王鵬が金星で師匠・大嶽親方も興奮、大相撲の頂点で祝福の声

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大嶽部屋の西前頭筆頭の王鵬(25歳)が、横綱・豊昇龍をはたき込みで破り金星を獲得しました。

この注目の一戦を、王鵬の師匠である大嶽親方(元十両・大竜)は、正面と西の間の通路奥から見守りました。

大嶽親方は「立ち合いでの当たりが良かった。豊昇龍の上体が浮き、ためらわずに攻めた。結果としてはたき込みになったが、手がしっかり伸びていた。思い切りの良さが際立っていた」と興奮気味に語りました。王鵬は結びの一番で特に強さを発揮しています。「勝率も高いし、そのあたりは非常に頼もしい」と続けました。

大嶽親方の話を聞いていると、警備を担当する照ノ富士親方らが、次々と「おめでとうございます」と祝福の声を掛けていました。

さらに王鵬は、手のかからない優秀な弟子と言われています。「朝稽古でも何も言わずとも自分からやるべきことをやる。私は何も言わない。私が言うと迷わせてしまうので、すべてを任せています。彼の相撲は私より上手だから」と照れ笑いを浮かべました。大鵬の孫として師匠の目が温かく見守る中で、彼の活躍が期待されています。【佐々木一郎】

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