大谷翔平、術後初のライブBPで確かな手応え「投手としての自分を少し思い出した」

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)が、2023年の右肘手術後、初めてのライブバッティング練習(BP)に挑み、好感触を得ました。
この日は、キム・へソン内野手(26)やダルトン・ラッシング捕手(24)など5人の打者に対して22球を投げ込み、結果は1安打2奪三振1四球と上々。大谷選手は「一歩前進できたと感じています。内容にも満足できる部分があり、次のライブBPに向けてさらに調整していきたいと思います」とコメントしました。
このライブBPでは、速球に加え、ツーシーム、カットボール、スイーパー、スプリットを使い分け、最速は97マイル(約156キロ)に達しました。「バッターがいることで球速が上がるのは予想していましたが、今回はあまり飛ばしすぎずにやろうと意識しました。1回目のライブBPだったので、なるべく96~97マイルは投げないようにしていましたが、最後は少し出ていましたね。いいところもあり、次はもっと制御しながらできればと思います。ピッチャーとしての感覚を少し思い出すことができました」と語りました。
その後のゲームでは、ニューヨーク・メッツの千賀滉大投手(32)から第18号の先頭打者ホームランを打ちました。