリンピック金メダルに導いた功績もあります。