ドジャース、ベテラン内野手テーラーを放出 エドマンの復帰による措置「非常に感情的で難しい決断」

ロサンゼルス・ドジャースは、長年チームに貢献してきたクリス・テーラー外野手(34)を自由契約とすることを決定しました。この動きは、足首の故障でリハビリ中だったトミー・エドマン内野手(29)の復帰に伴い、ベンチ枠を調整するためのものです。ベテランながらユーティリティープレイヤーとして重宝されてきたテーラーとの契約解除は、チームにとって重要な決断でした。
球団は14日には、ベテラン選手オースティン・バーンズ内野手(35)もメジャー40人枠から外し、DFAとしました。編成本部長のフリードマン氏は試合前に取材に応じ、「彼らは我々の組織において非常に貴重な存在だった。5年前とは比較にならないほど、今の我々のチーム文化は強固なものになっているし、これからの5年間でもっと強くなることを期待している。だからこそ、この決断は非常に感情的かつ難しいものだった」と語りました。
昨年ワールドシリーズで優勝し、常に勝利が求められるドジャースは、ベテラン選手を擁しつつも、若手選手の台頭も著しいのが現状です。同本部長は「我々はベンチ入りメンバーを最適化し、勝利を最大限にするためのメンバー構成を考えなければならない。長年在籍する選手もいれば、新しく勢いのある選手もいる。そのバランスを毎年見極めるのは非常に繊細な作業です」と述べました。