Year: 2025

新人右腕スキーンズ、WBCで米国代表に!ジャッジに続く鮮やかな選出

MLBは13日(日本時間14日)、昨季の新人王に輝いたパイレーツのエース右腕、ポール・スキーンズ(22)が、来年3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の米国代表に選ばれたと発表しました。スキーンズ選手はメッツ戦の前に地元メディアからのインタビューを受け、「非常に特別な気持ちです。子供の頃からWBCを見て育ってきて、自分がその舞台に立つとは想像できませんでした。それだけに、もしチャンスがあるなら絶対に出場したいと思っていました」と喜びを語りました。また、デローサ監督から4月に代表に招待された際、「参加すると即答しました。とても楽しみにしています」と興奮した様子で明かしました。米国代表として選ばれたのはヤンキースのキャプテン、ジャッジ外野手に続いて2人目です。スキーンズ選手はジャッジ選手とのコラボレーションについて、「何度かジャッジと話したことがあります。同じロッカールームを共有するのは本当に素晴らしいことです」と述べました。スキーンズ選手は2023年のドラフトで全体1位指名を受け、昨年5月にデビューを果たしました。彼は11勝3敗、防御率1.96を記録し、新人王に輝いたほか、サイ・ヤング賞の投票では3位にランクインしました。今年の成績は9試合で3勝4敗、防御率2.63を記録しています。

佐々木朗希、メジャー移籍後初の負傷者リスト入り - 右肩痛が原因

ドジャースは、アスレチックス戦を前に、佐々木朗希投手(23)が右肩痛のため、15日間の負傷者リスト(IL)入りしたと発表しました。彼にとって、これはメジャー移籍後初めてのIL入りとなります。この代わりとして、JP・フェイエレイセン投手が一軍に昇格しました。 ロバーツ監督は試合前の記者会見で、佐々木の腕に「少し痛みがあるようだ」と話し、前の登板後に右肩の痛みを訴えていたことを明らかにしました。佐々木は、前回の9日(日本時間10日)のダイヤモンドバックス戦で4回を投げ、5安打5失点、2四球で降板しました。三振を奪うことができず、フォーシームの平均球速が94.8マイル(約152.6キロ)にとどまったことが懸念されています。次の登板は、中5日で15日(日本時間16日)に予定されていたアスレチックス戦でした。 佐々木は昨年オフにロッテからポスティングシステムを利用してドジャースに移籍しました。今季は8試合に登板し、1勝1敗、防御率は4.72です。

王鵬が金星で師匠・大嶽親方も興奮、大相撲の頂点で祝福の声

大嶽部屋の西前頭筆頭の王鵬(25歳)が、横綱・豊昇龍をはたき込みで破り金星を獲得しました。この注目の一戦を、王鵬の師匠である大嶽親方(元十両・大竜)は、正面と西の間の通路奥から見守りました。大嶽親方は「立ち合いでの当たりが良かった。豊昇龍の上体が浮き、ためらわずに攻めた。結果としてはたき込みになったが、手がしっかり伸びていた。思い切りの良さが際立っていた」と興奮気味に語りました。王鵬は結びの一番で特に強さを発揮しています。「勝率も高いし、そのあたりは非常に頼もしい」と続けました。大嶽親方の話を聞いていると、警備を担当する照ノ富士親方らが、次々と「おめでとうございます」と祝福の声を掛けていました。さらに王鵬は、手のかからない優秀な弟子と言われています。「朝稽古でも何も言わずとも自分からやるべきことをやる。私は何も言わない。私が言うと迷わせてしまうので、すべてを任せています。彼の相撲は私より上手だから」と照れ笑いを浮かべました。大鵬の孫として師匠の目が温かく見守る中で、彼の活躍が期待されています。【佐々木一郎】

カーショー、エンゼルス戦で18日に復帰とロバーツ監督が発表 – 左膝手術でシーズン序盤はIL入り

ロサンゼルス・ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(52歳)は試合前の記者会見で、シーズン開幕から故障者リスト(IL)入りしている左腕のエース、クレイトン・カーショー投手(37歳)が、17日(日本時間18日)の本拠地でのエンゼルス戦で先発に復帰することを明らかにしました。通算で212勝を挙げているカーショーは、昨年11月に左膝と左足親指の手術を受け、その影響で今シーズンの開幕からIL入りしました。先月中旬からはマイナーリーグでリハビリ登板を重ね、11日(日本時間12日)には3Aオクラホマシティで先発し、4回を投げて57球、2安打2失点、2四球2奪三振という内容でした。今シーズンのマイナーリーグでは5試合に登板し、合計21イニングを投げて12安打6失点、5四球16奪三振、防御率2.57という成績です。MLB公式サイトは、通常6日の間隔をあけて18日(日本時間19日)のエンゼルス戦に復帰すると予想していましたが、ロバーツ監督は「みなさんご存知のように、クレイトンは今日球場に来ているので、土曜日に先発します」と発表し、5日の間隔で復帰登板することを発表しました。カーショーは昨シーズン、左肩の手術の影響で出遅れ、7月に復帰したものの、左足親指を痛めて約1カ月後に再び戦線を離脱しました。その結果、7試合で2勝2敗、防御率4.50という成績に終わりました。メジャー通算成績は212勝94敗、防御率2.50で、現在2968奪三振を記録しており、3000奪三振まであと32個に迫っています。

ロバーツ監督、佐々木朗希の右腕痛み明かす「どうなるか分からない」中5日なら16日先発有力も

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(52)は試合前の会見で、佐々木朗希投手(23)が前回登板後に右腕に痛みがあったことを明かした。佐々木は前回9日(同10日)の敵地ダイヤモンドバックス戦に先発し、4回5安打5失点、2四球で降板。三振を1つも奪えず、フォーシームの平均球速が94・8マイル(約152・6キロ)しかなかったことが懸念されていた。ロバーツ監督は佐々木の前回登板について「長いイニングを投げることができず、残念がっていた。でも、精神的には大丈夫。体の状態としては少し腕に痛みがあったようで、普通なのかどうかを見極めているところ」と明かした。次戦も中5日での登板なら、15日(同16日)のアスレチックス戦での先発が有力。本来ならば2日前のこの日にブルペン入りするが、同監督は「それはマーク(プライア-投手コーチ)に聞いてみないと分からない。まだマークともロウキとも今日は話していないから、どうなるか分からない」とした。【ライブ速報】ドジャース-アスレチックス

大谷翔平、出るか3試合ぶり13号 「1番DH」でアスレチックス戦/速報中

ドジャース大谷翔平投手は「1番DH」で先発出場。 3試合ぶりの今季13号本塁打に期待がかかる。 2025年全本塁打写真特集 チーム123456789計 0 0 大谷翔平第1打席 ドジャース対アスレチックス 試合前練習でキャッチボールするドジャース大谷(撮影・滝沢徹郎)

【陸上】ウクライナの妖精マフチフ「失敗しても大丈夫」“眠れる森の美女”が大切にする競技観

陸上女子走り高跳びで注目を集めるヤロスラワ・マフチフ(23=ウクライナ)が、2024年のパリ五輪での金メダルに向けた意気込みを語りました。9月に控える東京での世界選手権に向けて、彼女の期待は高まっています。13日、彼女は東京都内で日本陸上界のスターである戸邉直人(33=JAL)と対談を行いました。夏を感じさせる白い衣装で現れたマフチフ選手は、「満員のスタジアムで感じる熱気の中でベストを尽くしたい」と、連覇を目指す舞台に向けて決意を新たにしました。彼女は東京・国立競技場で18日に開催されるセイコー・ゴールデングランプリ(日刊スポーツ共催)に出場するため来日中です。今月9日には自身の世界記録に迫る2メートル2を跳び、「シーズンベストを更新したい」との意欲を見せています。ウクライナは2022年からロシアの軍事侵攻を受けていますが、マフチフ選手は世界中で活躍を続けています。「『跳んでくれてありがとう』というメッセージが私の精神的な支えになっています。今競技を続けているのは母国ウクライナの人々のためです」と力強く語りました。さらにイベントの参加者に向けて、「最も大切なのは情熱です。好きなことを見つけてください。1回の失敗は大丈夫。走り高跳びでは3回のチャンスがあります。続けること、そしてベストを尽くすことが重要です」とメッセージを送り、自分の情熱を追求することの大切さを説きました。

亀田和毅が現役続行の理由、井上尚弥との対戦を目指して「ぶちのめすのは俺」 **

** ボクシングIBF世界フェザー級1位の亀田和毅(33歳、TMK所属)が、井上尚弥という“モンスター”を倒す意気込みを語りました。13日、大阪市内の所属ジムで練習の様子を公開しました。24日にはインテックス大阪で、同級王者アンジェロ・レオ(30歳、米国)に挑戦し、3階級制覇を目指します。王座獲得のその先に見据えるのは、4団体統一スーパーバンタム級王者の井上尚弥(32歳、大橋ジム所属)とのスーパーマッチです。和毅は、現役でいる理由を「井上しかおらんでしょ」とし、「ぶちのめすのは俺しかおらん」と断言しました。    ◇   ◇   ◇ プロ46戦を経験している和毅は、余計な緊張感やプレッシャーを感じていないようです。「何も変わりはない。やることは同じ。1日1日自分に勝つことをテーマにやっている。おもろい試合になると思う。自分でも楽しみだ」と語りました。 2019年7月のWBC世界スーパーバンタム級王座統一戦でレイ・バルガス(メキシコ)に0-3の判定負けを喫して以来、約6年ぶりの世界戦となります。3階級制覇に対して、「全く興味ない」と言っていますが、その先には大きな目標があります。現役でいる理由を「井上しかないでしょ」と再び井上尚弥をターゲットに据えました。 スーパーバンタム級4団体制覇王者である井上は、来年5月にWBC世界バンタム級王者中谷潤人とのビッグマッチが計画されており、スケジュールは多忙です。しかし、もし和毅がフェザー級の王座を獲得すれば、対戦の機運が高まる可能性もあります。「井上と戦うための壁が今回のレオ。この壁を突破して、対戦に持ち込みたい」と語りました。 父でありトレーナーの亀田史郎氏(59歳)を中心に約10人のチームを編成し、試合に向かっています。今回の世界戦は試金石です。井上尚弥とのビッグマッチ実現に向け、「ぶちのめすのは俺しかおらんでしょ。今回勝ってからほえまくりますから」と意気込んでいます。【実藤健一】 ○…和毅の挑戦を受ける王者レオが、先に日本に来日していたことが明らかになりました。当初の予定では14日に来日する予定でしたが、プロモーターの亀田興毅氏にも知らせがなく「8日か9日に来日していたらしい」と述べました。興毅氏は「何で来てるんって感じ」と困惑を表しつつ、「時差に早く慣れなあかんとか、ナーバスになってるのかもしれん」と推測しました。

久保建英、セルタ戦でフル出場も決定的な活躍できず、0-1で惜敗し来季の欧州リーグ出場が消滅

日本代表のMF久保建英(23)が所属するレアル・ソシエダードは、ホームでの試合でセルタに0-1で惜しくも敗れました。久保は右サイドで6試合連続の先発を果たし、フル出場しました。この敗戦は痛いものでした。来季の欧州カップ戦の出場を目指し、試合前の時点で勝ち点差6を追いかけている中での一戦でした。試合開始わずか3分で決定機を作られる展開となり、一進一退の攻防が続いたものの、前半終了間際にカウンターから先制点を許しました。1点を追う後半、勇気を持って攻撃を仕掛けたものの、最後まで相手ゴールをこじ開けることができず、無得点で終わりました。ホームでの悔しい敗戦となりました。試合中、久保は位置にこだわらずに動き回り、攻撃の糸口を探りました。後半20分すぎには鋭い動きで相手のボールをカットし、ビルドアップに参加するなど試行錯誤を重ねました。さらに同30分には右サイドからの強引な突破で3人を抜き、相手陣でファウルを獲得するなど奮闘しましたが、決定的な成果を上げることはできませんでした。チームはこれで6試合勝利がなく、7位のセルタとの勝ち点差が9に広がり、残り2試合での逆転は不可能となりました。来季の欧州リーグ出場権は消滅しました。また、欧州カンファレンスリーグの出場権も、消化試合が1試合少ない8位ラヨ・バリェカノとの勝ち点差が4であることから、厳しい状況に追い込まれています。

** 日本代表、9月の米国遠征が決定 名将との対戦に期待 森保一監督「非常に重要」 **

** 日本サッカー協会(JFA)は14日、FIFAランキング15位の日本代表が9月に米国を訪れることを発表しました。9月6日(日本時間7日)には、カリフォルニア州のオークランドでFIFAランキング17位のメキシコ代表と対戦し、9月9日(日本時間10日)にはオハイオ州コロンバスで16位の米国代表と戦います。 これは2026年ワールドカップの開催国での試合であり、日本にとっては非常に重要な準備の一環となります。すでにワールドカップへの出場を決めた日本は、予選真っ只中の欧州や南米の強豪国との対戦はできない状況ですが、この遠征を通じてランキング上位国との貴重な試合を行うことが可能になります。 監督の森保一さん(56)は、「ワールドカップに向けたチーム強化の過程で、この試合は非常に重要です。我々の現状を確認する絶好のチャンスとなります」と述べ、試合の意義を強調しました。メキシコ代表を率いるのは、かつて日本代表監督を務めたハビエル・アギーレ監督です。過去にスペインでの八百長疑惑で契約が解除されましたが、その後は無罪となった彼との再会となります。一方、米国を指揮するのは有名クラブ、トットナムやチェルシーの監督を歴任したマウリシオ・ポチェッティーノ氏です。 森保監督は意欲を見せ、「これらの相手にも確実に勝利し、さらに高みを目指したいと思います。2026年ワールドカップ本大会で最高の景色を見るために、選手・スタッフ全員で準備を進めてまいります」と約束しました。 メキシコ代表戦 ・日程: 9月6日午後7時(日本時間7日午前11時) ・会場: オークランド・コロシアム 米国代表戦 ・日程: 9月9日午後7時37分(日本時間10日午前8時37分) ・会場: Lower.comフィールド