ヌートバーと母久美子さんの2ショットが「母の日」に公開 特別ピンクグラブの親指には漢字で…

アメリカでは「母の日」を祝う中、MLB公式インスタグラムがセントルイス・カージナルスのラーズ・ヌートバー選手(27)と母の久美子さんの2ショットを公開しました。
この2ショットは、少年時代のヌートバーと久美子さんの姿をとらえています。MLBのインスタグラムでは「Thank you, Mom! Major League BaseballからHappy Mothers Day」とメッセージを添えて、「母の日」を祝いました。
また、ヌートバーが使用するグラブを製造する「ミズノ」は、「母の日」仕様の特別なグラブを披露しました。ピンク色のグラブの親指部分には、漢字で「久美ちゃん」が刺しゅうされています。このアカウントでは、他にもシカゴ・カブスの今永昇太投手(31)、サンディエゴ・パドレスの松井裕樹投手(29)、そして最近契約解除となったデトロイト・タイガースの前田健太投手(37)の「母の日グラブ」も紹介されています。
ヌートバー選手は今シーズン、試合開始時点で打率.243、5本塁打、21打点、4盗塁を記録し、OPSは.769となっています。彼は主に1番打者としてチームの攻撃を先導しています。
ヌートバー選手は、来年開催予定の第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)において、日本代表として2大会連続での出場を熱望しています。前回大会では、日本代表「侍ジャパン」の1番打者として、7試合で7安打、4打点、2盗塁という活躍で優勝に貢献しました。チームメートだった大谷翔平投手(当時エンゼルス、現ドジャース)からは腕時計をプレゼントされ、「もし2026年に戻らなかったり、他のチームで出場したりした場合、それを返さなければならないんだ。握手で約束したようなものだね」と語っています。
ヌートバー選手は埼玉県出身の母、久美子さんが日本人である日系アメリカ人ですが、日本語はほとんど話せません。しかし、家では納豆や味噌汁といった日本食が日常だったそうです。