久保建英、セルタ戦でフル出場も決定的な活躍できず、0-1で惜敗し来季の欧州リーグ出場が消滅

日本代表のMF久保建英(23)が所属するレアル・ソシエダードは、ホームでの試合でセルタに0-1で惜しくも敗れました。久保は右サイドで6試合連続の先発を果たし、フル出場しました。
この敗戦は痛いものでした。来季の欧州カップ戦の出場を目指し、試合前の時点で勝ち点差6を追いかけている中での一戦でした。試合開始わずか3分で決定機を作られる展開となり、一進一退の攻防が続いたものの、前半終了間際にカウンターから先制点を許しました。
1点を追う後半、勇気を持って攻撃を仕掛けたものの、最後まで相手ゴールをこじ開けることができず、無得点で終わりました。ホームでの悔しい敗戦となりました。
試合中、久保は位置にこだわらずに動き回り、攻撃の糸口を探りました。後半20分すぎには鋭い動きで相手のボールをカットし、ビルドアップに参加するなど試行錯誤を重ねました。さらに同30分には右サイドからの強引な突破で3人を抜き、相手陣でファウルを獲得するなど奮闘しましたが、決定的な成果を上げることはできませんでした。
チームはこれで6試合勝利がなく、7位のセルタとの勝ち点差が9に広がり、残り2試合での逆転は不可能となりました。来季の欧州リーグ出場権は消滅しました。また、欧州カンファレンスリーグの出場権も、消化試合が1試合少ない8位ラヨ・バリェカノとの勝ち点差が4であることから、厳しい状況に追い込まれています。