Year: 2025

【ロッテ】“イケメンヘッスラ”藤原恭大「生まれた動き」これからも「次の塁を狙う意識を」

ロッテの藤原恭大外野手(25)が、「イケメンヘッドスライディング」で試合を決定づけるホームインを達成しました。7回、無死三塁の場面。寺地の打球が投手のグラブに当たった後、二塁手が素早く本塁へ送球。三塁から走ってきた藤原は頭から滑り込み、タイミング的にはアウトかと思われましたが、「反射的に避けました」とコメント。瞬時の判断で左腕を上げ、捕手のタッチを避けてベースにタッチ。判定はセーフになりました。「タッチアップ以外は、打球を見てから走るつもりでした。(三塁ベースコーチ)大塚さんからは止まれと言われたんですが、勢いがついちゃって…反省です」と語るも、その判断がチームの勝利を導きました。藤原は、ホームイン直後にもかかわらず、激走したうえにヘッドスライディングをしたとは思えないさっぱりとした顔でベンチに戻っていきました。このプレーについては、「次の塁を狙う意識で、これからも続けていきたい」とクールに話しました。藤原の活躍ぶりには、「イケメンベースボール」という言葉がファンの間で使われています。交流戦でも、その魅力的なプレーでファンを魅了し続けることでしょう。【星夏穂】

【オリックス】紅林の交代について岸田監督「送球を考えて大事をとった。骨折はない」

オリックスの岸田護監督(44歳)は、試合中に右手に死球を受け、2回の守備後に交代した紅林弘太郎内野手(23歳)の状態について説明しました。「右手なので、送球を考慮して大事をとりました」紅林選手は「2番・遊撃手」として試合に出場し、試合の初回にDeNAの先発ピッチャー、バウアー投手の2球目、149キロの球が右前腕部に当たり、痛みに耐えながらも治療後に試合を続行しました。その後、4番の杉本裕太郎外野手(34歳)が打った右中間への強打の際に、一塁から全力でホームまで走り、先制点を決めました。しかし、2回の守備からは野口智哉内野手(25歳)と交代となりました。岸田監督は「痛みの程度次第ですが、骨が折れているなどの心配はないでしょう」とのことです。

【楽天】岸孝之「こんなもんじゃないぞ、イーグルスは」交流戦カード別で史上初10勝

楽天の岸孝之投手(40歳)が、「日本生命セ・パ交流戦」で中日戦に先発し、7回91球、3安打無失点のピッチングで、交流戦カード別で史上初の10勝目を達成しました。この1勝で対中日戦の通算成績を10勝(3敗)とし、同一カードでの2桁勝利を初めて達成しました。加えて、通算25勝目を記録し、歴代5位となりました。また、5月に加入した元パドレスのオスカー・ゴンザレス外野手(27歳)が日本初安打と初本塁打を打つなど打撃陣も好調で、チームの連敗ストップに貢献しました。   ◇   ◇   ◇ベテラン投手の岸がチームの救世主となりました。交流戦での同一カードで2桁勝利を成し遂げ、チームの連敗を4で止めました。伊藤投手とゴンザレス選手と共にお立ち台へ上がり、「自分の投球でとりあえず、チームが勝てるように努めました。イーグルスはこれからもっと強くなりますので、皆でそれを見せていきたい」とファンに誓いました。7回、2点リードの場面で二塁小深田選手が右前へ抜けそうな打球を好捕し、一塁に転送してアウトを奪うなど、守備も光りました。「全体的に良かったです。課題は四球ぐらいかな」と振り返りつつ、打たせて取る投球で相手打線を封じ、7回3安打無失点の内容に自身でも満足しました。5月30日のソフトバンク戦登板後に一時的に登録を外れましたが、しっかりと調整して臨みました。三木監督も「岸の経験と今日の投球内容は素晴らしく、改めて信頼できる投手だと感じました」と絶賛しました。前日11日には、西武と楽天でチームメートだった中日の涌井投手が、楽天戦で交流戦歴代2位タイの27勝目を挙げる活躍を見せました。「終わってから言えますが、やはり投げ合いたかった。ただ、涌井のピッチングではなく、また来年以降楽しみです。その機会があればいいですね」と語りました。自身も通算25勝目を挙げ、チームトップタイの3勝としました。さらに、岸は中日戦で通算10勝(3敗)とし、交流戦カード別で史上初の2桁勝利を達成しました。「長くプレーさせてもらっているおかげです。それも皆が打ってくれ、守り、キャッチャーがリードしてくれるおかげです」と感謝しました。先発ローテーションを支えるべく、40歳の岸はまだまだ活躍を続けます。【山田愛斗】▼40歳6カ月で7回無失点の完封勝利を挙げ、交流戦中日戦通算10勝目を達成。交流戦で同じ相手に10勝以上したのは岸が初めてで、次に多いのが楽天戦で8勝を挙げた巨人の内海投手です。また、40歳6カ月での交流戦勝利は、2015年6月6日の広島戦で記録したレイと並ぶ球団最年長記録です。

【巨人】山崎伊織8回4安打7K、阿部監督「もう完璧」120球熱投に交流戦で勢い取り戻す

巨人山崎伊織投手(26)が今季最多120球で8回まで無失点を続け、2戦連続の力投を披露した。長打は初回に柳町に浴びた二塁打のみ。高速フォーク、カットボールを軸に7奪三振、散発4安打に抑えた。前回5日ロッテ戦(ZOZOマリン)も9回3安打1失点。「なかなかないぐらい良かった。あんな状態いい時は少ないので。仮にもし悪かったとしても粘り強く投げたい」との本人の予想を裏切り、絶好調でタカ打線を手玉に取った。阿部監督も「もう完璧じゃないですか」とたたえた。今季は開幕から36イニング連続無失点のセ・リーグ記録を樹立。5月の月間防御率は3・09、2勝1敗でペースは落ちたかに見えたが、交流戦で好投を並べ勢いを取り戻した。【プロ野球スコア速報】はこちら>>

【阪神】佐藤輝明、重要な場面でけん制死に遭う…3点差を追う1死満塁、一塁で思わぬ失策

阪神タイガースの内野手、佐藤輝明選手(26歳)が、一塁走者として予期しないけん制死に遭いました。試合は3点ビハインドの1死満塁という大切な局面。本塁打が出れば逆転できる状況で、打席には5番打者の大山悠輔内野手(30歳)が立っていました。ボールカウントが1ボールとなった場面で、西武ライオンズの山田投手の巧妙な一塁けん制球に引っかかり、慌てて戻ったもののアウトとなってしまいました。この失策によりチャンスは2死二、三塁に縮小され、最後は大山選手が遊ゴロで倒れ、得点には結びつきませんでした。

【日本代表】南米の強敵パラグアイとの対戦が決定 10月10日にパナソニックスタジアムで 森保一監督「重要な試合」

日本サッカー協会(JFA)は、10月10日に大阪のパナソニックスタジアム吹田で行われるキリンチャレンジカップで、日本代表(FIFAランキング15位)がパラグアイ代表(同48位)と対戦することを12日に発表しました。パラグアイは南米予選で残り2節を残して5位に位置し、ワールドカップ本大会出場に向けた好位置にいます。日本代表の森保一監督(56)は、「この試合も来年に向けた準備において重要な試合ですので、大切に戦いたい」とこの対戦を心待ちにしています。FIFAランキングでは日本が上回っていますが、ワールドカップ本番に向けた貴重な力試しの機会です。パラグアイは、2010年のワールドカップ南アフリカ大会の決勝トーナメント1回戦で、日本がPK戦で敗れた因縁のある相手です。過去の対戦成績は日本の5勝2敗4分けで、直近では2022年6月の親善試合で日本が4-1で勝利しています。試合は午後7時20分にキックオフし、日本テレビ系で放送される予定です。 森保監督のコメント全文9月のアメリカ代表、メキシコ代表に続き、パラグアイ代表という強豪国との対戦をありがたく思います。FIFAワールドカップで世界一を目指すには、試合巧者な南米の国々に対しても勝利を収めることが必要です。この試合も来年に向けた準備において重要な試合として、大事に戦ってまいります。また、約2年ぶりとなるキリンチャレンジカップに臨めることを嬉しく思います。9月のアメリカ遠征後、この試合を皮切りに年内に4試合を日本国内で戦います。多くの方にスタジアムへ足を運んでいただき、ワールドカップに向けて日本が一丸となる共闘の輪を広げ、最高の景色を一緒に見たいと思います。

【ソフトバンク】惜しい!大関友久のノーヒットノーラン達成ならず 5回まで完璧も6回に増田陸に打たれる

ソフトバンクの大関友久投手(26歳)は、6回に初めてヒットを許しました。最初の5回は完璧な投球を見せ、1回の先頭打者泉口を見逃し三振に切った後、15人連続でアウトを取り続けていました。5回が終了した時点で球数は55球と少なく、ノーヒットノーランや完全試合が期待されていましたが、6回の先頭打者増田陸に右前打を許してしまいました。大関投手は、交流戦では斉藤和(現3軍監督)の8連勝、大隣の6連勝、バンデンハークの5連勝に続き、球団史上4人目となる無傷の5連勝中です。2021年6月4日の阪神戦で初登板し、通算9試合で5勝0敗、防御率1.94を誇っています。前日の11日には巨人戦で初勝利を目指し、「自分の力を引き出し、全力投球を心がける。ケガで戦線を離れている選手もいますが、巨人の打線は強力です。集中して自分の投球に努めることが大切だと思います」と決意を新たにしていました。

【フィギュアスケート】浅田真央さんがコーチ業を本格始動、「木下MAOアカデミー」設立で新たな一歩を踏み出す

フィギュアスケート元オリンピック銀メダリストの浅田真央さん(34)が、選手育成を目的としたコーチ業を本格的に始動します。12日に木下グループと共同で「木下MAOアカデミー」を設立することを発表し、都内で記者会見を行いました。東京を拠点とするアカデミーは8月1日に開校予定で、浅田さんがディレクターに就任します。白のパンツスーツを身にまとった浅田さんは「一人ひとりのスケーターと向き合い、丁寧に指導していきます」と意気込みを語りました。アカデミーの概要:対象年齢は5~9歳、定員は10名程度、性別不問ホームページでの応募期間は6月12日から30日プログラムの柱:浅田真央さんによる直接指導氷上練習、バレエ、ダンス、新体操、陸上トレーニングを融合した独自育成プログラム選手のレベルに応じた奨学金制度の導入浅田さんは2005年のグランプリファイナルで優勝し、2010年バンクーバー五輪で銀メダルを獲得しました。2017年4月に競技引退を発表し、プロスケーターとして国内を巡回するショーを開催しながら活動しています。2024年11月には「MAO RINK TACHIKAWA TACHIHI」が東京・立川市にオープン予定です。今後の活動について:浅田さんは「今後はMAOアカデミーとMAOクラブに集中します」とコメントし、会場の笑いを誘う和やかな一幕もありました。例えば、「ハーフ、ハーフ」という発言は、過去に日本外国特派員協会での会見で「今のところハーフ、ハーフぐらいです」と答え、それがスポーツ界で流行した例があります。木下グループの木下直哉社長は「次の次のオリンピックに出場する選手を育てたい」と激励の言葉を送りました。◆浅田真央(あさだ・まお)は1990年9月25日、名古屋市生まれ。小学5年で3回転すべてを習得し、15歳でグランプリファイナル初優勝を果たしました。 10年バンクーバー五輪で銀メダル、世界選手権3度優勝、そして全日本選手権6度優勝。17年4月に現役引退後、プロスケーターへと転向しました。

【アクシデント】オリックスの紅林弘太郎がバウアー投手から右前腕に死球を受け交代

オリックスの紅林弘太郎内野手(23)は、右肘付近にデッドボールを受け、痛みにうずくまりました。試合に「2番ショート」として出場していた彼は、初回にDeNAの先発投手バウアーからの2球目、時速149キロの速球を右肘付近に受け、三塁側方向に倒れ込みました。治療のため一時ベンチに下がりましたが、その後も試合に戻り、4番打者の杉本裕太郎外野手(34)の放った右翼フェンス直撃の一打に合わせ、一塁から猛ダッシュして先制点を挙げました。しかし、2回表の守備の際に野口智哉内野手(25)と交代しました。球団からは「右前腕部に死球を受けたため、大事を取って交代しました。現在はアイシングを行い、状況を見ています」との発表がありました。

ロバーツ監督が称賛「先発5人のうちの1人になれること示した」ケガ人続出のド軍先発陣に救世主

ドジャースがパドレスとのライバル対決3連戦を2勝1敗で勝ち越した。救援待機から急きょ先発に回ったベン・カスペリアス投手(26)が4回3安打1失点と好投。その後、7投手の継投でパドレス打線を4安打2得点に封じた。前日は先発の駒不足に加えて救援陣の登板過多の事情もあり、2番手の若手右腕サウアーを2回から6回2死まで引っ張った。111球を投げ抜いたが、13安打9失点。最終的にチームは11失点で大敗した。この日は一転、投手陣が踏ん張り、2勝1敗でシリーズ勝ち越し。中継ぎや、ロングリリーフなど柔軟な起用を続けてきたカスペリアスは今季ここまで22試合に登板し、4勝1敗、防御率2・86と安定した成績を残している。サイ・ヤング賞2度の左腕スネル、実績のある右腕グラスノー、佐々木朗希ら先発陣に故障が相次ぎ、苦しい台所事情でメジャー2年目の右腕がチームを救う活躍。ロバーツ監督は「彼は先発としてメジャーに上がってきた選手だが、チーム事情から柔軟に起用できるリリーフとして登板してきた。現状で、先発5人のうちの1人になれることを示してくれた。次回登板がいつになるかは分からないが、先発で投げることになるだろう」と、配置転換する考えを示した。【ライブ速報】パドレス-ドジャース