Year: 2025

大谷翔平が「二刀流」で復活!「1番投手」としてドジャースタジアムで初登板

ついに大谷翔平が投打での活躍を再開しました。ドジャースに所属する大谷選手(30)は、パドレスとの本拠地試合で、「1番投手」としてスタメン出場を果たしました。 ピッチャーとしての出場は、エンゼルス時代の2023年8月23日に行われたレッズ戦(エンゼルスタジアムでの2番投手)以来、663日ぶりとなります。メジャーリーグ通算で87試合目の登板で、ドジャース移籍後では初めてのことです。 エンゼルス時代にはドジャースタジアムでの登板経験はなく、今回が同スタジアムでの初登板となります。「1番投手」としての登場は、2023年6月2日のアストロズ戦以来、745日ぶりです。 大谷選手は10勝をマークした2023年のシーズン後、9月に2度目となる右肘の手術を受けました。それから19カ月にわたるリハビリ期間を経て、ついにマウンドに復帰しました。今回の試合では、先発で1イニング投げる予定です。 ★大谷選手の手術後の経過 2023年9月19日 2度目の右肘手術。 2024年3月25日 キャッチボールを再開。 8月24日 手術後初のブルペン入り。 9月21日 年内最後のブルペンを8度行う。 11月5日 WSで負傷した左肩を手術。 2025年2月15日 キャンプ中にブルペン調整。 2月25日 開幕前最後のブルペン。打撃調整に重点を置き、投手調整は控えめに。 3月29日 開幕後初のブルペン入り。 5月10日 調整再開後10度目のブルペン。イニング間のインターバルを設けて35球投げる。 5月17日 ブルペンで術後最多の50球。 5月20日 キャッチボールによる調整で、肘に負担のかかるスライダーを再び投げ始める。 5月25日 手術後初のライブBPに登板。エンゼルス時代の2023年8月以来の打者との対戦。5人に合計22球を投げる。 5月31日 2度目のライブBPで、ドジャーススタジアムでの初登板。2回想定で7人に29球。 6月10日 3度目のライブBP。3回想定で11人に44球。

水原一平被告が収監 西海岸を希望したが米大陸東部の刑務所へ 警備レベルの低い施設

ドジャース大谷翔平選手(30)の銀行口座から不正送金し銀行詐欺などの罪で禁錮4年9月が確定している元通訳、水原一平被告(40)が収監期限だった16日(日本時間17日)、東部ペンシルベニア州の連邦刑務所に収監されたと連邦刑務所局が明らかにした。収監は同被告の要望で2度延期されていた。本人は居住地であるカリフォルニア州がある西海岸での収監を希望していたが、その望みはかなえられず、米大陸の反対側である東海岸、ペンシルベニア州アレンウッドの刑務所に入った。ESPN電子版によると、ここは警備レベルの低い施設だという。水原受刑者は大谷の通訳だった21年11月ごろから昨年3月ごろにかけて違法スポーツ賭博で多額の借金を抱え、大谷の口座から無断で胴元に送金。盗んだ額や約1659万ドル(約24億1000万円)と伝えられている。賭け総額は3億ドル(約435億円)に上り、借金総額は約4100万ドル(約59億円)だったという。複数の米メディアによると、同受刑者は刑期終了後、日本へ強制送還される見込みだという。

大相撲Vパレードカー使用に“待った?”豊田会長は引き取り示唆、トヨタは「協会と協議します」

大相撲の幕内優勝力士が千秋楽のパレードで使用するトヨタのセンチュリーSUVオープンカーの継続使用について、停止状態となるのか? 12日に愛知県豊田市内で開かれたトヨタの株主総会で、豊田章男会長(69)が株主からの質問に答えました。その中で、日本相撲協会を退職した白鵬翔さん(40)への支援について問われ、センチュリーの提供を一度引き取る可能性を示唆しました。16日までに日刊スポーツの取材を受けたトヨタ広報部は、「センチュリーの提供については今後、日本相撲協会と協議してまいります」と述べ、現時点での継続可否については言及を避けました。現在のセンチュリーは昨年1月の初場所から使用されています。当時の宮城野親方だった白鵬さんと豊田会長の親密な関係から、ベンツやアウディといった海外メーカーの車両が日本製に切り替わりました。「世界に1台だけ」(豊田会長)という特注車で、価格は2,500万円以上します。以前は海外メーカーの黒色でしたが、相撲界と国産メーカーの連携により、白星をイメージさせる白色に変更されました。この車両は、二人の深い関係性が実現した唯一無二のVパレードカーでした。協会を退職した白鵬さんは「世界相撲グランドスラム」構想を示し、トヨタ率いる豊田会長がスポンサー候補として挙がっています。また、14日付でアマチュア相撲を統括する日本相撲連盟会長にも就任しました。今後も協力して活動を進めていく流れが見られます。5月の夏場所でも2場所連続4度目の優勝で新横綱の地位を手にした大の里がこの車に同乗しました。トヨタの本拠地である7月の名古屋場所で優勝力士が乗る車はどうなるのでしょうか。

大谷翔平、ナ・リーグ最多得票 オールスター戦の中間発表「DH部門」139万8771票

米国メジャーリーグ機構は16日、アトランタで7月15日に行われるオールスター戦の先発選手を決定するためのファン投票の第1回中間結果を発表しました。ナショナル・リーグの指名打者(DH)部門で活躍するドジャースの大谷翔平選手が、139万8771票を獲得し、同リーグで最多の票を得ました。 このファン投票は2段階で行われます。26日までの第1次投票で各リーグの最多得票選手は、先発出場が決定されます。ナ・リーグの全体2位には、大谷選手のチームメイトである一塁手のフリーマン選手が113万6389票で続いています。DH部門での2位は、15日にレッドソックスからジャイアンツに移籍したディバース選手が79万6382票を獲得し、3位はカブスの鈴木誠也選手が35万8138票で追う形となっています。 アメリカン・リーグでは、ヤンキースの外野手ジャッジ選手が156万8527票を獲得し、全体1位にランクインしています。全体1位以外の各ポジションで上位2名(外野手は6人または4人)が、6月30日から7月2日まで行われる最終投票に進むことができます。(共同)

【Q&A】大谷翔平の「二刀流」電撃復帰の見所は? ストライク率、投球スタイル、観客の影響…

【ロサンゼルス(カリフォルニア州)15日(日本時間16日)=斎藤庸裕】2023年9月に行った右肘の手術から回復したロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)が、待望の「二刀流」で復帰します。現地16日午後7時10分(日本時間17日午前11時10分)から行われる本拠地でのサンディエゴ・パドレス戦に先発することが決まっています。監督のロバーツによると、短期間での登板となり1イニングを投げる見込み。復帰はオールスター戦の前後と思われていましたが、サプライズの早期復帰となりました。2022年8月23日以来、実に663日ぶりの二刀流での出場。その見所をQ&A形式でご紹介します。   ◇   ◇   ◇慎重にリハビリを進めていた大谷が突如復帰することになりました。当然、球団の役員やリハビリ担当スタッフ、チームドクターとの綿密な話し合いを踏まえた判断です。しかしながら、長期的な「二刀流」の継続を考えると、突然の復帰には不安もあります。1イニングながらも、注目すべきポイントをご紹介します。◆Q1 無事に復帰登板を完了するために必要なことは?まず重要なのはストライク率です。緊張感を抑え、いつも通りの制球ができるかが鍵となります。1度目のトミー・ジョン手術から復帰した際の2020年7月のアスレチックス戦は苦戦しました。1回途中3安打5失点3四球でアウトを一つも取れず降板。球数30球でストライク率は50%、フォームに力強さがありませんでした。今回は2度目のライブBP(実戦を想定した投球練習)でストライク率44%と制球に苦しんだものの、10日のライブBPでは57%まで向上しました。さらに、通常のキャッチボールでも前向きで、動作確認での自信ある姿勢は好材料です。1度目の復帰時には、右肘の違和感から首をかしげることもありましたが、今回は順調です。 ◆Q2 投球スタイルはどうなる?3度のライブBPを経て、球速は約95マイル(153キロ)前後を記録。最速は97マイル(156キロ)に達しました。今回は、負担がかかる横曲がりのスイーパーを多投するのではなく、手元でボールを動かすスタイルにシフトしています。この変更により、打者を戸惑わせる狙いがあります。直球の平均球速は過去の復帰戦では92.9マイル(149.5キロ)まで落ち込んでいましたが、今後の速球系の球威が注目されます。◆Q3 観客という環境のプラス面は?コロナ禍で無観客だった前回の状況とは対照的に、今回は5万人以上の観客が集まり、熱烈な声援が響き渡ります。ファンの興奮が大谷を後押しします。制御しつつも、精神的に集中して投げることができる環境は大きな利点です。◆Q4 強打者たちを封じることはできるか?パドレスの一強であるタティス、アラエス、そしてマチャドらを止める力があります。強敵が立ちはだかりますが、万が一打たれても、ロングリリーフができる右腕カスペリアスが控えとして待機しているため、サポートできます。663日ぶりの先発マウンド。その1イニングを皮切りに、メジャーで前例のない二刀流の復帰プランがいかに成功するか。これは大事な第一歩です。 <大谷の投手復帰までの経緯>2023年9月19日 2度目の右肘手術実施。2024年3月25日 キャッチボールを再開。8月24日 手術後初のブルペン入り。9月21日 8度目で年内最後のブルペン。11月5日 WSで負傷した左肩の手術。2025年2月15日 キャンプでのブルペン入り。25日 開幕前最後のブルペン。打者調整優先のため、投手としての調整は控えめに。3月29日 開幕後初のブルペン投球。5月10日 調整再開後10回目のブルペン。イニング間を想定したインターバルを挟んで35球投げる。17日 ブルペンで術後最大の50球を投げる。20日 キャッチボールでスライダーを解禁。25日 手術後初のライブBP登板。エンゼルス時代以来の打者との対戦で22球。31日 2度目のライブBPでドジャースタジアムで初登板。7人に対し29球。6月10日 3度目のライブBPで44球。

【テニス】錦織圭、ウィンブルドン選手権を欠場 - マネジメント会社が発表

日本を代表する男子テニス選手、錦織圭選手(35歳、ユニクロ所属)が、6月30日に開幕する世界四大大会の一つ、ウィンブルドン選手権(イギリス)への出場を見送ることが明らかになりました。16日に彼のマネジメント会社が公表しました。

日本バレーボール協会、国籍変更選手を巡り関係者処分「本当に大反省しております」川合俊一会長

日本バレーボール協会(JVA)は16日、都内での臨時理事会後にオンラインで会見し、国籍変更選手を巡る対応に不備があったことを受け、関係者の処分を発表した。川合俊一会長と国分裕之専務理事が出席。事実と異なる文書をつくったなどとして、マーケティング本部長のけん責処分を報告。同会長は「帰化申請支援」はJVAの本来の業務ではないと説明した上で、「いろいろな方に迷惑をかけた。執行部は責任を感じないといけない。私と執行理事が給料の一部を返上する形にしたい」と、自身の給与の一部返納についても決定した。額などについては今後検討するという。この問題では協会の対応に不備があったとしてコンプライアンス委員会が調査を行っていた。同会長は「夢を持った選手にしっかりとした情報を与えていたら、また違った方向にいったんじゃないかな。これは本当に大反省しておりますんで。今後こういったことがないように尽力する」と、ガバナンス体制を強化し再発防止に努めるとした。

大谷翔平の電撃投手復帰に「眠れないよ」サイ・ヤング賞3度の名投手も驚き「ついに来たんだ」

レッドソックスなどで3度のサイ・ヤング賞を受賞したペドロ・マルティネス氏(53)は、米国のテレビ番組「MLB Central」で、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平投手(30)の投手としての復帰について触れました。 大谷は現地時間16日(日本時間17日)のパドレス戦に先発登板予定で、2023年8月23日以来、633日ぶりに二刀流で試合に臨むことになります。マルティネス氏はこのサプライズに「ついにこの日が来たんだ。予想はしていたけれど、それでも信じがたい。肘に2度の手術をした後にこのレベルに戻るのは非常に珍しい。限られた時間で球威も制球も回復するのはほぼ不可能だと思っていた。しかし大谷は例外だった。既に2年前の彼に近い状態に戻っているように見える。しかも彼は単なる投手ではない。毎日DHとしての役割を果たしながら、自分のペースで登板日を選んでいる」と感嘆の声を上げました。 さらに、かつてヤンキースの松井秀喜さんとワールドシリーズで白熱の対戦を繰り広げた名投手も「投手大谷」の復活に心を躍らせているとのこと。「もし明日の登板が順調に終われば、7月末には先発ローテーションの一角を担うだろう。他の29球団にとっては大きな脅威となり、ドジャースが大谷を獲得したことがどれほどのインパクトを持つかを示すだろう」と語っています。 最後に、マルティネス氏は笑顔で「明日は絶対に見逃せない試合になる。今日は寝られそうにないね」とコメントを結びました。 マルティネス氏はドジャースやエクスポズ(現ナショナルズ)、レッドソックス、メッツ、フィリーズなどでプレー経験があり、通算で3度のサイ・ヤング賞、最多奪三振、5度の最優秀防御率など数々のタイトルを獲得した名投手です。

大谷翔平が「投打」二刀流復活!オープナーで663日ぶり先発へ/パドレス速報します

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平投手が久々の先発出場を果たします。 今回は1イニング限定のオープナーとしての起用が予定されており、打者としても同時に出場します。最後のマウンドは2023年8月23日のレッズ戦で、今回はその時からおよそ1年10カ月、663日ぶりの先発となります。 この試合でサンディエゴ・パドレスの先発は右腕ディラン・シースが務めます。 試合開始予定は午前11時10分です。試合が始まり次第、速報でお伝えします。 チーム123456789計 パ 0 ド 0 大谷翔平第1打席 大谷翔平第1回 1番   2番   3番   ドジャース大谷翔平(25年4月) ドジャース対パドレス 試合前練習で談笑するドジャース佐々木(左)とパドレスのダルビッシュ(撮影・滝沢徹郎)

ロバーツ監督「正直なところを言えば少し怖い」初めて直面する「二刀流」マネジメントに本音

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(52)へのABEMA独占インタビュー企画「おはようロバーツ」が16日午前8時に放送されました。ロバーツ監督は、初めて経験する「二刀流のマネジメント」についての率直な思いを語りました。「正直に言うと少し怖いですね。投げ始めるとケガのリスクが高まることが心配です」と、投手としての登板が多くなることでの怪我のリスクを懸念していると述べました。その一方で、両リーグ2位の25本塁打を誇る大谷選手はチームの中心的な打者でもあります。大谷がもし試合に出られない状態になれば、チームにとって大きな打撃になることは明白ですが、「でも二刀流は正しい選択だと思います。翔平自身が強く望んでいることですから」と、大谷選手の意志を尊重する姿勢を示しました。監督として10年目を迎えたロバーツ氏ですが、二刀流の選手を扱うのは今回が初めての経験です。起用に対するプレッシャーなどについては「もちろんあります。おそらく後で分かることですね」と語りました。大谷選手は2023年のエンゼルス時代、23試合に先発し、登板の翌日は試合を欠場していました。ドジャースでも同様のスタイルを採用するかについては「まだ決めていません。現時点では決めたくないです」とはっきり述べました。続けて「もし先発後に彼が『調子が良い』と言えば出場させますし、『少し疲れている』と言えば休ませます」と、考えているプランを明かしました。