Year: 2025

柴田勲氏が2日連続で長嶋茂雄さんを弔問 前日は松井秀喜氏、中畑清氏、高橋由伸氏らも訪れる

元巨人の柴田勲氏(81)が5日、3日に肺炎のために89歳で亡くなった巨人終身名誉監督の長嶋茂雄さんの自宅へ、2日連続で弔問に訪れた。午前10時過ぎに到着し、約1時間滞在して自宅を後にした。前日4日は早朝にヤンキースGM付特別アドバイザーの松井秀喜氏(50)が訪れ、その後、元巨人の中畑清氏(71)、元巨人監督の高橋由伸氏(50)と妻で元日本テレビアナウンサーの小野寺麻衣さん(49)も弔問。日本ゴルフツアー機構前会長の青木功氏(82)、里見治セガサミーホールディングス株式会社代表取締役会長(83)らも自宅を訪れた。午後には柴田氏、元巨人の定岡正二氏(68)、篠塚和典氏(67=日刊スポーツ評論家)らも弔問に訪れていた。【まとめ】長嶋茂雄さん死去89歳 数々の伝説残したミスタープロ野球/1

前田健太が移籍後初勝利!カブス傘下3Aアイオワのオマハ戦で見事な投球

カブスの傘下3Aチームであるアイオワ・カブスに所属する37歳の投手、前田健太が移籍後初の勝利を飾りました。オマハで行われた敵地の試合に先発し、5回を75球で投げ切り、わずか2安打無失点という素晴らしい内容で、2四球と3奪三振を記録し勝利投手となりました。今シーズンはメジャーリーグ9年目にあたる前田は、タイガースでの2年目に先発復帰を目指しキャンプに参加しましたが、シーズン開始からはリリーフに専念し、7試合で計8イニングを投げ防御率7.88と苦戦していました。5月1日に戦力外通告を受け、同月7日に自由契約となり、その後5月16日にカブスとマイナー契約を結びました。傘下3Aのアイオワ・カブスで先発としての調整を続けていたものの、移籍後の最初の3試合では苦戦が続き、特に前回の5月29日シラキュース戦では7安打9失点で1回で降板してしまいました。今回は移籍後初めて5回まで投げ切り、ここまでの成績は4試合で1勝1敗、防御率13.89としています。

大谷翔平は1番か2番か…元オリックス監督・中嶋聡氏の究極の選択

オリックスの前監督である中嶋聡氏(56)と、オリックスのシニアアドバイザーを務める長谷川滋利氏(56)が、大谷翔平投手(30)の打順について話し合いました。 元オリックスの同期である二人は、「SPOTV NOW」で一緒に解説を担当しました。昨シーズン、大谷は移籍初年度で、ムーキー・ベッツ内野手(32)の次に「2番DH」として出場しました。しかし、ベッツが怪我で試合を離脱すると、大谷は1番打者として定着しました。現在もベッツが2番を打ち、大谷は引き続きトップバッターとして活躍しています。 長谷川氏は「昨年はもともとベッツが1番を打っていましたが、彼が骨折して大谷が1番を打った結果、非常に良かったのでそのまま続けた感じです。どう思いますか?」と中嶋氏に問いかけました。中嶋氏は「う~ん、2番がいいと思うんですが。ベッツの出塁率に依るところがあるでしょうね」と慎重に答えました。 今シーズンの試合前の時点では、大谷の出塁率は3割8分6厘、ベッツは3割3分9厘でした。昨シーズンの大谷は3割9分、ベッツは3割7分2厘を記録していました。

【浦和レッズ】FW長倉幹樹が移籍準備のためチームを離脱 今季13試合出場で1ゴール

浦和レッズは5日、フォワードの長倉幹樹選手(25歳)が移籍に向けた手続きと準備を目的として、チームを離れることを発表しました。今季のJ1リーグでは、彼は13試合に途中出場し、1ゴールを記録しました。クラブからは「今後の進展については、正式に決定次第あらためて皆様にお知らせします」とのコメントが発表されています。

【バレー】女子代表アクバシュ監督が初陣で大活躍、日本語で「今日はいいですね!ナイスゲーム」

2028年のロサンゼルスオリンピックでのメダル獲得を目指す世界ランキング7位の女子日本代表チームが、素晴らしいスタートを切りました。VNL(バレーボールネーションズリーグ)の予選ラウンド初戦では、世界ランキング9位のオランダに対し3-0(25-17、25-15、25-16)で圧勝。トルコ出身の新監督、フェルハト・アクバシュ氏(39)の初陣を見事に飾りました。試合後のテレビインタビューでは、日本語で「みなさんこんにちは。ナイスゲーム! 今日はいいですね」と話すなどし、上機嫌の様子を見せました。強力なサーブで相手の戦術を封じ、「相手に臨む態度が良かった。サーブの質についてしっかり研究し崩すことができた。チームは若いので、次に向けてさらに成長していきたい」と笑顔を見せました。試合中は、選手たちと積極的にコミュニケーションを取る姿が印象的でした。「コート上でリラックスすることを常に伝えている。それと同時に、戦略についても具体的かつ適切に指示をしている」とその考えを述べました。次の試合は6日(日本時間7日)に、世界ランキング10位のセルビアと対戦します。「カナダラウンドの試合はどれも難しい。セルビアは若いながらも有望な選手がいる。今日よりも難しい試合になるでしょう」と気を引き締めていました。

MLB、ロボット審判の来季導入を提案へ コミッショナー明かす 米メディア報じる

MLBのロブ・マンフレッド・コミッショナーは4日(日本時間5日)、来シーズンからストライク判定においてチャレンジ制度を使用する自動判定システム(ABS)の導入を試合運営委員会に提案する計画を発表しました。このニュースは米国の専門メディア「ジ・アスレチック」で報じられました。ABSは、一般的にはロボット審判と呼ばれる技術で、これまではマイナーリーグやメジャーリーグの一部のオープン戦で試験的に使われていました。通常は球審がストライクとボールの判定を行いますが、微妙なケースでは各チームがチャレンジを行うことでABSを使って再評価されます。チームは、2回の失敗があるまで何度でもチャレンジが可能です。マンフレッド・コミッショナーはMLB本部での取材に応じ、「各チームはABSの導入に非常に協力的であると思います」と述べました。今年のスプリングキャンプで導入したチャレンジ制度付きのABSでは、チャレンジの52.2%が成功していました。

ロバーツ監督&トリシア夫人、大谷翔平の長女へ〝ポルシェ〟贈呈「リモコンで操作できるよ」

ロサンゼルス・ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(53歳)が、4月に生まれた大谷翔平選手(30歳)の長女に、可愛らしいポルシェのおもちゃを贈りました。大谷選手は自らのインスタグラムを更新し、昨年、自分がロバーツ監督の誕生日にミニポルシェを贈ったことを明かし、今回はそのお返しとなる粋なプレゼントがロバーツ監督夫妻からあり、嬉しそうにピンク色のポルシェの前で写真を撮りました。このサプライズの瞬間は、ドジャースの公式SNSでも動画で公開されました。大谷選手が監督室に入った瞬間、そこに置かれていたのは1台のポルシェ。「これは君の娘さんへのプレゼントだよ、私たちからの。いつもジョークを交わしているから、これも小さなジョークの一部さ。彼女にとって初めての車だね、悪くないだろ? リモコンで操作できるんだ」と、ロバーツ監督は嬉しそうに語っていました。大谷選手は「ありがとう! 本当に素晴らしいですね。何か問題を起こして呼び出されたのかと思いました」とユーモアを交えて英語で答えていました。大谷選手は以前、2月にロバーツ監督の駐車スペースにこっそり自分用の子供向けポルシェを置いて、監督の車と交換するドッキリを仕掛けていました。この出来事についてロバーツ監督は「ショウヘイとの間でのポルシェジョークさ、鍵を手に入れて車を別の場所に移したんだ。今はショウヘイが1-0だけど、まだシーズンは終わらないよ」と、再戦を誓うように話していました。

【欧州NL】40歳のロナウドが決勝ゴール!ポルトガル、ドイツを逆転して決勝進出へ 国際Aマッチ137得点目

ポルトガル代表(FIFAランキング7位)は、40歳のエースフォワード、クリスティアーノ・ロナウド(アルナスル)が決勝点を決め、ドイツ(同10位)に2-1で逆転勝利し、2度目の決勝進出を果たしました。1-1で迎えた後半23分、ミッドフィールダーのブルーノ・フェルナンデス(マンチェスター・ユナイテッド)とのワンツーパスから抜け出したディフェンダーのヌーノ・メンデス(パリサンジェルマン)がゴール前へパスを供給。オフサイドラインぎりぎりの位置からロナウドが右足でゴールを決めました。これで彼は国際Aマッチ220試合目の出場で、世界最多得点記録を更新する137得点目を達成しました。試合は緊迫した攻防が続きました。最初に得点を挙げたのはドイツで、後半3分、こぼれ球を拾ったミッドフィールダーのキミッヒ(バイエルン・ミュンヘン)の浮き球パスを、ミッドフィールダーのビルツ(レーバークーゼン)が頭で押し込んで先制しました。しかし、ポルトガルは後半18分に同点に追いつきました。途中出場したフォワードのフランシスコ・コンセイソン(ユベントス)が右サイドでパスを受け、素早いドリブルで一気にゴールを目指し、そのまま鋭い左足のシュートで得点を決めました。同点後はポルトガルが勢いを持ち、最後は再びエースのロナウドが決勝ゴールを決め、試合を決めました。彼のプロキャリア通算得点は937に達しました。40歳となった今でも、その衰えを感じさせないエースは、依然としてゴールマシンとして君臨し続けています。ポルトガルは第1回大会(2018-19年)以来、3大会ぶりにファイナル進出を果たしました。次に行われる決勝では、スペイン対フランスの勝者と対戦します。

【DeNA】バウアー選手を訴えた女性に和解条項違反で約4490万円の賠償命令

アメリカ・ロサンゼルス上級裁判所は2日、DeNAのトレバー・バウアー投手(34)を性的暴行で訴えた後に和解した女性に対し、その和解条件に違反したとされるために賠償金30万9832ドル2セント(約4490万円)を支払うよう命じました。この件は3日にロサンゼルスタイムズ紙が報じました。報道によると、女性は和解後にSNSで「バウアーが本来は彼自身のものである保険金を私に渡し、私が反訴を取り下げるようにした」という内容を投稿しました。これを受けて、バウアーは提訴し、女性が「和解の対価として金銭が支払われた」と口外することを禁じた和解条件を違反したと認定されました。

長嶋茂雄さんが愛した宮崎のうどん店「重乃井」75歳店主「約束がある。作り続けます」/連載

長嶋茂雄さんは多くのファンに愛された存在です。彼に対する想いを持つ人々の心に残る思い出を紹介します。第1回目は、長嶋さんが愛したうどん店の味を今も守り続ける店長のお話です。   ◇   ◇   ◇   「ばかもんが!」。長嶋さんの思わず出た感情。それを聞いたのは宮崎市の釜あげうどん店「重乃井」の店主、伊豫展子さん(75歳)。10年前、一緒に店を切り盛りしていた夫の史之さんが66歳で亡くなった後のことです。長嶋さんは脳梗塞の後遺症で右半身にまひがありながらも、2月の宮崎キャンプ訪問を1泊延ばして店を訪れました。「60代で逝くなんて…。まだこれからじゃないか!」仏壇は座敷の奥にあるため、座敷に上がることはできなかったものの、長嶋さんは左拳を突き出し、悲しみの声を上げました。彼は父母の代から通い続け、60年以上にわたるお客様です。そして、「店を守ってつないでくれよ」と伊豫さんに背中をたたき勇気を与えました。「この味を守り続ける」と彼女は決意しました。長嶋さんが店に立ち寄ると、1〜2時間は滞在するのが常でした。野球の話はせず、「スポーツは素晴らしいね」と他の競技の話題で盛り上がることが多かったです。記念に居合わせたお客様にサインを求められた際も、拒否したことは一度もなく、「いる人は並んでね」と満面の笑みで応じていました。親しくなるにつれ、別の一面を見ることもありました。東京ドームに夫婦で招待してもらった際、ミスが続き負けた後の姿は印象深く、記者も近寄りがたいほどの真剣な表情でした。監督室に1人で入ると、「ガチコーン!」と物が壁にぶつかる音が響き、夫婦で顔を見合わせました。「嫌な試合を見せちゃったな。プロのすることじゃないよ」。部屋から出てくると、元の笑顔に戻っていました。昨年12月、正月用に恒例のうどんを送りました。お礼状は左手で書かれたサイン入りで、置き時計が贈られてきたこともあります。伊豫さんは、「『時を刻み続けてくださいね』という意味だと思う」と話します。しょうゆとだしとみりんで8時間かけて作るつゆ。75歳の体には辛い作業ですが、「約束がある。作り続けます」と決意を新たにしています。次の世代のために嫁も修業中です。「あ~、これこれ」。そう言ってうどんをすする姿は鮮明に思い出せます。「親戚のような家」。その気持ちを胸に、愛されてきた味を伝えていきます。【阿部健吾】