【ロッテ】池田来翔2打席連発5打点の大暴れ、いつも隣にいるのは同い年のライバル

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ロッテ池田来翔内野手(25)が2本塁打5打点の活躍でチームの勝利に貢献した。6回2死一、二塁から、マリーンズファンの待つレフトスタンドへ3ラン本塁打。「カウントが3-2だったのでコンパクトに強く振ることだけを考えてました。打つことができて良かったです」と振り返った。7回にもプロ初の2打席連続本塁打。まるで前の打席のリプレーのような左翼への2ランを放ち、計5打点と大暴れした。笑顔でナインとハイタッチをした。苦しいとき、必ず隣には一緒に頑張るライバルの姿があった。同い年、同じ内野手の安田尚憲だ。春季キャンプではともに宮崎・都城でのB班スタート。全体練習後、池田は必ずサブロー2軍監督とみっちり打撃練習。毎日、隣には福浦1軍・2軍統括打撃コーディネーターのもとでバットを振り続ける安田の姿があった。4月17日、ファーム楽天戦でそろって失策を記録。試合後、西日に照らされながら2人で納得のいくまで、約1時間のノックを受けた。練習後、泥にまみれたユニホーム姿でそろってグラウンドから出てきた。池田は「彼も同じポジションですし、2人では同じポジションだから、みたいな話はします。仲はいいですけど、どっちかが試合に出られないから。一応僕らの中でも同じポジションっていうのは多分思ってる」と胸の内を明かした。この日はともに先発出場し、安田も4出塁含む2安打1打点の活躍。ロッテの99年世代2人で計4安打6打点と輝きを放った。7回には、先頭の安田が四球で出塁した。2死一塁から池田が2ランを放ちダイヤモンドを1周すると、先にホームに戻った安田が笑顔で待ち構えていた。つらい練習を乗り越えてきた友と笑顔でハイタッチし、喜びを分かち合った。これからも切磋琢磨(せっさたくま)しながら、チームをけん引していく。【星夏穂】【関連記事】ロッテニュース一覧

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