Year: 2025

元イングランド代表ベッカム氏がナイトの爵位を受け、「思いがけない名誉」とコメント

イギリス政府は13日、元イングランド代表サッカーキャプテンのデビッド・ベッカム氏(50)がナイトの爵位を授与されることを発表しました。ベッカム氏は英PA通信に送った声明で「この名誉は思ってもいなかったことで、少し時間がかかるかもしれないが、非常に誇りに思う」とその喜びを述べました。今後は「サー」の称号を名乗ることが許されます。ベッカム氏は2013年に引退するまで、プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドなどで活躍したほか、国連児童基金(ユニセフ)の親善大使としても貢献し、チャールズ国王の慈善団体の大使を務めるなど、サッカー界での功績や社会貢献が広く評価されています。また、ベッカム氏は英国王室とも強い関係を保っており、2003年には故エリザベス女王から大英帝国勲章を授与された経験もあります。

【巨人】1軍初出場の三塚琉生、無安打も「最後の打席は結構手応え」阿部監督「これから楽しみ」

巨人の将来を担う長距離砲として期待される三塚琉生選手(21歳)が、ついに1軍デビューを果たしました。今月13日に支配下選手契約を締結し、試合では8番指名打者としてスタメン出場。初安打こそ逃しましたが、4度目の打席での右飛は手応えあるものでした。21歳の三塚選手は「ファームの投手とはスピードも切れも違っていましたが、その中でも最後の打席は結構手応えを感じることができました」と語り、前向きな姿勢を示していました。起用した阿部監督も「いい当たりが1本出たので、これからが楽しみです」と、期待を込めてコメントしました。

【阪神】49年ぶり5戦連続逆転負け…桐敷拓馬「自分がまたやってしまった」指揮官会見は20秒

阪神が49年ぶりとなる球団ワーストタイの5試合連続逆転負けを喫した。「日本生命セ・パ交流戦」の楽天戦は3回に2点を先制したが雨中のシーソーゲームに突入。4-4の延長10回に7番手岩貞祐太投手(33)が3連打を浴びて今季最長5時間10分は痛恨のサヨナラ負けに終わった。一時は最多14まで膨らんだ貯金も今季最多の5連敗で9まで減少。負のスパイラルから抜け出せない。   ◇   ◇   ◇降り続く雨の中での5時間10分。今季10度目の延長戦で、12球団最長のロングゲームには徒労感だけが残った。4-4の延長10回。7番手でマウンドに送った岩貞がつかまった。2死から小深田、黒川に連打を浴びると、石原にカウント1-1からの3球目スライダーをレフト前に運ばれた。「こんだけ長い試合で、敗戦につながる投球をしてしまって、本当申し訳ないです」。通算286試合の修羅場をくぐったベテラン左腕は、責任を背負い込んだ。雨にぬれながらスタンドから応援を続けた虎党も一時は歓喜した。3回に豊田がプロ入り初の2点適時先制打で連敗脱出への扉を開けた。先発大竹も5回1失点でゲームメーク。交流戦まで、救援防御率1点台を誇ったブルペン陣が0を並べられなかった。2点リードの7回に3番手を託した桐敷が誤算だった。10日西武戦(ベルーナドーム)で逆転を許す4失点KOからの雪辱マウンドでまた炎上した。無死一、二塁から村林に適時打を浴び、さらに投ゴロでの悪送球で犠打エラーで満塁を背負うと浅村に同点打を許し降板。直後に4番手ネルソンが勝ち越し犠飛を許した。「言い訳できない。自分がまたやってしまったので、切り替えて頑張るしかない」。2戦連続KOの昨季最優秀中継ぎ左腕は声を振り絞った。藤川監督は9回6番手漆原のピンチには、ジャンパーを着たまま自らマウンドに向かい、ゲキを入れた。それでも勝利の女神はほほ笑まなかった。10日西武戦(ベルーナドーム)から5試合連続の逆転負け。76年以来、49年ぶりの球団ワーストタイで、逆転負けは両リーグワーストの13試合まで増えた。今季負け数の半分が逆転負けだ。試合後の指揮官は20秒で会見を終えた。「明日ですね。とにかくしっかり。ファンの方もしっかり応援してくれている中で選手たちも必死にやっていますから。明日、しっかりみんなで頑張ると。それに尽きます」。この日、戦いの地・東北が梅雨入りした。湿りきったムードに包まれた負のスパイラルから早く抜け出したい。【伊東大介】【関連記事】阪神ニュース一覧

【柔道】阿部一二三が銅メダル獲得、準々決勝で6年ぶりの一本負けから敗者復活戦で快進撃 阿部詩は金メダル-世界選手権

男子66キロ級の阿部一二三(27歳、パーク24所属)が銅メダルを獲得しました。3位決定戦では、キューバのオルランド・ポランコに一本勝ちを収めました。同大会は、昨夏のパリオリンピックで2連覇を達成して以来の国際大会出場でした。2回戦でイタリアの選手を優勢勝ちで下し、続く3回戦ではフィンランドの選手に対して袖釣り込み腰で一本勝ちを決めました。しかし、準々決勝では、タジキスタンのオビド・ジェボフに内股透かしで一本負け。同階級の試合での敗戦は、2019年8月の世界選手権東京大会準決勝で丸山城志郎に技ありで敗れて以来5年10カ月ぶりのことでした。海外の選手に負けたのは、2019年2月のグランドスラム(GS)パリ初戦でイタリアのロンバルドに一本負けを喫して以来6年4カ月ぶりとなりました。2020年4月にパーク24に所属して以来、阿部にとっては社会人になって初めての黒星となりました。予想外の敗北から立ち直り、数十分後に行われた敗者復活戦でカザフスタンのグスマン・キルギズバエフに優勢勝ちしました。続く3位決定戦でも積極的に攻め、見事にメダルを確保しました。女子52キロ級では、妹の阿部詩(24歳、パーク24所属)が5度目の優勝を果たしました。

【柔道】男子66キロ級 武岡毅が見事初優勝 阿部一二三との対決は実現せずも…1年越しのリベンジを果たす 柔道世界選手権

男子66キロ級において、武岡毅選手(26歳、パーク24所属)が見事に初優勝を果たしました。決勝戦ではタジキスタンのヌラリ・エモマリ選手に優勢で勝利を収めました。昨年5月のアブダビ大会では、決勝でJESエレベーター所属の田中龍馬選手に敗れ、準優勝に終わりましたが、今回見事にリベンジを果たしました。2回戦から登場した武岡選手は、一本勝ちで幸先の良いスタートを切りました。3回戦も優勢勝ちし、準々決勝と準決勝では再び一本勝ちを収めました。大会では波乱も起こりました。五輪で2連覇を果たした阿部一二三選手(27歳、パーク24所属)が準々決勝で敗退。阿部選手との直接対決は実現しませんでしたが、大会前に「上ばかりを見ていると躓く」と自らに言い聞かせ、足元を大事にしながら決勝まで進み、頂点に立ちました。武岡選手は足立学園高校から國學院大学へ進学し、2023年11月の講道館杯全日本柔道体重別選手権大会で初めて優勝しました。さらに、2024年2月に開催されたグランドスラム(GS)パリ大会では、決勝で元世界王者の丸山城志郎選手を破り、頂点に立ちました。2024年12月のGS東京大会や今年2月のGSバクー大会でも優勝を果たしました。

【柔道】阿部詩5度目V 昨夏失った「世界一」奪還し何度も目元ぬぐう…兄の分も奮闘 世界選手権

女子52キロ級で阿部詩(24=パーク24)が5度目の優勝を果たした。決勝で、女子48キロ級で21年東京オリンピック(五輪)金メダルのディストリア・クラスニキ(コソボ)を背負い投げで破った。優勝が決まると、左腕で何度も目元をぬぐった。“恩返し”に成功した。昨夏のパリ五輪で、兄の一二三(27=パーク24)は2連覇を果たした。一方、自身はまさかの2回戦敗退。「兄妹同日V」を逃し、号泣した。その姿に批判も集まり、謝罪したが、兄から「情けなくなんかない」とフォローされた。約11カ月後の国際大会。兄は「もう1度妹と同じ舞台で、きょうだいで金メダルを目指す」と宣言した。ところが、今大会は兄が準々決勝で一本負け。世界選手権では23年ドーハ大会以来4度目となる「同日V」が消滅していた。それでも、妹は揺らぐことなく勝ち抜いた。2回戦で優勢勝ち、3回戦は延長戦で反則勝ち。準々決勝では出口ケリー(カナダ)に小外刈り、準決勝ではマシャ・バルハウス(ドイツ)に袖釣り込み腰で一本勝ちを決めた。兄の分も、頂点に立ってみせた。妹は大会前に「一挑戦者として、世界一になりたい」と宣言していた。五輪で失った“世界王者”の称号を取り返した。

【柔道】阿部詩が決勝進出 兄一二三は準々決勝で敗退も「世界一」へあと一歩 世界選手権

女子52キロ級での5度目の優勝を目指している阿部詩(24=パーク24)は、決勝進出を果たしました。準決勝では、ドイツのマシャ・バルハウスに対して袖釣り込み腰で見事な一本勝ちを決めました。2回戦からの出場で、キプロスのソフィア・アスベスタを内股で下し、続く3回戦ではパリオリンピック3位の実力を持つフランスのアマンディーヌ・ブシャールと延長戦までもつれ込み、反則勝ちを収めました。準々決勝ではカナダの出口ケリーを小外刈りで一本勝ちし、決勝進出を決めています。一方、男子66キロ級では兄の一二三(27=パーク24)が準々決勝で敗退。23年ドーハ大会以来の4度目となる「兄妹同日V」は叶いませんでした。しかし、妹の詩は今回の大会で「世界一」の称号を手に入れることを目指しています。残る1戦を勝ち切り、王者としての栄光を取り戻す決意です。

【柔道】阿部一二三、3位決定戦へ 準々決勝まさかの一本負けも敗者復活戦には勝利 世界選手権

柔道男子66キロ級でオリンピック2連覇を果たした阿部一二三選手(27歳、パーク24所属)は、世界選手権の準々決勝でタジキスタンのオビド・ゼボフ選手に一本負けを喫しました。この階級での敗北は2019年8月以来であり、日本の男子選手としては史上最多となる5度目の世界選手権優勝の機会を逃しました。しかし、その後の敗者復活戦で勝利し、3位決定戦に進むことになりました。同じパリ五輪代表で女子52キロ級の阿部詩選手も5度目の世界選手権優勝を目指して決勝に進出しました。3回戦では、東京五輪銅メダリストであるフランスのアマンディーヌ・ブシャール選手に延長戦の末、指導3つによる反則勝ちを収めました。

【柔道】阿部一二三、準々決勝で意外な一本負け 内股透かしに屈し悔しさを露わに 世界選手権

男子66キロ級で4度の優勝経験を持つ阿部一二三(27=パーク24)は、準々決勝で敗退しました。 タジキスタンのオビド・ジェボフに内股透かしで一本を取られ、右足で内股を試みたところを逆に返されました。 この階級での敗北は、2019年8月の世界選手権東京大会準決勝で丸山城志郎に敗れて以来、6年ぶりのことです。外国選手に敗れたのも、2019年のグランドスラム(GS)パリ大会初戦でイタリアのロンバルドに一本負けして以来です。 阿部選手は2回戦から登場し、イタリアの選手に優勢勝ちしましたが、3回戦ではフィンランドの選手に袖釣り込み腰で一本勝ちを収めました。2017年の初出場初優勝を果たした思い出のブダペストで快進撃を続けていましたが、まさかの準々決勝負けとなりました。試合後、両手で頭を抱え、悔しさをにじませました。 昨夏のパリオリンピックで2連覇を達成して以来の国際大会となった今大会。今年4月の全日本選抜体重別選手権で復帰し、体重無差別の全日本選手権にも参戦していました。国内での調整を重ねつつ、「挑戦者としての気持ちを再確認した」と意欲を新たにしていました。 今大会では、日本男子最多となる5回目の優勝がかかっていました。山下泰裕や高藤直寿らを超える記録を前に、「あまり考えすぎないようにしている」と話していましたが、一方で「結果として最多優勝となれば嬉しい」と期待を寄せていました。 女子52キロ級で妹の詩(24=パーク24)と「兄妹同日V」を果たした2023年大会以来の出場でした。2024年パリ五輪では、妹が2回戦敗退しこの同日Vの再現は果たせませんでしたが、28年ロサンゼルス五輪への新たな一歩を踏み出すことを目指しています。

【日本ハム】新庄監督、プロ初勝利を収めた左腕のほっこりする勘違い「ピースじゃないよ」と記念撮影

日本ハムファイターズの新庄剛志監督(53)は、プロ初勝利を収めた細野晴希投手(23)の「ピースサイン」をインスタグラムで面白おかしく話題にしました。 今シーズン4回目の登板となった細野投手は、4イニングまで相手打線をノーヒットに抑え、6つの三振を奪い無失点の好投を見せました。5回には連打され無死一、二塁のピンチを招きましたが、8番打者の石原選手を遊撃への併殺打、9番打者の矢野選手を外角ギリギリの149キロのストレートで見逃し三振に仕留め、無失点で切り抜けました。 打線の援護もあって、6イニング78球を投げ2安打8三振2四球無失点で、プロ初勝利を手にしました。前回の6月5日に行われた阪神戦(エスコンフィールド)では、4回1/3を投げ7四球4失点でプロ初黒星となりましたが、8日間の調整期間を経て、今回6度目の登板で念願のプロ1勝目を達成しました。 試合後、新庄監督とともにウィニングボールを持ちながら記念撮影を行いました。新庄監督は指で1勝目の「1」を表しましたが、細野選手はピースサインをしていました。そこで新庄監督は細野選手の指を「1」に直し、笑顔溢れる写真撮影となりました。新庄監督はインスタグラムに「ピースじゃないよ 初勝利の1だよ!」と投稿しています。 ◆細野晴希(ほその・はるき)2002年(平成14年)2月26日生まれ、東京都八王子市出身。小学校2年生で交友ビクトリーズにて野球を始め、中学では軟式野球部に所属していました。高校は東亜学園に進学し、1年の夏からベンチ入りしましたが、甲子園出場はありませんでした。東洋大学では1年の秋からベンチ入りし、昨年8月の大学日本代表対高校日本代表戦ではアマチュア左腕最速の158キロを記録しました。2023年のドラフト1位で日本ハムに入団し、2024年6月18日の交流戦で阪神戦(甲子園)でデビューしました。身長180センチ、体重87キロ、左投げ左打ちです。