【阪神】ビーズリー、4回途中2失点に藤川監督「見ての通り」不敗神話途切れ、次回先発は未定

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止むことのない激しい雨の中、阪神の連勝は3でストップしました。最後まで巨人を追い詰めたものの、わずか1点差で惜しくも敗北。藤川球児監督(44)は「常に、一試合一試合を地道に集中して戦っている」と述べました。

助っ人の2つの不敗神話もここで途絶えました。4月17日のヤクルト戦(神宮)以来の先発となったジェレミー・ビーズリー投手(29)は、4回途中で6安打2失点し、今季2敗目を喫しました。3回までは毎回得点圏にランナーを背負いながらも抑えていたが、4回の先頭打者・中山に四球を与え、無死一、二塁のピンチから浅野に先制の適時二塁打を打ち込まれました。さらに交代した富田も流れを止められず、3連打を浴び、この回に一気に4点を失いました。

ビーズリーは「悪天候を言い訳にはできない。出だしは良かったが、その後安定した投球ができなかった。これを今後修正し、もっと安定した投球を目指さなければならない」と振り返りました。この日まで甲子園では通算16試合の登板で5勝0敗、巨人戦も7試合で4勝無敗でしたが、どちらの記録も初の敗戦となりました。藤川監督はビーズリーの粘りについて問われると「そうですね。見ての通りですね」と控えめにコメントし、次回の先発は未定としました。

2位の広島は試合が雨で中止となり、ゲーム差は1に縮まりました。それでも最後まで粘りを見せた打線は巨人にとって脅威となりました。4点のビハインドを抱えながらも集中力を切らさず、4回に大山が1点を返し、6回には再び差を詰め寄ろうと奮闘。7回には7番梅野からのつなぎで1点差まで迫りました。

悪条件の中で腕を振ったリリーフ陣にも、監督は感謝の意を示しました。「今日のマウンドは、途中から登板した選手にとって両チームとも厳しいものでした。しかし、最後までしっかり腕を振ってアウトを取ってくれたので、良かったと思います」。プラス材料を得て、次のカード連続の勝ち越しを目指します。【磯綾乃】

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