【ラグビー】リーグワン埼玉の稲垣啓太選手、途中出場2分後に負傷交代 PO進出も監督「心配」

3シーズンぶりの優勝を目指す埼玉パナソニックワイルドナイツのプロップ、稲垣啓太選手(34)は、途中出場後わずか2分で負傷して交代しました。
後半10分、プロップのクレイグ・ミラー選手(34)と交代で出場。出場直後のプレーで、右サイドでボールを受け取ると、前進しようとしたところでタックルされ、サポーターを装着していた左膝付近を押さえて倒れ込みました。
スタッフの手を借りてグラウンドを後にし、その後はベンチで試合を見守りました。
チームは60-17で勝利し、リーグ2位でプレーオフ進出を決定。次の準々決勝は3位東京ベイ対6位東京SGの勝者と、25日に秩父宮で準決勝を行います。
2週間後の大事な試合に向けて、ロビー・ディーンズ監督(65)は「稲垣選手の状態は気になるが、まずは状態を確認したい」と不安そうな様子でした。加えて、共に途中出場したフッカーの坂手淳史選手(31)は「元気になって戻ってきてほしい」とエールを送りました。【飯岡大暉】