Year: 2025

【巨人】交流戦最終戦で逆転負け、苦しい借金生活に突入 西舘勇陽は5回途中で6失点のKO

巨人は交流戦の最終戦で逆転負けを喫し、節目で借金生活に入ることとなった。交流戦は6勝11敗1分けに終わり、今季通算では34勝35敗2分けという成績となった。 試合の初回では、2番DHとして出場した坂本勇人内野手(36)が先制の今季1号ソロホームランを打ちました。この一打で18年連続の本塁打を達成し、巨人の選手としては長嶋茂雄の17年連続を超えて歴代単独4位となりました。その後、5回には二塁打、9回には右前打を放ち、今季初の猛打賞を記録。交流戦通算安打も338本となり、西武の栗山巧を抜いて最多記録を更新しました。 チームは2回に4本の安打を集めて2点を追加しましたが、先発の西舘勇陽投手(23)が試合を崩してしまいました。3回までに3-3の同点に追いつかれると、5回に3点を失い降板。交流戦で3勝目を狙いましたが、ロッテ打線に打ち崩されました。 ▼坂本は1回に今季初のホームランを達成。これが今季の89打席目での一発となりましたが、シーズン初号としては過去に15年で125打席目、18年で103打席目に次ぐ遅さでした。それでも2008年から18年続けてホームランを記録したことになります。巨人で18年以上連続して本塁打を記録したのは、59~80年の王の22年、63~81年の柴田、01~19年の阿部の各19年に次ぎ4人目となり、58~74年の長嶋の17年を上回りました。 ▼坂本はこの日3安打。今季4度目のマルチ安打で、通算671度目となり歴代9位の川上(巨人)に並びました。また、交流戦通算338安打で、西武の栗山の337安打を抜いて新記録を樹立しました。 ---

【クラブW杯】欧州の強豪パリ・サンジェルマンとメッシの所属するマイアミ、決勝トーナメント1回戦で激突

クラブワールドカップは23日にシアトルなどで1次リーグの最終戦が行われました。欧州の凄腕であるパリ・サンジェルマン(フランス)はB組で1位通過、アルゼンチンのスターFWメッシが加入したマイアミ(米国)はA組で2位突破し、決勝トーナメントの1回戦で対決することが決定しました。 パリSGはシアトル(米国)を2-0で破り、勝ち点を6としました。南米を代表するボタフォゴ(ブラジル)はアトレティコ・マドリード(スペイン)に0-1で惜敗しましたが、同じく勝ち点6を獲得しB組2位で通過しました。Aマドリードも勝ち点6で並びましたが、直接対決での得失点差で3位となりました。一方、マイアミはパルメイラス(ブラジル)と2-2で引き分けた末、ともに勝ち点5でトップ16に進みました。ポルト(ポルトガル)とアルアハリ(エジプト)の試合は4-4の引き分けでした。

【巨人】坂本勇人“長嶋超え”の1号ソロ「仕留めることができてよかった」単独歴代4位の18年連続弾

巨人の坂本勇人内野手(36歳)が“長嶋超え”となる今季1号ソロ本塁打を放ちました。スタメンで2番DHとして登場し、1回の1死からロッテの先発サモンズ投手に対して先制の一撃。内角への直球、変化球を見極めて1ボール1ストライクからの3球目、甘く入った146キロの直球を逃さず振り抜くと、ボールは勢いよく伸びて左中間スタンドに入りました。プロ2年目の2008年から続く18年連続の本塁打は、巨人では長嶋茂雄の17年を超え、単独歴代4位となりました。「一振りで仕留められてよかったです」。今季89打席目で生まれた初めての本塁打は、6月24日に出たシーズン1号としては、2015年5月15日にあったヤクルト戦(東京ドーム)を超える“最も遅い1号”となりました。阿部監督らがベンチで拍手を送り、「ナイスバッティング!」の声を仲間から受けて、坂本選手は笑顔を見せました。プロ19年目を迎える今季は、開幕から11試合に出場し打率1割2分9厘と不調が続きました。2度の2軍降格と昇格を経験し、6月10日以降の再昇格後は1軍での連続出場が続いていました。スタンスの幅などを試行錯誤しながら改善を重ねた結果、生まれた一発でした。5回には左中間を破る二塁打を放ち、交流戦での通算安打数を337本としました。今季最終戦で2本を追加し、歴代1位の西武・栗山選手に並びました。困難を乗り越えてきたシーズン前半戦。ついに飛び出した一発と、プロ野球史に残る偉業が、再浮上を図るチームにとって何よりのカンフル剤となります。【阿部健吾】

【日本ハム】「サニーテラス」内覧会に「清宮函太郎」登場!店員スタイルで寿司をふるまう

日本ハムの本拠地であるエスコンフィールドに位置するFビレッジに新たにオープンする「サニーテラス」にて、24日、25日のグランドオープンに先駆けて、メディア向け特別内覧会と試食会が行われました。北海道初上陸となる世界的に有名なピッツェリア「アンティーカ ピッツェリア ダ ミケーレ北海道」や「スターバックス」、函館の人気回転寿司店「函太郎」などが出店する注目のスポットです。「函太郎」には、日本ハムの内野手である清宮幸太郎選手(26)が店員の格好で「清宮函太郎」として登場しました。本格的な名札を付けて「本まぐろ三昧です!このネタの厚さのように、チームの選手層も厚くなるといいですね」とコメントし、寿司を提供しながらPRを行いました。「ダ ミケーレ」では、斎藤友貴哉投手(30)と矢沢宏太投手(24)が「ピッツァ マルゲリータ」と北海道店限定の「サルサパタティーネのクアトロフォルマッジ」を試食。斎藤投手が「クアトロフォルマッジのポテトのパリパリ感とチーズの柔らかさが抜群にマッチしています。このチーズのように粘り強いピッチングをしたいです」と絶賛し、矢沢投手は「間違いなくおいしい。皆さんもぜひお越しください」とPRしました。このテラスは、球団OBの斎藤佑樹氏(37)が代表取締役を務める「mybase」が手がけた飲食商業施設で、北広島高校側の「ユース通り」からエスコンフィールドに続く遊歩道沿いに位置しています。今後は1階にジム、2階には温浴施設がオープンする予定です。

井上尚弥12・27サウジでWBC1位ピカソと防衛戦とサウジ長官 米老舗専門誌の動画で明かす

プロボクシング4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(32=大橋)が12月27日、サウジアラビア・リヤドでWBC世界同級1位アラン・ピカソ(24=メキシコ)と防衛戦を行うプランが明らかになった。サウジアラビア政府直轄のプロジェクト「リヤド・シーズン」を運営する同国総合娯楽庁のトゥルキ・アラルシク長官が23日(日本時間24日)に更新された米老舗専門誌ザ・リング公式ユーチューブチャンネルのインタビューに登場し、発言したもの。交渉は大詰め段階だという。また同長官は井上-ピカソ戦をメインイベントに据えた同興行が日本-メキシコ対抗戦になるとの構想も明かした。井上は9月に名古屋で元WBAスーパー、IBF世界同級王者で現WBA同級暫定王者のムロジョン・アフマダリエフ(30=ウズベキスタン)との防衛戦を予定。アフマダリエフに勝てば12月にサウジアラビアで防衛戦を計画している。一方のピカソは7月19日(同20日)、日本フェザー級9位亀田京之介(26=TMK)との同級10回戦を控える。両者ともに目前のファイトをクリアできれば対戦に向けて一気に交渉が進みそうだ。もともと井上-ピカソ戦は今年5月、米ラスベガスのT-モバイルアリーナで開催される予定だった。しかし交渉途中にピカソ側から対戦辞退する申し出があり、WBA同級1位ラモン・カルデナス(29=米国)との対戦に変更された経緯がある。

【巨人】坂本勇人が先制ソロ本塁打で交流戦通算336安打、歴代1位まであと1本「一振りで仕留めた」

2番指名打者として出場した坂本勇人選手(36)は、先制の今シーズン第1号となるソロ本塁打を放ちました。1回裏、1アウトの場面でロッテの先発ピッチャー、サモンズ選手のストレートを見事に捉え、センター席に運びました。自身89打席目での初本塁打について、「一振りで仕留めることができて良かったです」とコメントしました。この本塁打は坂本選手にとって18年連続となるものでした。交流戦での通算安打数はこれで336本となり、歴代1位の記録保持者である西武ライオンズの栗山巧選手の337本にあと1本と迫りました。坂本選手は、ソフトバンクとの試合があった10日に、約1カ月の2軍調整から1軍に復帰していました。試合前までの成績は打率0.173、7打点でした。

西武球団社長が謝罪、選手らオンラインカジノ書類送検 株主総会で「隠し事あったのか」質問飛ぶ

株式会社西武ホールディングスの第20回定時株主総会が24日、埼玉県所沢市で開催されました。株主からは、西武球団の選手5人がオンラインカジノでの賭博容疑により書類送検された件について、「今の発表になったというのはガバナンスの問題があったのか、それとも何かを隠していたのか」との質問が寄せられました。奥村剛球団社長(57)は、株主やファンに対して謝罪を行い、対象者が制裁金を受け入れたことについて説明しました。また、「なぜこのタイミングでの発表となったのかについては、シーズン前の申告から今日まで、日本野球機構との連携のもと、当局の調査において情報の取り扱いに細心の注意を払いながら慎重に進めてきました。新たに発生した問題ではありません」と説明しました。

大谷翔平に6本差!マリナーズの捕手ローリー、両リーグトップ独走32号2ラン

マリナーズのカル・ローリー捕手(28)が、両リーグトップ独走の32号本塁打を放った。2位のヤンキースのジャッジに再び4本差、ナ・リーグ1位のドジャース大谷とは6本差となった。ローリーは敵地でのツインズ戦に「3番捕手」で出場し、9ー2の9回2死二塁で迎えた第5打席。2ボール1ストライクから2番手左腕ウェンツの高めチェンジアップを捉え、左翼スタンドに4試合連続の2ランを運んだ。ここ6試合で6本と爆発。チーム77試合目で32発は年間67.3本ペースと、驚異的な勢いで量産している。この日は5打数2安打2打点で今季打率2割7分8厘、32本塁打、68打点、OPS1.048となった。

駒大が3季ぶりの東都大学野球1部昇格 日大に2連勝 鳥山穣太郎が2ラン

2部優勝の駒大が1部6位の日大に17安打11得点で快勝。2連勝で3季ぶりの1部昇格を決めた。1点リードされ迎えた2回無死一、三塁。武富航佑内野手(2年=向上)の一ゴロに間に、相手失策も絡み、三塁走者を迎え入れ同点に。なおも1死三塁から、永野陽大内野手(2年=日大三)がスライダーを捉え三塁への適時内野安打で勝ち越しに成功した。流れを引き寄せた駒大打線は、3回も2点。7回には1点を加えなおも1死一塁から鳥山穣太郎内野手(4年=常総学院)の左越え2ラン本塁打に、8回には打者一巡の猛攻で勝利を決定づけた。投げては先発の西村陸努投手(4年=岡山学芸館)から5回途中から本間葉琉投手(3年=羽黒)、7回からはエース仲井慎投手(3年=下関国際)につなぎ試合を締めた。

【横浜】大島秀夫HC、新監督に!「この難局を乗り越えるために、私自身が立ち上がる」

J1リーグで最下位に甘んじる横浜F・マリノスは24日、大島秀夫ヘッドコーチ(45)の新監督昇格を発表しました。19日にパトリック・キスノーボ監督(44)が解任され、それに伴い21日のファジアーノ岡山戦では暫定監督として指揮を執りました。試合では今季初となるアンデルソン・ロペス、ヤン・マテウス、エウベルのブラジル人トリオを3トップに配置し先発起用。しかし0-1で敗れたものの、ホーランドやキスノーボ監督時代には見られなかった躍動感ある攻撃サッカーを展開しました。大島新監督はクラブを通じて次のようにコメントしています。「まず、この難しい局面を打開するためには自分がやるべきだという強い気持ちを持っています。とにかくJ1リーグに残留するためには、我々が何をやるべきかを明確にし、横浜F・マリノスらしい戦いを見せることが重要だと考えています。チームやスタッフだけでなく、ファン・サポーターやパートナー・スポンサー、そして横浜市・横須賀市・大和市の皆さん、マリノスファミリー全員が一丸となって力を結集し、最後にはみんなで喜んでシーズンを終えられることを目指しています。引き続き、熱いサポートをお願いいたします」と述べました。25日にはFC東京との対戦が予定されています(午後7時半、日産スタジアム)。